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「このまま、ぬるま湯に浸かっていていいのだろうか?」 大手グループ企業で安定したキャリアを歩む一方、自身の市場価値に漠然とした危機感を抱いていた小林さん。
彼が次なる挑戦の舞台に選んだのは、成長著しいベンチャー、ギブリーコンサルティングでした。 生成AIという最新技術を武器にしながらも、決してそれを万能薬とはせず、顧客と誠実に向き合う。その仕事観は、いかにして育まれたのか。
「ぬるま湯」からの脱却を決意し、成長の最前線に飛び込んだ彼が手にしたものとは。その率直な言葉をご紹介します。
※ ギブリーコンサルティングとギブリーは合同で採用を行っています
小林さん
前職では大手製造業グループにおいて業務コンサルタントとして、4年間、営業・調達領域のBPO業務改善に従事。自身の市場価値向上を目指し、2025年4月に設立した株式会社ギブリーコンサルティングに入社。コンサルタントとして、生成AIを活用した企業の業務改革を支援する。
安定か、成長か。市場価値への危機感が転職の原動力
──ギブリーに転職するまでの経緯を教えてください。
前職は大手グループの企業で、業務コンサルタントとして働いていました。環境としては非常に安定していて、福利厚生も手厚かった。ただ、悪く言えば「ぬるま湯」に浸かっているような感覚が常にありました。
「このままではいけないな」。これからの長い社会人生活を見据えた時、もっと自分の市場価値を高めたいという思いが強くなり、転職活動を始めました。
──転職活動では、どのような軸で企業を見ていたのでしょうか?
軸は2つありました。1つは、先ほどお話しした「市場価値の向上」に繋がる環境であること。もう1つは、ある程度整った大企業から、成長中のベンチャー企業へ行きたいという思いです。
その中でギブリーに決めた理由は、明確に2つあります。1つは 「ソリューションの幅広さ」 。前職ではBPOに特化した提案が中心でしたが、ギブリーはSaaSプロダクトから生成AIの活用支援、さらにはBPRや開発まで、本当に幅広く携われる。この選択肢の多さは、自身のキャリアを広げる上で非常に魅力的でした。
そしてもう1つが、 「生成AIという最新技術を武器にできる」 こと。この武器があるからこそ、大企業から中小企業まで、様々な企業の意思決定層の方々と直接向き合うことができる。この環境に、大きな可能性を感じたんです。
顧客と伴走するギブリーコンサルティングの仕事とは
──現在の具体的な業務内容を教えてください。
営業と共にお客様の課題をヒアリングし、提案を行う「プリセールス」から、受注後に業務分析や改善提案、実行支援まで伴走する「デリバリー」まで、一気通貫で担当しています。
──プロジェクトは、どのように進めることが多いですか?
お客様の規模によってもアプローチは変わりますね。エンタープライズ企業であれば、社内の推進部署の一員のような役割を担うことがあります。一方で、中小企業のお客様の場合は、私たちが主体となって現場の方へのヒアリングから簡単なプロトタイプの作成まで担うケースも少なくありません。
案件の期間は短いもので3ヶ月ほど。基本的には、メインのプロジェクトに加えて規模の小さいものを2、3個並行して動かしていることが多いですね。時にはお客様のシステム内で作業する必要があるため、お客様先に常駐することもあります。
「個」の専門性を掛け合わせ、チームで価値を創り出す
──ギブリーコンサルティングならではの面白さは、どんなところに感じますか?
前職との決定的な違いは、 「質の高いコラボレーション」 が生まれる点ですね。前職は、基本的にみんなが同じスキルセットを持つ「業務改善ができる人」の集団でした。
しかしギブリーには、技術に強いエンジニア寄りの人、Power Platformを使いこなす人、ビジネスサイドに強い人など、多様な専門性を持つメンバーが揃っています。それぞれの武器を掛け合わせることで、お客様への提案の質も、アウトプットの価値も格段に上がる。この感覚は、ギブリーならではの面白さだと感じます。
──仕事をする上で、大切にしていることはありますか?
「お客様に対して、正直であること」 です。 生成AIに対して「何でもできる魔法の杖」のようなイメージを持たれているお客様もいらっしゃいます。しかし、そこで私たちは「何でもできます」とは言いません。現段階で弊社ができる範囲を正直にお伝えし、期待値を正しくコントロールすることを大切にしています。
時には、生成AIが必ずしも最善策ではないケースもあります。たとえお客様からご要望があったとしても、より良い方法があれば「他の方法もありますよ」と正直に提案する。結果的にAIを使わなくても、ギブリーとしてお客様に貢献できることが最も重要だと考えています。その誠実な姿勢が、最終的にお客様との信頼関係に繋がっていくのだと思います。
完成された組織では得られない「組織を創る」手触り
──実際に入社してみて、大企業との違いを感じる部分はありますか?
ベンチャーなので、組織やルールがまだ整っていない部分があるのはイメージ通りでした。ただ、良いギャップだったのは、先ほどお話ししたような多様な専門性を持つメンバーがたくさんいたことです。
一方で、率直に言うと「教育」にはまだ課題があると感じています。新しいメンバーが急増している中で、育成の仕組みやナレッジが追いついていない。これは、組織が急成長している証拠でもあります。
──その「未整備な部分」はどのように受け止めていますか?
ポジティブに考えています。前職のような巨大な組織では、一社員が会社の制度作りに携わることなど到底できませんでしたから。
最近、私もギブリーコンサルティングの制度作りを手伝うようになったんです。自分のような年次のメンバーが、会社の仕組み作りに直接関われるというのは、前職では考えられなかったこと。純粋に、面白いなと感じています。
これまでは専門性を極めることばかり考えていましたが、組織作りに強い方々と一緒に仕事をする中で、自然とマネジメントという領域にも興味が湧いてきました。課題があるからこそ、自分の役割を広げ、会社への貢献の形を模索できる。この経験自体が、大手では得られない価値だと思っています。
安心して挑戦できる。成長の機会はそこら中にある
──ギブリーのカルチャーについてもお聞かせください。
面接の段階から、私が違う規模感の会社から来ることを理解した上で、良い面も課題も正直に話してくれたのが印象的でした。そのおかげで、入社後のギャップはほとんどありませんでしたね。
入社後も、その誠実なカルチャーは変わりません。ギブリーには 「Give & Give」 という企業精神があるのですが、それを日々実感しています。例えば、自分の本来の業務ではないことを急にお願いしても、誰も無下に断らない。「今すぐは無理でも、ここまでならできます」と、必ず何かしらの形で応えてくれるんです。
自分が直接関わったことのない人でも、誰かが繋いでくれたり、急なお願いに対応してくれたりする。そうした助け合いの文化があるからこそ、安心して新しい挑戦ができます。
──最後に、この記事を読んでいる候補者の方へメッセージをお願いします。
ギブリーには、得意なことをしっかり教え合う文化があります。だから、コンサル未経験の方でも、安心して挑戦できる環境だと思います。
案件が豊富にあるので、様々な経験を積むチャンスがありますし、実績を経て信頼を得ればすぐにリーダーとして案件を任される立場にもなれる。自分の市場価値を高めたい、キャリアの幅を広げたいと考えている方には、すごくフィットするはずです。
少しでも興味があったら、一度話を聞きに来てみるのは、かなりアリだと思います。