未経験からラボ事業部 部長まで駆け上がったエンジニアが思う"成長の秘訣"とは? | 未経験エンジニア向け
こんにちは。人財推進本部の佐々木です。前回のラボ事業部についての記事はお読みいただけましたでしょうか。▼ラボ事業部についての記事はこちら今回は部長の播口さん自身にフォーカスし、転職のきっかけや成...
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こんにちは!株式会社BTMの日髙です。
今回は、Webソリューション事業部(以下、WS事業部) 部長の播口さんと
部長補佐の落藤さんにお話を伺いました。
WS事業部の過去と現在から見えた課題、
そして今後の方針や魅力について、様々な内容をお届けいたしますので、
是非最後までご一読いただけますと幸いです!
▽プロフィール
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<播口>
私が入社した時は受託開発チームが生まれたばかりの新規事業ということもあり、
案件の獲得方法も業務の進め方も全く分からない状況でした。
当時は赤字案件が続くこともありましたが、今ではしっかり利益を出せていますし、
徐々にメンバーも増え、事業部全体の成長を実感しています。
落藤さんが入社されたタイミングは、確か私の入社後少し経ってからですかね?
<落藤>
そうですね、私がBTMに入社したのは約7年前になりますが、
福岡支社の受託開発の立ち上げメンバーとして参画しました。
今のWS事業部は全国の拠点をまたいでチーム編成を行いますが、
当時は独立裁断的で、特に決められたルールもなかったので、
進め方など分からないまま各々進めていった結果、
福岡拠点の案件は全て炎上案件といった悲惨な状況でした(笑)
<播口>
お互いに刺激し合える環境を築けたことが重要なきっかけだったのかもしれませんね。
例えば、東京で上手くいった事例を生かして福岡や大阪に取り入れていくなど、
拠点間で横断的にナレッジの共有をすることで生産性が向上し、
東京水準の推進力が標準化されたことで、少しずつ成果が現れてきたんです。
<落藤>
地方の特性として、新しい技術や情報は東京から大体5年遅れでやってくると言いますから、
東京のモダンな技術を使った開発案件を全拠点で進めるにあたっては、
意識・スキルのアップデートも非常に重要だと思います。
<播口>
でも、リモートが浸透した今はだいぶ変わった気がしますけどね!
福岡の若いエンジニアたちもどんどん吸収してくれていますし、
キャッチアップも出来ているので、ほとんど東京と技術レベルは変わらないと思います。
<播口>
今一番課題に感じている点は、営業部門の組織強化です。
現在、約40人のエンジニアが所属していますが、
複数名のチームで入れる開発案件をコンスタントに獲得していくためには、
今まで以上に営業力を高めていかなければなりません。
営業部門は私と他2名のメンバーで日々活動していますが、
そう簡単に獲得できるものでも無いので、今は営業力強化が最注力事項だと考えています。
そして、エンジニア採用も課題です。
複数名入れる難易度の高い大規模案件を獲得した際に、
しっかり利益が出せるような体制・仕組み作りが必要であるため、
人材を採用していくことは、今後も継続的な課題であると感じています。
<落藤>
上場後、顧客規模もどんどん拡大してきているので、
今後、大規模な案件が増えていくとなると、それを回せる体制強化が課題ですね。
<播口>
そうなんですよね。上場がきっかけだったのかもしれませんが、
有難いことに銀行経由の依頼をいただくことも増えました。
なので、これまで以上により一層責任の大きい仕事が増えてきたなと感じています。
<播口>
顧客が求める品質や価格帯で提供するために、
利益を削ってでも極力なんとかしよう!という考え方でコミットしようと意識しています。
WS事業部は、世の中に対してBTMが何を果たしたいのかが特に見えやすい部署のため、
目の前の利益を出しつつも、会社のミッションを実現できる組織にならなければなりませんし、
「DXといえばBTMだよね」と認知されるような結果を残していきたいです。
ある種、このバランスを上手く保てるのかも我々の課題と言えるのかもしれませんね。
<播口>
組織をより強固にするために、エンジニアのキャリアにフォーカスした環境を構築していく方針です。
現時点で3つのキャリアコースのもと、案件参画やキャリア形成をサポートしていますが
これら以外にもエンジニアには様々な特性や強みを持った人がいると思っているので、
よりキャリアの細分化を行い、役割や幅を広げていくことで
WS事業部全体の組織強化につながると考えています。
—————————————————————————
01.部下教育をするマネジメントコース
02.案件推進のプロフェッショナルを目指すプロジェクトコース
03.技術特化のテックリードを目指すスペシャリストコース
—————————————————————————
<落藤>
私の役目は播口さんの描いている構想をもとに仕組み作りを進めていき、
今まで以上にエンジニアにやりがいを感じてもらえる環境を提供できるよう、
各拠点のチームリーダーから情報を吸い上げ、イメージを具体化していくことです。
<播口>
もう既にお気づきかもしれませんが、
私の頭の中にあるアイディアを形にしてくれるのが落藤さんです!(笑)
<播口>
例えば、先進的にチャレンジする新規開発の0→1の案件、
バランス重視の機能追加をする1→10の案件、
安全や安心へコミットすることが求められる運用保守案件など、
様々な案件の特性に対して、エンジニアにも得意不得意があると思うんです。
パフォーマンスを最大限発揮できる環境はどこなのか、
一人一人の強みやキャリアビジョンに沿ってもっと細分化し、案件参画することで
適正な評価とキャリア形成ができる環境をつくっていきたいと考えています。
<落藤>
あとは、また違った角度かもしれませんが、
顧客へソリューション提案ができるエンジニアを育てることも必要不可欠ですね。
<播口>
そうですね。
我々が理想とするエンジニアは、ただ見積もりを作る、システム化をするだけではなく、
顧客課題を真に捉えたDX化を提案していくべきだと思うんです。
顧客の事業を成長させるためには、一体何にアプローチすれば良いのか、
もっと根本的な部分から課題解決できるスキルを身に着けてもらいたいと思っています。
となると、3つのコースにはない「ITコンサル」のようなポジションにもなるので、
そうした人財を育成する取り組みもしていかなければなりません。
<落藤さん>
エンジニアへ様々な引き出しを持たせ、メンバーの特性にあわせて業務を割り振る。
そのためには潤沢な案件が必要なので、先ほどお伝えした営業力強化が重要という話に繋がりますね。
<播口>
そうなりますね!ここ3年で実績を出しながら、仕組み作りもしっかりやっていきたいです。
今ののWS事業部の話からは想像できない初期の苦労話や、
将来を見据えたお二人の熱い想いが伺えて、より今後の成長や変化に期待が持てました!
後編では、お二人が感じるBTMの魅力やWS事業部を志望する方に求めるものなど、
率直な意見をお届けしたいと思いますので、乞うご期待ください✨
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