株式会社FLINTERSの会社情報 - Wantedly
株式会社FLINTERSの魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。ニューノーマルな時代の生活をよりデータドリブンでありながら、ユーザー体験として豊さを感じられる魅力的なものに変革させ、DXを流行り言葉で終わらせることなく社会を前に進めるチャレンジを続けます。
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今回は「JOB Talk!」の第26回目として、株式会社FLINTERSにご協力いただき「Webエンジニア」のシゴトについてご紹介します。
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【ご協力いただいた企業】
■株式会社FlNTERS
2014年設立。セプテーニ×電通グループに属するソフトウェア開発企業で、 主にデジタルマーケティング領域で、Webアプリ開発、大規模データ基盤構築、AI技術を用いたデータ活用など、DX支援事業を展開。 累計1900万ダウンロードを突破したオリジナルマンガアプリ「GANMA!(ガンマ)」など、BtoCサービスの企画開発も手掛ける。
【ご協力いただいたスタッフさま】
■小林想さん
未経験エンジニアとして3年勤務し、2019年11月にFLINTERSに転職。2022年から担当しているプロジェクトではテックリードとして開発チームをリード。2025年4月からマネージャー職トライアル中。
■瀬田拓海さん
新卒で診療放射線技師として病院に入局し、臨床業務を行う。その後エンジニアに転向し、データ利活用の業務に携わる。2023年6月にFLINTERSに転職し、データ利活用を促進するシステム開発を行う。
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ーー「Webエンジニア」としてどんなお仕事をされていますか。
瀬田さん:広告業界のクライアント向けに、データ利活用を促進するシステム開発の担当です。Web広告などのデジタルマーケティング領域の支援を行っています。直近では、手作業で行われていたExcelベースの広告運用レポートを自動化するシステムを構築中で、約6割の工数削減を見込んでいます。
ーー「Webエンジニア」のお仕事を選ばれた理由について教えてください。
小林さん:昔からものづくりが好きで、プログラミングに触れた際に楽しさを感じたことが未経験ながらもエンジニアを目指すきっかけになりました。文系出身で周りには営業職に進む人も多くいましたが、自身には向いていないと感じたので、開発職を選択しました。入社前は軽く本を読んで手を動かす程度で、特に成果物は作っていなかったものの、前職入社後の手厚い研修でエンジニアとしての基礎を習得しました。数学は得意だったので、ロジックを積み重ねるプログラミングのスタイルが性に合っていたのだと思います。
瀬田さん:エンジニアを目指したきっかけは、2018〜2019年頃の「未経験エンジニア」ブームでプログラミングに関する情報を目にするようになったことでした。学生時代に研究の一環でプログラムを書いた経験があり、そのときの楽しさを思い出して放射線技師からエンジニアへの転職を決意しました。転職前にはプログラミングスクールにも通い、徐々にプログラミングに触れる機会を増やしていきました。
ーー「Webエンジニア」のお仕事でどんな時にやりがいや楽しさを感じますか?
小林さん:プロジェクトによる制約はありつつも、技術選定に裁量を持てる環境で、自ら最適な手法を考え実践できることにやりがいを感じています。元々は人との関わりが少ない仕事を志してエンジニアになりましたが、「より良いものを作る」ためのコミュニケーションは、想像よりも負担に感じていません。AIの進化による変化の中でキャッチアップは大変ですが、SNSやブログ、社内情報などから日々情報を得て、楽しみながら取り組んでいます。
瀬田さん:0→1の開発ではなくても、自分が手を加えたものが誰かに使われて、その人の役に立っていると感じられることにやりがいを感じています。もともと放射線技師など、人の役に立つ仕事に関心があり、自分の行動で誰かの人生に良い影響を与えられることに価値を見出していました。放射線技師は患者の変化を直接目にできますが、エンジニアの仕事でもツールを使ってもらえている実感があったり、間接的に役に立っていると感じることもあるので、同じようなやりがいを感じています。
ーー「Webエンジニア」のお仕事でどんな時に難しさを感じますか?
小林さん:お客様向けの業務用ツールを開発する際、自分が日常的に使うツールではないため、ユーザーのユースケースやメンタルモデルを正確に把握することに難しさを感じています。可能な限りお客様との定例会議に参加したり、関係者から背景や目的を丁寧にヒアリングしたりという工夫をしています。
瀬田さん:分析の方法などをヒアリングするために、お客様にインタビューのような形で詳細を聞き取ることもあります。そうして得た情報を抽象化し、システムに落とし込んでいく作業が非常に大変です。難しいながらも楽しいと感じるのは、新しい発見・知識を得ることです。自身のキャッチアップやチームでのコードレビューを通じて新たな書き方や考え方に気づいたり、エンジニア同士のオフラインイベントで他社の話を聞いたりすることも刺激になります。エンジニアの世界は知識がオープンで、Web検索で無料で情報が得られる点も魅力だと感じています。
ーーキャリアビジョンの発見に役立ったことを教えてください。
小林さん:自分はバイタリティが高いタイプではないと感じており、だからこそ「ここは頑張るべき」と思うタイミングを見逃さないよう意識してきました。自分なりの好奇心や直感を大切にしつつ、挑戦すべきと感じた場面ではしっかり力を注いできたという感覚です。深く考えすぎず「なるようになる」という気持ちで動くことも多く、直感の重要性を実感しています。
瀬田さん:キャリアビジョンを見つける上で役立ったのは、自分の感情をメモすることです。感情や考えを一枚の紙にすべて書き出すイメージで、基本的にはその日の出来事や感情の起伏を記録しています。その都度であったり、1日の終わりであったり、整理するというよりはただ思ったことを羅列するような感覚です。
ーー今後のキャリアビジョンについてもお聞かせください。
小林さん:キャリアビジョンはまだ模索中ですが、「まずはやってみる」というスタンスで挑戦を重ねています。成長の機会を逃さないよう、コンフォートゾーンに留まらず意識的にラーニングゾーンへ踏み出す姿勢を大切にしています。無理はしすぎず、自分なりのペースで挑戦を続けられるよう心がけています。
瀬田さん:自分が働く上で重視しているのは、まず人から感謝されることです。それが一番大切だと感じています。次に、その時々で自分が興味を持っている分野や職種であることです。これらの優先順位を意識しながら、自分に合った分野や職種で働いていきたいと思っています。
ーー最後に、キャリアビジョンの発見に向けて奮闘されている学生さんに向けて、メッセージをお願いします!
小林さん:自分が学生の頃を思い返すとキャリアについて何も考えていなかったので、今考えているだけで、すごいことだと思います。具体的なビジョンを決める方が良いのか、あまり決めない方が良いのかなどは最終的にご自身で判断するしかないわけですが、キャリアについて考え続けることは大切なことだと思うので、ぜひ続けていってほしいと思います!
瀬田さん:学生のうちは職種や会社名で決めがちですが、それだけにとらわれないようにしてほしいです。たとえば私の場合は元々「放射線技師になる」と決めていましたが「自分の関心があることで人から感謝される仕事がいい」と軸が見えてきたことで職種を広げた結果、今の仕事にたどり着きました。ソフトウェア開発のアジャイル開発(短期間のサイクルで反復的に開発を進め、ユーザーのニーズや仕様変更に柔軟に対応できる開発手法)のように、キャリアも長い間で何度も見直しや修正があるものだと思います。あまり堅苦しく考えすぎず、まずは「学生」という立場を活かして、自分の興味のままに動いてみることをおすすめします。今であれば、そこでの成功や失敗、感じたことをデータとして蓄積して、AIなどを使ってアドバイスをもらうのも良いのではないでしょうか。
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いかがでしたか?次回の更新もどうぞお楽しみに!