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外国人、新卒関係なく平等にチャンスがあるPR TIMESでバックエンド、インフラを極めたい

PR TIMESでは新卒や外国人などバックグラウンドに関係なく、技術力を活かして多様なエンジニアが活躍しています。今回はベトナムから新卒で入社したSongさんに、PR TMESでどのようなエンジニア人生を実現しているのかお話を伺いました。

(プロフィール)
Song Tran Van
開発本部 開発チーム所属。
2020年10月入社。バックエンドエンジニア。ベトナムでのジョブフェアでPR TIMESと出会い入社。2022年4月社内表彰にてBig Growth賞を受賞。ベトナム出身。
※Big Growth賞:大変なときも前向きに取り組み続け、半期で最も変化・成長を遂げたメンバーに贈る賞

業務が自分の技術力向上につながっていると実感

-現在のお仕事内容を教えてください

バックエンドエンジニアとして開発本部に所属しています。現在の具体的な業務としては二つあり、一つ目はPR TIMESのプレスリリースページのリプレイスで、インフラとバックエンドを担当しています。こちらは今年の3月から始まって、来月中に最初のリリースを出す予定です。

もう一つはPR TIMESのセキュリティ改善プロジェクトです。こちらは新卒2名と私のチームで、エンジニアの業務に加えてリーダーとして新卒の教育も担当しています。

-プレスリリースページのリプレイスはユーザーにもインパクトがある開発ですね。どんなところにやりがいを感じますか

プレスリリースページのリプレイスにあたっては、AWSとFastlyを学びながら進めており、業務が自分の技術力向上にも直結していてやりがいを感じています。AWSだとECS、ルートフィッツツリーやALBなど、FastlyはCDNに関わる技術について深めることができました。

-大変だったところはどんなところですか

新しい技術の勉強をしながら実装もするので、試行錯誤しましたし失敗もたくさんありました。

Fastly VCLのDirector導入に関しては、インフラ構築の間違いによって何度試してもステージング環境が壊れてしまったことに苦労しましたね。Google検索で調べてもわからないことが多かったので、Fastlyの担当者に相談して解決しました。

Webサービスを展開している会社のバックエンドエンジニアとして日本で働きたかった

-エンジニアになろうと思ったきっかけはなんですか

ベトナムではITは将来有望な職種とされているので、自分の可能性を広げることができると思ったのが大きいです。あとは中高生の時にプログラミングに触れて、その面白さにハマっていったというのもあります。学生時代にはWeb上で動く数学の問題集を自作したこともありました。

-ベトナムから日本へ来てエンジニアをすることになった経緯を教えてください

大学では情報工学と日本語を勉強していました。ある会社でインターンとしてRuby on Railsを使った開発をしていたのですが、そこが日本企業で働きたいベトナム人学生向けのジョブフェアも開催していまして。参加したらPR TIMESが出展しており、良いなと思ったので選考を申し込んだら内定をいただいたという流れです。2018年に内定は出たのですが、そこからコロナ等もあり入社が遅れ、2020年10月に来日しました。

-PR TIMESを選んだ決め手はなんですか

まず一つはPR TIMESが日本で働くエンジニアを求めていたこと。日系企業でもベトナム現地法人勤務の会社は多いのですが、自分は日本に行きたかったので、まずはそこが大きかったです。

仕事内容に関しては、私がWebサービスをやっている会社でバックエンドエンジニアとして働きたかったということ。PHPを使ったバックエンド開発を当時やっており面白いなと思っていたので、もっと深められる会社に入社したいなと思っていました。PR TIMESの事業はまさにWebサービスでかつバックエンドエンジニアを募集していたので、希望と完全に合致しました。

最後に、面接を担当してくださった社員の皆さんがみんな親切だったことも決め手になりました。

初めての日本生活をサポートしてもらい、スムーズに職場に溶け込めた

-入社されて異国の地、初の社会人、そしてエンジニアとして初めてのことだらけだったと思います。
振り返ってどうでしょう

コロナ禍での入社だったので、なかなか来日できなかったことがまず大変でした。ただ、その間ベトナムでもできる研修ということで、書籍を読んで勉強したりしていました。

来日後の生活に困ることもありませんでした。PR TIMES側で住居は来日前に用意してくれていましたし、在留資格やマイナンバーカード、銀行口座など必要な手続きを完全にサポートしてくれて、本当にありがたかったです。

入社後はまずフロントエンドの研修とバックエンドの研修を受けました。現場で実際に手を動かしながら先輩にレビューをしてもらう流れで進みました。わからないことがあれば質問も気兼ねなくできましたし、職場に溶け込むのも難しくは感じなかったです。口頭でコミュニケーションが難しい場合でも、Slackに書き込むことで解決できることも良いと思いました。

最初違和感があったのが始業時間です。ベトナムの会社は大体朝の7時くらいに始業で夕方16時くらいに終わるのですが、日本はそれより2〜3時間後ろ倒しなので、それに慣れるまでに2ヶ月くらいはかかりました。

オープン&フラットな文化だから誰にでも平等にチャンスがある。Big Growth賞も受賞

-PR TIMESの好きなところを教えてください

会社のオープン&フラットな文化ですね。誰にでもオープンでみんなと共有しようという雰囲気が素晴らしいなと。普段から何か相談されたり、コミュニケーションを取ることが多くて、新しい技術を違うプロジェクト間で共有することにも積極的です。

各チームの進捗や困っていることは毎週行われる技術共有定例会で話すことができます。他チームの開発方法を共有することで、自分の担当しているプロジェクトの問題が解決することも多いです。

あとは、新卒でも外国人でも誰にでも平等にチャンスがあること。もし興味があるプロジェクトがあれば上司と相談すればアサインしてもらえる可能性は高いですし、新卒でリーダーを任された人もいます。実際に私もセキュリティチームのリーダーをやっています。

-セキュリティチームのメンバーにはどのように接していますか

メンバーが新卒2名なので、私は彼らが書いたコードのレビューを中心に行っています。実装まで新卒メンバーに任せているので、私は主にサポートや指導が中心です。問題点やこっちの技術を使った方が良いのではといったアドバイスを伝えています。
時々、対面で相談に乗る時間も作っており、困っていることがあればサポートするようにしています。

-これまで担当した中で記憶に残っているプロジェクトがあれば教えてください

記憶に残っているのは、PR TIMESのFacebookユーザーと個人ユーザーを統合するプロジェクトです。
PR TIMESは企業、個人、メディア、Facebook (フォロワー) という4つのユーザータイプが存在しています。以前は個人ユーザーとメディアユーザーのデータが同じテーブルに保存されていましたが、将来それぞれのユーザータイプに新機能を追加するために2つのテーブルに分けるようにしました。

また、Facebookユーザーと個人ユーザーの機能がほぼ同じであり、2つのテーブルに分かれているメリットや明確な理由がありませんでした。そのため、Facebookユーザーのデータを個人ユーザーのテーブルにマイグレーションをして、Facebookユーザーを個人ユーザーに統合しました。

フロントエンドからバックエンドまでほぼ一人で実装しまして、大変でしたがすごく勉強になったプロジェクトです。さらに成果が認められて2022年4月の半期社員総会では、Big Growth賞を受賞し、表彰されたのも思い出になりました。

帰国のための有給休暇もしっかり取れる。学習支援のサポートも手厚い

-会社の福利厚生はどうでしょうか

有給休暇をしっかり使えているのがとても嬉しいです。入社してから3回ベトナムに帰っているのですが、毎回1〜3週間休暇を取れています。

休暇取得の際にはスケジュール調整の必要はありますが、帰国を考えている1〜2ヶ月前くらいに上司に伝えることでスムーズに調整できています。

あとは書籍を会社のAmazonアカウントから購入出来たり、Udemy講座を受講するのが自由にできるので、勉強する上で自己負担がなくて助かっています。オフィスで自分が使うキーボードやマウスなどの備品も必要であれば購入できるので、自分が仕事をしやすい環境を整えやすいです。

バックグラウンドや社歴に関係なく活躍できる会社です!

-今後の目標はありますか

一番は技術的なところでバックエンドとインフラに関わる部分をもっと極めたいなと思います。バックエンドに関してはPHPに関わる技術、システム設計、API設計。インフラに関してはAWSのソリューションアーキテクチャの認定試験を受ける予定で、現在勉強中です。

日本語に関してももっとレベルを上げたいなと。現在私はJLPT(日本語能力試験)のN3なのですが、一番上位のN1を取得し、ビジネス日本語も身につけたいなと思います。

-PR TIMESに入社したいと思われている方へのメッセージがあればお願いします

学生のうちにITの基礎技術を身につけておく必要があります。今はテクノロジーが日々進化していますが、基礎の知識さえちゃんと把握できていれば、新しいテクノロジーでもスムーズにキャッチアップできると思います。

外国人に関しては、まずは日本語の理解ができることは必須です。日常会話に加えて日本語のIT用語等、職場で使うであろう言葉もしっかり押さえておきましょう。あとは応募前に会社のミッション、ビジョン、バリューなど、どんな文化を持つ会社なのかを企業ホームページ等でしっかり調べておくことも重要です。積極的にインターンシップに参加するのも良いと思います。

PR TIMESは新卒でも外国人でも分け隔てなく、オープン&フラットな環境なので非常に働きやすいと思います。技術的には高いものが求められますが、社内では成長できる環境がありますし何より人が良い会社なので、人間関係やコミュニケーション面でのストレスがなく過ごせるのはとても大きいです。バックグラウンドや社歴関係なく活躍できる会社だと思います。是非、PR TIMESで一緒に働きましょう!

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