スタメンでは、12月1日〜25日まで note relay 2025 を実施しています🎄
今回はその企画の中で投稿されている記事を転載します。
スタメンの人や組織、事業など、リアルが詰まっている内容になりますので、ぜひ御覧くださいませ。
こんにちは。株式会社スタメン(以下スタメン)の清家です。
約1年ぶりのnoteです。基本的に社内のnoteリレーに乗っかる形で書いていましたが、そのnoteリレーが久しぶりに開催されるということで、久々に更新いたします。
これまではスキ♡獲得狙いで、Tips・ノウハウ系の発信中心でした。今回は自分のパーソナルな部分を発信してみようかなと思います。
スタメンは2016年創業で、私が入社したのが2018年でした。入社当時の従業員数は20人ほどですが、今では約200名と10倍になりました。私の社員番号は29番ですが、最新の番号は300番を超えています。気づけば社歴は8年目になり、「古株」と言われるようになってしまいました。
10年目が近づく今、改めて自分がなぜスタメンにいるのかについて棚卸ししてみようと思います。
・スタメンへの転職を考えている
・陰ながらスタメンという会社を応援している
・実は清家という人間が気になっていた
という人に、もしかしたら何か参考になるかもしれません(最後に期待している人はいないかもしれません)。
うまくまとまるか不安ですが、ご笑覧ください。
就活〜1社目(会社選びの軸)
私は90年生まれなので、ストレートだと13新卒の代です。1年休学していたので、14新卒として就活をしていました。2008年のリーマンショックの影響もあり、終身雇用の維持は今後どんどん難しくなっていく中で、大手企業への入社はリスクが高いのでは?と当時考えていました。新規事業などに積極的なベンチャー企業に入社することを決めていました。具体的な軸は以下のようなものだったはずです。
・ビジネスパーソンとして早く1人前になりたかった
・スタートアップ/ベンチャーという少人数な環境(1人が与えるインパクトが大きい環境)で挑戦してみたかった
・新規事業の立ち上げを経験してみたかった
・出来ること/すぐにバリューが出せそうな領域で突き抜けたかった
今では新卒向けのスカウト媒体も多数ありますが、当時は少なくWantedlyやGoodfindでベンチャー企業を探して応募していました。2014年にアトラエに社名変更する前のI&Gパートナーズさんに応募した時のWantedlyメッセージ画面が残っていました。懐かしい。アトラエさんもスタメンも、組織エンゲージメントをテーマにしたHR-Techを扱っています。アトラエの方とは何名か会社単位でお付き合いがあり、こういうご縁はつながるものだなと思います。
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当時大阪にオフィスはなかったけど、新卒説明会は大阪で開催されていました
さまざまなご縁が重なり、最終的にスマイルズという会社に新卒で入社しました。「Soup Stock Tokyo」を主軸に、ネクタイの事業「giraffe」、セレクトリサイクルショップの「PASS THE BATON」、「my panda」というアパレル事業まで色々と実業を持つ会社でした。(今現在はコンサルティングとプロデュースが主軸になり、元々の屋台骨であったスープストックトーキョーは分社化。)
このスマイルズでの経験や考え方が、確実に今につながっているので、新卒で入る会社は本当に大事だなと思いますし、企業にとっての「新卒採用」ってすごく価値あるものだなと感じます。
新卒入社したSmiles:で得たもの
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株式会社スープストックトーキョーの理念『世の中の体温をあげる』
今は分社化して「株式会社」になっていますが、2014年当時は1つの事業でした。とはいえ全売上の9割程度は「Soup Stock Tokyo」だったと記憶しています。受け入れや教育体制、先輩社員が多数いるという観点から、Soup Stock Tokyo事業の店舗営業部に配属になり、縁もゆかりもない名古屋のラシック店で勤務を開始することになりました。
今でも大好きな理念『世の中の体温をあげる』
Soup Stock Tokyoから学んだことは数え切れないですが、その中でも特に心に残っていることは、
「理念は掲げるものではなく、行動として具体化させることで浸透していく」ということです。
理念って、存在意義のようなものなので、その実現のためには何かしらのアクションが必要です。それはSoup Stock Tokyoという飲食店を経営することそのものですが、それだけでは「ただのスープ屋さん」になりかねない。
忙しく過ぎていく日々の中でも、自分を大切に、
優しい気持ちで一日をすごしてほしい。
誰かと比べられることがあっても、
その素敵な個性をすり減らすことなく、生き生きと暮らしてほしい。
わたしたちは、一杯のスープにそんな願いを込めて、
あなたと、あなたの先に広がる人々の心の体温をあげていきたいと思います。
出典:「わたしたちの理念」より
『世の中の体温をあげる』
これは正社員だけでなくパートナー(アルバイト・パート)の皆さん全員のオリエンテーションでお伝えしながら、最近「体温があがった」エピソードとその理由を聞くようにしていました。誰かが作った文章(理念)を、自分ごととして捉えてもらうためです。「世の中」という言葉も主語が大きいので、「あなた」の体温があがったエピソードということが大切。あなたの体温があがれば、その熱は必ず誰かに伝播していくはず。そうやって世の中全体を少しずつ、手触り感を持ちながら、温めていきたい。そんな想いをお伝えしながら、オリエンテーションを実施していました。
後半でしっかり書きますが、スタメンの理念に「感動を届け」というセンテンスがありますが、「体温をあげる」というセンテンスに込めた想いと非常に近しいものを感じており、理念の重要性を感じています。
「感動」すると人は誰かに伝えたくなる
「体温をあげる」、「感動」というエッセンスについて、もう一つエピソードを紹介させてください。
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越後妻有アートトリエンナーレ2015に、スマイルズクレジットでアート作品を出品
創業者の遠山正道さんはサラリーマン時代にアートの個展を開くなど、アーティストとしての側面があります。Soup Stock Tokyoというブランドは昔も今も、規模拡大を志向しておらず、今の60店舗前後を維持しながら、「世の中の体温をあげる」ための取り組み・実験を続けていくのかなと。
この画像のロボットが、作品の一部なのですが、新潟県で3年に一度開催される「大地の芸術祭」にて出品した作品です。
詳細は動画を見てもらえればと思いますが、通常の飲食店のように建物があり、入店後レジの人にお金を支払い提供を待ちます。そして出来上がったスープを受け取り、お店を後にする、という流れは一緒です。
唯一違う点は、お客様全員が退店時に「笑顔」になるということです。
これがどんなにすごいことなのか、サービス業に従事したことある方には分かってもらえるんじゃないでしょうか。
『顧客満足度を高める』というのは、言うは易く行うは難しですが、この作品(お店)は100%それを体現していました。まさに「体温をあげる」とはこういうことだよなと。経営理念を目にみえる形で具現化した最初の例なのかもしれないなと感じるぐらい、非常に衝撃だったことを思い出します。
店長はビジネススキルの総合デパート
店長としていくつかの店舗を任せてもらいましたが、売上予測やコストコントロール、利益の調整をするので、運営というより経営の一端を学ばせてもらった期間だったなと思います。ヒト・モノ・カネ・ブランドをどうマネジメントするかという視点が求められるので、日々必死でしたが、あのカオスな経験が今につながっていると強く感じます。
Soup Stock Tokyoの特徴として以下が挙げられます。
①当時は1つの店舗に、社員が1名(1人店長)ということが割とあった
②つまりスタッフの95%はアルバイト・パートさん
③雇用しているアルバイト・パートさんの数は20名〜60名
④一番売上がある店舗は年間数億円規模
⑤直近トレンド踏まえた着地売上の予測(月次)、それに紐づく各種コストのコントロール(予算は%で決められている)、利益予測
⑥繁盛期(冬と真夏。夏はカレーが売れる)に備えた育成計画の立案と実行
①自分がどういうお店にしたいのか(理念)を伝える重要性
②そのお店で「働き続けてもらう理由」をつくる(学生向けにはガクチカになるように)
③得意不得意を把握し、強みで活躍してもらう(マネジメント力)
④数億円規模の売上と利益のコントロールを任せてもらう経験
⑤数字に対する苦手意識がなくなる(むしろそろばんが楽しくなる)
⑥面接で落とすのではなく、「採用後どう育てるか」という視点
スタメンにいる理由
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弊社のミッション(存在意義)
「1人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」
飲食、小売、アパレル、製造、物流、福祉、医療、労働集約的なビジネスモデルである業界は多数存在しています。
特に、飲食・小売・物流・医療・福祉といった、いわゆる「現場」に近い産業はその影響をモロに受けます。
Soup Stock Tokyoで店長をしていた頃、まさにその渦中にいました。
シフトが埋まらない、育てたメンバーが卒業していく、採用コストは上がる…。
「目の前のお店をどう回すか」で精一杯になりがちな中で、
- どうすれば人が辞めない職場をつくれるのか
- どうすれば“またここで働きたい”と思ってもらえるのか
を、ずっと考えていました。
ノンデスクワーカーという「世界の多数派」
ここ数年で改めて知って驚いたのが、
世界の労働人口のうち約8割、日本でも約6割が「ノンデスクワーカー」だという事実です。
- 世界:デスクワーカー 20% / ノンデスクワーカー 80%
- 日本:デスクワーカー 42% / ノンデスクワーカー 58%
※工場のライン、飲食・小売の現場、ドライバー、介護士、看護師…
僕が新卒でいた世界は、まさにこの“多数派”のほうでした。
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一方で、世の中に出ている「働き方改革」的なSaaSや情報発信の多くは、
オフィスワーカー向けのものが中心です。
「世の中の体温をあげる」と言いながら、
体温をあげるべき人たちの多くが、まだ十分に届いていないのではないか——。
そんなモヤモヤが、ずっと心のどこかに残っていました。
スタメンのミッションと、スマイルズでの原体験
スタメンのミッションは、
1人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。
スタメンを、Why / How / What で整理すると、
- Why(存在意義・創業背景)
1人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。 - How(事業内容・提供価値)
人と組織に働きがいを「TUNAG」。 - What(経営目標・目指す先)
「人と組織」が競争優位となる社会をつくる。
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スタメンの存在意義、事業、経営目標をまとめたもの
これを初めて見たとき、
Soup Stock Tokyoの「世の中の体温をあげる」と頭の中でピタッと重なりました。
- 体温があがる瞬間をつくりたい
- その熱を、誰かの“次の一歩”につなげたい
その対象を「お店に来てくれるお客さま」から、
「働くすべての人と組織」に広げたのがスタメンのミッションなんだ、と。
採用サイトには、もう少し丁寧にこう書いてあります。
スタメンは、感動を通じて人と組織、そして社会をより良くしていく会社です。
私たちが広げたい「幸せ」の対象は3つ。
・お客様や社会
・一緒に働く仲間
・応援してくださる株主や関係者
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Soup Stock Tokyoで学んだ「体温をあげる」という感覚と、
スタメンの「感動を届け、幸せを広める」。
表現は違っても、目指している世界はすごく近い。
それに、ここなら“現場で働く人たち”にもちゃんと届く仕組みを、
プロダクトとしてつくれるかもしれない。
そう思ったことが、スタメンにジョインした一番大きな理由でした。
スタメンに入社してからの6年間
2018年5月にスタメンに入社してから、ありがたいことに本当にいろいろな役割を経験させてもらいました。
- 法人営業(フィールドセールス)
- インサイドセールス
- マーケティング
- 採用人事(中途採用責任者)
- 管理部(財務経理・労務・総務)
- そして今は、経営企画室長
こう並べると「ジョブチェンジしすぎでは?」と自分でも思いますが(笑)、
その時々の会社のフェーズと、自分の興味・得意なことが素直に重なっていった結果だと思っています。
「スキルを広げる」というより「解像度を上げていく」感覚
営業時代は、TUNAGを導入してくださる人事・経営層の方々と向き合いながら、
- なぜこの会社はエンゲージメントが課題なのか
- 何がボトルネックで、TUNAGならどこまで解けるのか
を一緒に考える日々でした。
その後、マーケティングに移ってリード獲得やコンテンツをつくるようになると、
今度は「まだTUNAGを知らない人たち」に向けて、
課題と価値をどう届けるかを考える仕事になりました。
採用に移ると、TUNAGを届ける側ではなく、
スタメンというチームそのものをつくる仕事になります。
ここでもやっぱり、「人と組織」の話から逃れられない(笑)。
バックオフィスに異動してからは、
- 上場準備
- 月次・四半期・本決算
- 開示資料の作成
- 社内の目標管理や評価制度づくり
など、“会社を裏側から支える”側に回りました。
フィールドセールス → IS → マーケ → 採用 → 財務経理 → 経営企画。
気づけば、事業とコーポレートの両方の視点を持てるようになっていた感覚があります。
「スタメンってどういう会社なんですか?」と聞かれたときに、
事業のことも、組織のことも、数字のことも、だいたい自分の言葉で説明できる。
それが今の自分の、一番の強みかもしれません。
今やっていること(経営企画という仕事)
2024年5月からは、経営企画室長という肩書きをもらいました。
偉そうな名前ですが、やっていることはかなり地道です。
- 予算策定・予実管理
- 決算説明資料や決算説明会の準備
- IR(投資家対応、開示、ミーティングのアレンジ)
- 株主総会の準備・運営
- 金融機関とのコミュニケーションや資金調達
- 会社全体のKPI設計とモニタリング
簡単に言うと、
「スタメンが今どんな状態にいて、これからどこに向かうのか」を
数字とストーリーの両方で説明できるようにしておく仕事
だと思っています。
現場のメンバーから見えにくいかもしれませんが、
経営陣・現場・株主・金融機関など、
いろんなステークホルダーの間を行ったり来たりしながら、
ことに日々取り組んでいます。
会社の体温を「数字」という体温計で測りながら、
その先の未来像を一緒に考えていく。
Soup Stock Tokyo時代の「お店の経営」と地続きの仕事だな、と感じています。
なぜ、まだスタメンにいるのか
ここまでいろいろ経験させてもらいながら、
「じゃあ、なぜまだスタメンにいるの?」と聞かれたら、
今の自分なりの答えは大きく3つです。
1. ミッションと、自分の原体験がつながり続けているから
「世の中の体温をあげる」と「感動を届け、幸せを広める」。
サービス・小売の現場で感じたモヤモヤも、
ノンデスクワーカーの多さに対する驚きも、
すべてスタメンのミッションと事業に回収されていく感覚があります。
TUNAGを通じて、人と組織の関係が少しずつ良くなっていく。
そのデータやストーリーが積み上がっていく。
それを「人と組織が競争優位になる社会」につなげていく。
このストーリーの途中に、もう少し居たいなと思っています。
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2. まだまだ“未完成な会社”だから
創業から9年、上場から5年。
売上もメンバーも増えてきましたが、
スタメンはまだ全然「完成した会社」ではありません。
- プライム市場への鞍替え
- 全国レベルでの認知拡大
- ノンデスク領域での第一想起の獲得
- 新しい事業ポートフォリオの検討
やることは山ほどあります。
完成された大企業で、ピースの一つとして働く道も素敵ですが、
僕はもう少し「会社そのものを一緒に作っていく」側にいたい。
スタメンは、良い意味でちょうどいい“発展途上”の会社だと感じています。
3. 一緒に働く人たちが、単純に好きだから
どれだけ事業が面白くても、
一緒に働く人たちと合わないと続かないと思います。
スタメンには、「StarWay」というバリューがあります。
- Get Things Done(やり遂げる)
- Buff the Team(チームにバフを)
- More and Better(より良く、より早く)
など、言葉としてもすごく好きなのですが、
ありがたいことに「ちゃんとそれを体現している人」が多い会社です。
採用ページでCAOの中谷が
「スタメンの生き字引」と書いてくれていますが、
僕自身もみんなから日々エネルギーをもらいながら働いています。
これからやりたいこと
在職エントリーなので、最後に少しだけ、これからの話を。
スタメンとしては、
- TUNAGを通じて、ノンデスクワーカーを含む幅広い業界のエンゲージメントデータを集めること
- そのデータを還元し、「人と組織」が本当に競争優位になる状態をつくること
- その結果として、プライム市場にふさわしい会社になっていくこと
を、真剣に目指しています。
個人としては、
「人と組織を良くしたい」と思ったときに、
一番最初に思い出してもらえる存在になりたい。
そんなふうに思っています。
スタメンという会社としても、
清家という人間としても、
その第一想起を目指して、これからもじたばたし続けたいです。
おわりに(もし興味を持ってくださった方へ)
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
在職エントリーということで、少し個人的な話も多くなりましたが、
- サービス業や人事・バックオフィスの原体験を活かしたい方
- 「人と組織」というテーマにワクワクする方
- まだ完成していない会社を一緒に育てていきたい方
には、スタメンはきっと相性の良い環境だと思います。
カジュアル面談もやっていますので、
「ちょっと話してみたい」くらいの温度感でも全然大丈夫です。
あなたの「体温があがったエピソード」も、ぜひ聞かせてください。
最後に…
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