スパイスファクトリー株式会社の会社情報 - Wantedly
スパイスファクトリー株式会社の魅力を伝えるコンテンツと、住所や代表・従業員などの会社情報です。"The Spice Of Innovation" わたしたちは世界がより良い方向に向かうよう、変化を加速させる"触媒"スパイスとしての役割を全うすることをミッションとしたクリエイティブ集団です。 ...
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今回は「JOB Talk!」の第21回目として、スパイスファクトリー株式会社にご協力いただき「広報・PR」のシゴトについてご紹介します。
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【ご協力いただいた企業】
■スパイスファクトリー株式会社
「革新の触媒」をミッションに掲げ、360°デジタルインテグレーション事業を主軸に、お客様のDX推進を全方位で支援。事業戦略策定のような上流工程から、UI/UXデザイン、システム開発、マーケティングやPRなどサービスの成長支援まで、DXに関わるすべてのプロセスを一気通貫でサポートしている。
【ご協力いただいたスタッフさま】
■前田 梨沙さん
地元の商業高校を卒業後、町工場やカフェの店員、製造業での事務職を経て、株式会社テルミックに入社。製造業の営業アシスタントや経営企画室での勤務を経験後、営業企画・マーケティング・PRの部署へ異動。ワンダープラネット株式会社には広報として入社し、上場企業における幅広いステークホルダーとの関わりの中で業務経験を積む。2023年3月にスパイスファクトリーに入社後は、Public Relationsとして会社自体のPRや採用PR、CSRやカスタマーリレーションズ、インターナルコミュニケーションズに取り組む。
ーー「広報・PR」としてどんなお仕事をされていますか。
前田さん:当社のPublicRelationsは、まさにPublicの言葉通り、とても関係性づくりの範囲が広いです。「今この情報を出すべき」と思われる会社の情報と社会の潮流を掛け合わせたプレスリリースの企画や発信をはじめ、その情報をメディアの方だけでなく社会に広くお伝えしていくという部分をPRとして担っています。加えて、社員がしっかり当社のことを伝えられるように、会社に関する基本情報を作ったり、会社説明資料に何が必要かを考えながら整えたりしています。採用PRにおいては、人事とシームレスに連携して、候補者が求めている情報を考えながら採用ブログやラジオなどのコンテンツを作ったり、採用広報用の写真のディレクションや候補者向けのイベントを実施したりしています。2024年の8月からは新サービスを開始し、クライアント向けのPR支援として、広報の立ち上げやPR戦略の策定で伴走をさせてもらっています。
ーー「広報・PR」のお仕事を選ばれた理由について教えてください。
前田さん:この仕事については勉強するのがまったく苦ではなく、もっと勉強したいという意欲が湧いてきたからです。製造業の会社で初めて広報の仕事に取り組み始めた頃は、そもそもの広報の仕事がわからず、メディアとの関係性づくりの方法もわからなかったので、ネットで広報の業務やプレスリリースの書き方などを検索して、手探り状態でやっていました。見よう見まねではありましたが、プレスリリースを書いてメディアにFAXで送ったり、自治体との連携で市長への表敬訪問を取り付けたりと、会社と社会を繋げる活動をがむしゃらにやっていくうちにPRの仕事が面白くなってきて、この仕事でキャリアを深めていきたいと考えるようになりました。
ーーこれまで「広報・PR」のお仕事同士で転職されてきた理由は何ですか。
前田さん:テルミックではPR未経験ながらも実績を積めていたのですが、ステークホルダーを広げたり、ToC向けの経験を積んだりしたいという思いがあり、キャリアを広げるためにワンダープラネットに転職しました。そこで、広報からマーケティングの部署に異動になったタイミングで、自分のキャリアについて改めて考える機会がありました。「やっぱり、PRがやりたい。もっとPRでキャリアを積みたい」と思うようになりました。現在のスパイスファクトリーに転職する時はPRパーソンとしてPRに特化した幅広い業務経験を積める環境でのキャリアアップを目的としていました。
ーー「広報・PR」のお仕事でどんな時にやりがいや楽しさを感じますか?
前田さん:PRは関係性づくりの範囲が非常に広いです。スパイスファクトリーの場合は私が入社してからPRチームを立ち上げて、自社のPR活動から始めて、採用PRの強化やCSRの活性化を進めました。その後、インナーコミュニケーションの活性化やクライアントワークを行い、現在はカスタマーリレーションズまで拡張している状態です。施策の幅も業務の幅も広く、いろんなことに挑戦ができて、やりがいがありますし、まだやったことがない業務が果てしなく出てくるので、キャリアの積みがいがあります。結果として、この仕事をしていく中で様々な環境や職種の方含めて多くの人に出会うことができるので非常に刺激的で勉強になりますし、「え?この出会いがこうなるの?」という化学反応が起こることも多いので、面白いです。広報同士の情報共有から、アイデアが採用されて企業同士がコラボレーションしたりするケースもありますよ。
ーー「広報・PR」のお仕事でどんな時に難しさを感じますか?
前田さん:休日は一人で静かに過ごしたくなるくらい、基本的に「コミュニケーション」の量が非常に多いです。情報が多く、流れが速いことは大変ですが、常に社会に目を向ける必要があるため、技術的なトレンドや社会的な有事のキャッチアップには気を張り巡らせています。私のキャッチアップ方法は3点あって、1点目はニュースの報道を毎日見ること、2点目は炎上トレンドのキャッチアップです。今の時代はSNSの方が災害や事故等の情報が速いときもあるので、SNSもしっかりと見ています。3点目はGoogleアラートです。事業や業界に関連するワードをピックアップして、ニュースが自動で届くように設定しています。
ーー今後のキャリアビジョンについてもお聞かせください。
前田さん:Public Relationsにおけるスペシャリストを目指していますが、道のりは長いと考えています。それでも着実に、関係性やつながりを広げていくなかで、常に自分にできる最良をつくし、できることを増やしながら前進していきたいです。大事にしているスタンスとしては、とにかくやり切ったのかという部分を自問自答して、後で振り返ったときに自信をもって「やれるところまではやった」と納得できる自分でいるということです。さまざまな関係性構築のカタチに絶対の正解はないからこそPRの仕事は面白いと思いますし、誰かの課題や想いに寄り添えるような強いPRパーソンになりたいと思っています。
ーーキャリアビジョンの発見に役立ったことを教えてください。
前田さん:興味があることは何でもやってみる、とにかく失敗は恐れず「やりたいです!」と誰よりも早く手をあげることです。経験してみないと自分がどう感じるか、どう思いが膨らむのかわからないと思っています。私自身はPRに関する本や、働く会社が大事にしている技術や価値観をインプットできそうな本を読んだり、PRとして自社の事業を理解することにかなり注力していました。PRの勉強会に参加したり、先輩広報の方と面談させていただく機会も作ってもらって、実際のリアルな業務について相談させてもらっていました。
ーー最後に、キャリアビジョンの発見に向けて奮闘されている学生さんに向けて、メッセージをお願いします!
前田さん:いつか空の飛び方を知りたいと思っている者は、まず立ちあがり、歩き、走り、登り、踊ることを学ばなければならない。その過程を飛ばして、飛ぶことはできないのだ。- ニーチェ -
私の好きな言葉です。これから働いていく人生の中では、勉強期間として苦しい時期もあると思います。やりたいことが見つからない時期もあるかもしれない。頑張ったとしても、なかなかうまくいかないこともあると思います。でもそれらは全部無駄にはならないと思っています。そこで得た経験や想いが積み重なって、今後の選択ができる状態になると思います。
楽しく働くためにはきっと、いろんな過程をすっ飛ばしてはたどり着けない。いろんな人と出会って、いろんな気持ちを感じて、いろんな出来事を乗り越えて、いろんな知識や技術や世界を学んで、自分と向き合っていく中で見つけていくものだと思います。そのためには、まずいろんな行動を起こしてみて、自分に何ができるのか。時には振り返って自分が何ができるようになっているのか、見つめなおしてみるのもいいんじゃないかなと思います。
いかがでしたか?
次回の更新もどうぞお楽しみに!