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【favyメンバーインタビュー】Vol.1 グルメメディアが飲食店を運営する理由

飲食店サポートdiv. プロジェクトマネージャー
サンチェス下田

こんにちは、こんばんは!favy人事の丸尾です☆
「食のマーケティング会社」として日夜奮闘しているfavyですが、実際はどんな風に働いているのかがあまりイメージしにくいようです。例えばITベンチャー企業なのにどうやって飲食店を運営しているのかなど。

なので今回、人事部長の渡辺と共に個性豊かなfavyメンバーをピックアップしてご紹介していくことにしました!
少し長いですが、favyメンバーのリアルな声を皆様に届けることができるようにありのまま書きました。最後までお楽しみください✨😊


Q.まず、下田さんのご経歴を教えてください。

大学時代から飲食店でずっと働いてました。 学生の時に猿岩石ブームでバックパッカーが流行っていたので、よく海外にバックパッカーをしていたんですよ。その際に、訪ねた国の飲食店で食べたものや知り合った人達の思い出って旅におけるメインの思い出じゃないけれど、旅を彩る上では重要な要素だなとすごく感じたんです。人が集って上手いもん食って酒のんでとか、カフェで一人で本読んで、、食べた物やそこで過ごした時間って非常にいいものだなと。

こっちに帰ってきてじゃあ就職しましょうってなったときに、今度はそういう空間を作れる立場になったんだと思いました。お店を作る仕事がしたいと思ったから、大学卒業した後はグローバルダイニングっていう会社に東証二部に上場するタイミングで新卒として入りました。約2年くらい働いたのが飲食としてのキャリアのスタートですね。

そこを経て、少し色んな業態を見たいなとおもって、カフェだったりドリップコーヒーの専門店だったり、夜はレストランやバーテンダーになったりで、フリーターとして色んな業態を一通りやった後に、25歳の時に友人と独立して会社を作った経験があります。
そこでは約5年間で3店舗お店を開くことができて、個人経営の難しさ、お店をどんどんオープンすることの楽しさ、そもそもメニュー開発をしたりして物事を決定することの難しさを経験しました。

その後、色んなことがあってそのお店を任せて、広島のスイーツ・カフェをやっている会社にちょっと縁があってジョインすることになりました。全国の40店舗ある中でその統括マネージャーを約5年間ぐらいやらせていただいたって感じですね。

そこにスイーツ工場がありましてそこで作っている冷凍ケーキをスティック状にするとお店用になるんですけど、板状にして業務用に販売できないかと思い至りプロジェクトを立ち上げて、それを業務用に販売するという程営業の新規開拓の仕事を1年ほどしていました。

Q.では、ずっと飲食畑なんですね。

そうですね。基本的には飲食畑ですね。お店のことをやったり本部のことをやったりしながら飲食にまつわることを一通りずっとやってきた感じです。

Q.その経緯でfavyに入ったきっかけって何ですか?

自分でお店をやっている時も、その後のスイーツ・カフェをやっていた時もそうだったのですが、ネットは個人的に好きでお店のブログとかはずっとやっていました。その上でネットってもっと上手く使えないのかな?と思っていたんです。

具体的に言うと、某グルメサイトなどに登録していたんですけど、お金を払ってやっていっている割にはイマイチ効果を実感できないというか、費用に見合った結果なのかどうかが分からなかったんです。

あと、周りの仲間達が開けていったお店も凄く面白いことをやっているのに、結局ネットの事が全然わかんなくて、本当に面白いメニューが出来たことを外に発信して告知することが出来ない。みんな集客ができなくなっててお金が回らなくなってどんどん潰れていく。 。みたいなことを目の当たりにした時に、世の中に情報発信を含め、みんながネットを上手く使えるようにならないと今後お店ってどんどん潰れていくんだろうなと思いました。 でも機械に弱いから、、と言ってる時代はとうに過ぎ去っていて、ということを現場感として体感したんです。

ちょうどそのタイミングでWantedlyを見ていて、そのまんまな会社、つまり自分が思っていることを解決しようとしていた会社を見つけまして、それが「favy」だったんです。

Q.なるほど。favyが掲げている『飲食店が簡単に潰れない世界をつくる』って言うところがピッタリ当てはまったんですね。

そうですね。僕自身がやっていた会社も潰れかけていたことがあり、やっぱり苦しくなって。。 楽しいと思って始めたのに、やって3年目ぐらいでお店を辞めることしか考えてなかった。 んで、なんでだろうって考えた時に、色んな問題があったんですけど。こういう状況が訪れてしまうことが残念だなって。

潰れない世界みたいなものを作ろうとした時に、ネットの力を借りて飲食店が潰れずにみんながHAPPYになれる世界が創れれば最高だなぁと思ってたんです。そしたらドンピシャの会社を見つけてしまったんですw

Q.実際に飲食業界からIT業界に入ってみて、良くも悪くもギャップみたいな部分ってありましたか?

はいwネットに詳しい飲食店のあんちゃんみたいな感じで入ったんですが...始めは100%役に立ちませんでしたwwひょっとしたら転職は間違いだったかもと思う瞬間も多々あったんです。 なんですけど、僕の場合求められていることがネットの知識を付けてネットの世界で戦うとかではなく、 飲食店とネットの世界の架け橋になることがミッションだと途中で気付いたんです。

そこから先は凄く気持ちが楽になりました。 まぁ。それでもネットの世界の山は凄く高かったんですけどね。慣れるまで大変でしたが、 自分のポジションを見つけることが出来てからはわりとスムーズにお店とのやり取りとかも出来るようになりました。

Q.飲食店とfavyの大きな違いって何かありましたか? 例えば、「favyらしさ」の部分にも関係する点だと、スピードの面や自立自走の部分だったりはどうでしたか?

まずスピード感が圧倒的に違いますね。それは間違いない事実で、どのくらい違うかというと

150倍ぐらい違うw

あとは、僕自身の話として色んな立場になって自分で会社を立ち上げた時もそうだし、スイーツカフェの40店舗のマネージャーになったときもそうですけど、やっぱり通用しない自分が居た時に今まで培ってきた能力だけだとこれは生きていけないなと、実感して挫折するタイミングは何度もありました。一旦全部捨てて学び直すというか言われた通りにやってみてそこから少し出来るようになった時に自分のやり方を見つけようみたいなことは、もともとテーマとして持ってたんですよ。

なので、アンラーンという部分においては、遅い遅いとはみんなには言われるけれども、自分では意識してやっています。

Q.いまやっているプロジェクトは具体的にはどんな内容なんですか?

いまは、元々メディアの会社が直営店を立ち上げるっていう所に最初から関わらせてもらってます。 その直営店を”テスト店舗”として運営しています。他の飲食店さん達にもっともっと新しい業態とか新しい飲食店の運営の考え方とかを広めていくためのテスト店舗でありモデル店舗を作って業態開発をしていくっていうお仕事をやらせてもらってます。

誰もやったことがないことをしながらも、四苦八苦しながらというか高速PDCAを回しながら、極力高速で回せるように意識しながらやっているという感じです。

Q. そのモデル店舗っていうのはなんですか?

まず一般の飲食店のことから説明しますね。 例えば、コーヒーマフィアにおいては、そもそも飲食店の売上はお客様が来店されて物を注文される、その対価としてお金をいただいてそれで飲食店の運営って成り立っているんですね。そこには原価とか人件費とかがあって、でもそのモデルは天候だとかの外的要因によって飲食店の売上が簡単に上下するんです。凄く忙しいときもあれば全然暇な時もあり、台風だったり雪だったり、ちょっと雨降っただけで売上が下がったりというのが一般的だったんです。

けれど、コーヒーマフィアは”定額会員制”というモデルにチャレンジしていて、これは月々2000円をお支払いただければ何杯でも飲み放題、無料でご提供するというシステムです。勿論無料でお出ししていて原価はかかってしまいますが、2000円という額が定期的に確実にお店に入ってくるというモデルなんです。

それって今までの飲食店のキャッシュポイントとしては全くなかったものでして、要は”売上を上げる”ではなく、”会員を増やす”ということで毎月安定してお金が入ってくるという店舗としての一つの新しいモデルかなと思っています。 そういった意味でのモデル店舗です。

Q.いまやってる仕事、favyでやっていることで面白いわぁと思うポイント、やってて楽しい!と思えるポイントってどこですか?

僕がいる部署というかやっているお仕事って、今まで全く誰もやったことがないことを作り上げていく作業なので、 苦労もあり産みの苦しみは沢山あります。

そもそも全く世代の違うインターンの子だったり、仕事に関する考え方だったりお金に関する考え方、飲食業界に関する考え方が(価値観が)まったく異なる人達と一緒に一つのプロジェクトを担うというのが凄く刺激的で毎日楽しいです。

やっぱり若い子達の発想って、僕らの凝り固まった発想とはまったく違うので新しい刺激がもらえるのでそういった部分が凄く面白いです。

Q. インターンとかの若いメンバーも一緒にプロジェクトに参加出来るんですか?

そうですね。若い子たちにもどんどん任せていく社風でもあるので、インターンの子がクラウドファンディングで900万円以上の金額を獲得することもfavyでは起きているので、それぞれが得意な分野を活かしながら事業を回していくことに凄く魅力を感じています。

この歳になってこんなにインプットすることだらけなんですよね。 多分、飲食業界で38才でキャリアを積んでいて、インプットさせてもらえる、または怒られるなんてことはあんまりないと思うんですwだからこそ凄く刺激的だし、日々、それが楽し過ぎますね。

Q.最後に2つぐらいご質問したいです。下田さんにとって、favyらしさとは?

「とりあえずやってみる」
まずはやってみるっていうのが最大のfavyらしさだなと思っています。

僕がいた飲食業界っていうのは、スタート切るまでにすごく時間がかかるし、飲食店にかぎらずなのですが誰かの決済を待っていて、結局やろうと思ったことを結局1ヶ月先2ヶ月先に決済を終えて、ようやくスタートする頃には旬が過ぎているということは多々あるんですけど。 やろうぜってなった時に、ロジックがきちんと通っていればその日にでもGoできる。

そのスピード感と、まずはやってみる。やった結果がどうだったかっていうファクトを元に、次のPDCAを回すというのがfavyらしさだと思います。

Q、好きを仕事にできていますか?

色んな営業のお仕事とかもやらせてもらいつつ、なんだかんだ言ってやっぱり店に絡んでる。心底お店に関わる仕事が僕のライフワークなのかなと。

一旦嫌になって飲食業界に背中を向けた立場ではありますけれど、こうやって事業を1個立ち上げるみたいなお仕事をやらせてもらってるので、やっぱり楽しいですよねw

好きじゃないと出来ないと思うし、大好きじゃないと出来ないって思ってます。

「好きを仕事に出来ている」と120%実感しています。

Q.おかわりでもう一個だけ。中長期的にfavyをどうしたいですか?自分でもこうしたいみたいなのはありますか?

はい、まぁ「飲食店が潰れない世界をつくる」っていう社是のもと、favyでは色んな部署の人が活躍されているんですけども、僕のいるポジションとしては新規の飲食業態を立ち上げる、モデル店舗を作っていく以外に、今後動画事業などに携わらせていただく予定なので、今までにない事業をどんどん新しい事業を若いインターン生を含めて起ち上げていきたいなと思っています。

そして、本当に飲食店さんがすごく簡単にものが注文できたりお店を立ち上げることが出来たりという世界を、もっともっとリアルに身近にさせていけるような企業にするためにはまだまだ難しいことがいっぱいあるので、「やると言ったら1週間後には出来ている」という世界を作っていきたいです。

Q. 最後に言いたいこととかありますか?

今度キャンプに行ってきます!w 休む時はガッツリ休んできます。


【終わりに】

最後にサンチェスさんと人事メンバーでパシャリ📷✨
下田の兄貴、ありがとうございました!!!


下田さんのように飲食を一度諦めかけたけど、やっぱり飲食が好きな方。
飲食業界のWEBへの抵抗が拭えない今を痛感していてなんとかしたいと思ってる方。

ぜひfavyで飲食業界全体を変えるために、一緒に戦いましょう!!🔥

《飲食業出身者枠》グルメメディア「favy」で一緒に業界を変えましょう!!

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