東嶋 尚弥 23 days ago Follow 海辺の灯(ともしび) 海辺の灯(ともしび)― 暮らしを照らす小さな炎 ―夕暮れどき、港の灯りがひとつ、またひとつと灯っていく。潮風の中に、魚と海藻の匂い。昼の喧騒が静まり、海が深い呼吸をはじめる時間だ。その防波堤の端... Read more
東嶋 尚弥 24 days ago Follow 雨の声を聴く 雨の声を聴く― 島の恵みと、心を潤す台所 ―朝からしとしとと雨が降っている。屋根を打つ音が、台所の天井からやさしく響いてくる。風の日は心を立たせ、雨の日は心を沈める。そんなふうにして、自然が人の... Read more
東嶋 尚弥 25 days ago Follow 光の器 光の器― 手の中に宿る、島の記憶 ―昼下がり、やわらかな陽が差し込む工房を訪ねた。陶芸家の宮城さんは、静かにろくろの前に座っていた。その手の動きは、まるで風と対話するようだった。土の塊が、彼の手... Read more
東嶋 尚弥 26 days ago Follow 旬の味通信 ― 第三章:日常と旅 旬の味通信 ― 第三章:日常と旅食卓の向こうの風景― お客様と語る“島の時間” ―昼のピークを過ぎ、店の中が少し静かになったころ。厨房からふと顔を上げると、窓の向こうに光が揺れていた。潮風が白い... Read more
東嶋 尚弥 27 days ago Follow 旬の味通信 ― 第三章:日常と旅 旬の味通信 ― 第三章:日常と旅― 風が運ぶ、ふだんの祈り ―朝、店の窓を開けると、潮の香りがふっと流れ込んでくる。台所に差し込む光の角度が、少し変わった。秋の風が混じってきたのだろう。何でもな... Read more
東嶋 尚弥 28 days ago Follow 風の道、祈りの庭 風の道、祈りの庭― 島をめぐる旅の終わりに ―夕暮れの風が、店の庭を通り抜けていく。軒先に吊るした風鈴が、小さく鳴った。音に混じって、どこか懐かしい匂いがした。豆腐を炊く香り、塩の結晶が乾く匂い... Read more
東嶋 尚弥 29 days ago Follow 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ風の道、祈りの庭― 島をめぐる旅の終わりに ―朝の風が、庭の月桃の葉をやさしく揺らしている。その香りに包まれると、不思議と心が静まる。厨房に立... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ黒糖の祈り― 苦味の奥にある、やさしさの記憶 ―西の空が茜色に染まりはじめるころ、与那国島の製糖釜から、黒々とした煙がのぼる。風に混じって漂う... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 月桃(げっとう)の香り 月桃(げっとう)の香り― 命を包む葉と、記憶を結ぶ手仕事 ―昼下がりの市場を歩くと、青々とした月桃(げっとう)の葉が風に揺れていた。どこからともなく漂ってくるあの独特の香り──清らかで、少し甘く... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 祈りの塩 祈りの塩― 海から生まれる“浄めと恵み”の記憶 ―昼下がり、海沿いの道を車で走る。潮の香りが強くなるにつれて、胸の奥まで清らかに洗われていく気がする。目的地は、友人の新里さんが営む小さな塩工房。... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 「命薬(ぬちぐすい)の豆腐」 「命薬(ぬちぐすい)の豆腐」朝、まだ陽が昇りきらぬうちに、仕入れ先の豆腐屋に立ち寄るのが、いつもの習慣になっている。湯気の立ちこめる作業場には、やわらかな大豆の香り。大きな釜で豆乳を炊きながら、... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ― 店主の思い ―「風の声を聴く、台所にて」朝いちばんに店の扉を開けると、潮の香りがふっと流れ込んできます。空の色も、風の向きも、毎日少しずつ... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ 旬の味通信 ― 第二章:島をめぐる、風と祈りのレシピ― 自然・祈り・人の手仕事をめぐる、“沖縄の心の食文化”をさらに深くたどる旅へ ―冬のやわらかな光が、海面をきらきらと揺らしています。潮風に混... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 📖 旬の味通信 ― 番外編 📖 旬の味通信 ― 番外編― 海と大地が出会う場所 ―執筆:東嶋尚弥(1960年12月1日生まれ)波の音と風の匂い。そのあいだにある命の循環。🌊 海と風が語るもの朝早く、まだ潮の香りが濃い浜辺を... Read more
東嶋 尚弥 about 1 month ago Follow 📖 旬の味通信 vol.6 📖 旬の味通信 vol.6― 春を迎える“クーブイリチー”と受け継がれる心 ―執筆:東嶋尚弥(1960年12月1日生まれ)海の恵みと大地の力がひとつになった、祝いの味。春の息吹を感じながら。🌸 ... Read more