OpenCensusと歩んだ7年間 | Observability Conference Tokyo 2025
田中 篤志 | OpenCensusは現在ではOpenTelemetryに統合された、アプリケーションメトリクスと分散トレースを収集・転送するためのライブラリです。いち早くマイクロサービスの概念を取り入れ複雑性が増大したウォンテッドリ...
https://o11ycon.jp/sessions/82c3d062-0233-442b-888d-5eacd325e834/
こんにちは、ウォンテッドリーのインフラチームの川井 (@fohte) です。
ウォンテッドリーは Observability Conference Tokyo 2025 にスポンサーとして協賛します。 また、当日はスポンサーセッションにてインフラチームの田中 (@bgpat_) が登壇します。
現地にはインフラチームのメンバー (川井 (@fohte)、巨畠 (@donkomura_)、加藤 (@kkato25)) も参加します。参加される皆様との交流を楽しみにしております!
Observability Conference Tokyo 2025 は、オブザーバビリティに関心がある人が集まり、知見を共有しあうカンファレンスです。技術やツールの話はもちろん、現場の課題や工夫、組織・文化の壁をどう乗り越えるかといったリアルな知見を共有し、参加者同士がつながる場を目指しています。
当日はスポンサーセッションにて、田中 (@bgpat_) が以下の内容で登壇します。
OpenCensusは現在ではOpenTelemetryに統合された、アプリケーションメトリクスと分散トレースを収集・転送するためのライブラリです。いち早くマイクロサービスの概念を取り入れ複雑性が増大したウォンテッドリーでは、エラーの原因特定と解決難易度の高さに課題を感じ、2018年にOpenCensusを導入しました。 当時はまだマイクロサービスや分散トレーシングを導入している企業は少なく、環境が整っていない中で試行錯誤を繰り返し、活用の糸口を模索しながら運用を続けてきました。本セッションではOpenCensusにフォーカスを当て、これまでの7年間の導入・運用・移行の各フェーズでどんな問題が発生し、どのように対処したのかを、実際の体験談を交えてお伝えします。
ウォンテッドリーという環境で、どのようにオブザーバビリティを導入し運用を継続してきたかについて、現場のリアルな知見や工夫をお話しします。これからオブザーバビリティを始めようとしている方や、組織に浸透させようとしている方の参考になれば幸いです。
当日は、インフラチームから以下のメンバーが参加予定です。会場でお会いできることを楽しみにしています!
Wantedly は、Kubernetes クラスター上に 150 を超える namespace があり、サービス間通信が頻繁に発生する環境で動いています。このようなシステムでは、APM や分散トレーシングを中心としたオブザーバビリティが、もはや必要不可欠となっています。 本カンファレンスを通じて、他社の事例や最新のトレンドを学び、また私たちの取り組みを共有できることを楽しみにしています。
それでは当日、会場でお会いしましょう! オンライン参加の方も、ぜひセッションをご視聴いただければ幸いです!