プログラミングスクールで鍛えた力で、3年後に業界が認めるエンジニアへ | 未経験エンジニア向け
プログラミングスクール卒業生の皆さん、こんにちは!株式会社BTM 人事の増村です。実は最近、プログラミングスクール卒業生の方々とお会いする機会があったのですが、皆さん、学習の質が非常に高く、大変...
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▮ 少しだけ自己紹介させてください
▮ なぜ、キャリアで迷う人が多いのか?
▮ このストーリーで伝えたいこと
▮ 後悔の無い選択を
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こんにちは。BTM 人財推進本部の増村です。
エンジニアからキャリアをスタートし、その後、教育・研修などを担当した後、
現在BTMで採用業務をメインで行っていますが、日々面接や面談を行う中で
「エンジニアになったけど、なんか思っていたのと違うかも…」
「このままSESでいいのかな…」
「“自社開発がいいよ”ってよく聞くけど、そもそも自社開発って何?」
そんな声を、僕はこれまで何十人、何百人と聞いてきました。
実際にエンジニアとして現場に立っていた頃も、今この瞬間も、
エンジニアのキャリアに向き合っているからこそ、分かることがあります。
それは、多くのエンジニアが実は「技術」よりも「キャリアの選択肢」で悩んでいるということ。
技術には正解がありますが、「キャリアの選択肢」は個人個人によって違うからこそ
自身にあった選択肢や正しい判断軸は、中々見つけづらいと思います。
だからこそ、このストーリーでは、エンジニア未経験からエンジニア3年目の方々に向けて、
“エンジニア×人事”の視点からリアルな情報や判断軸を届けていきたいと思っています。
ぜひこの記事が、貴方のお悩みを少しでも解消できるものであれば幸いです。
改めて株式会社BTMで採用人事をしている増村といいます。
もともとは開発エンジニアとしてキャリアをスタートし、そこから社内の教育支援や人材育成を経て、
今では「エンジニアを採る側」として、エンジニアの採用に携わっています。
いわゆる「エンジニア×人事 = ジンジニア」です。
実際に過去エンジニアとして苦労をした経験を持つ僕だからこそ、当時感じていた不安を言語化し、
人事としての視点を持ち寄り添うことができると思っています。
これまで様々なエンジニアの方々のキャリアに寄り添う中で、
この業界には技術だけではなく「言語化されていない不安」が沢山あるということを改めて感じ、
皆さんの不安に対して何かできることはないかと思い、今回筆を執りました。
「自社開発がいいよ」
「SESはやめとけ」
「受託開発はスキルがつきにくい」
そんな言葉を、SNSや掲示板またはYouTube、コミュニティの中で聞いたことがあるかもしれません。
そんな言葉とは裏腹に、実際の現場ではSES出身で活躍している人も、
受託開発を経験してPMを担当している人も沢山います。
重要なのは、「事業そのもの」ではなく、その中で“どう振る舞ったか”“何を学んだか”なんです。
これはキャリアを積まれた方からすれば当たり前に感じることかもしれませんが、
情報過多の現代でエンジニアとしてのスタート地点に立ったばかりの方にとっては、
キャリアの選択を揺るがす情報となり得ます。
特に「未経験エンジニアOK」や「職種経験不問」といった求人が溢れる今、
選択肢が多すぎて、逆に何が自分にとってのベストなのかが見極められず
動けなくなっている人が増えているように感じます。
本記事についてはシリーズ化をしていき、以下のテーマに沿って
皆さんの「キャリアの判断基準」を、ひとつずつ丁寧に紐解いていきます。
● SES/受託/自社開発、それぞれの違いと向き不向き
● 「未経験OK」に潜む本音と、採用側が見ているポイント
● 面接で聞かれる質問の“裏側”と、評価される答え方
● GitHubやポートフォリオで“伝わる”アウトプットの出し方
● 職務経歴書・自己PRの“やりがちNG”と改善策
● 成長できる人に共通する「質問の仕方」「マインド」
● チーム開発で信頼される人の特徴
● 自立型エンジニアになるための思考法…などなど
僕自身、はじめて現場に出たとき、いろんなつまずきがありました。
Gitを使っている意味が分からなかったり、レビューで
「なぜこのコードにしたの?」と聞かれて答えられず凍りついたこともありました。(笑)
今でもはっきり覚えているのは、初めての上司が教育をしたことがない方で、
質問しても求めている回答が得られず、大変な思いをしたことです。
そこで、質問の仕方を工夫したところ、求める回答が得られるようになり
“技術以前に信頼されるふるまい”ってあるんだなと気づかされました。
あの時の経験が、今の人事としての視点にも強く生きています。
そういった人事を経験する中で“採用する側”として見てきたリアルはもちろんのこと、
エンジニアとして実際に現場で働く中で見えた課題やぶつかってきた壁、
そしてその乗り越え方なども、この記事ではお伝えしていきたいと思っています。
エンジニアのキャリアに正解はありません。
でも、自分と向き合い考え抜いた「キャリア」は、たとえ遠回りになったとしても、
振り返った時の後悔が少ないと思いますし、それが“正解”なのではないかと思っています。
この記事が、キャリアを考えるヒントになれたら嬉しいです。
次回は「SES・受託・自社開発の違いと向き不向き」について。
エンジニアの“入り口”をどう選ぶか、その視点を深掘りしていきます。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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