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ラクスル株式会社
ラクスル事業本部 エンタープライズ事業部 Designグループ マネージャー
山根 悠暉
Yuki Yamane
京都大学大学院薬学研究科卒業後、2020年にラクスル株式会社に入社。カスタマーサポート・カスタマーサクセスなど一貫してお客様対応の最前線で従事しつつ、事業開発としてサービス開発も担当。現在は、デザイン領域の新規事業の立ち上げに従事している。
介在価値の高いフィールドを探した就職活動
──京都大学の薬学部出身だと伺いました。なぜ研究の道ではなく、ビジネスの世界を選んだのでしょうか?
大学院で基礎研究に取り組む中で、自分の研究が社会にインパクトをもたらすまでに、あまりに長い時間がかかることにもどかしさを感じ、もっとエンドユーザーの反応がダイレクトに返ってくるような、マーケットに近い場所で働きたい。そう考えるようになったのが、ビジネスの世界に目を向けたきっかけです。
── ビジネス世界へ挑戦すると決めたとき、どんな軸で企業を見ていましたか?
一貫していたのは「介在価値」を最大化できるか、という点です。例えば、当時から人気だったコンサルティング業界のように、多くの優秀な人が集まる場所でその他大勢のひとりになるよりは、まだ誰も注目していないような領域に飛び込む方が、自分の時間を使う価値があるし、世の中へのインパクトも大きいのではないかと考えていました。他の人がやらないことにこそ、大きなチャンスとやりがいがある。その考えは、学生時代のさまざまな意思決定の根底にあったように思います。
ラクスルとの出会い、そして入社の決め手
──ラクスルとの出会い、入社の決め手は何だったのでしょうか?
就職活動の終盤に出会ったのがラクスルでした。最初は母親が医療に助けられた原体験から医療業界も見ていたのですが、既に優秀で自分と近いバックグラウンドの人がたくさん集まっている業界だと感じていました。そんな時、印刷業界に風穴を開け、レガシー産業の仕組みを変えようとしている当社の存在を知り、まさに自分が求めていた「介在価値」を発揮できる場所だと感じたんです。決め手になったのは、社員の方々のインタビュー記事を読み込んだことですね。役職や職種に関わらず、皆が「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」 というビジョン を”自分の言葉”で語っていて、その本気度に強く惹かれました。
衝撃的だったのは、面接がまったく面接らしくなかったことです(笑)。
一方的にプレゼンさせられたり、評価されたりするのではなく、経営陣の方々が僕自身のことに関心を持って対話をしてくれた感覚でした。この方たちとなら、変に気を使わず、仕事そのものに集中できる。そんな安心感を覚えましたね。また、新卒の採用人数が少ないと聞き、若いうちから多くの意思決定の打席に立てる環境だとも感じました。ただ作業をこなすのではなく、事業を前に進めるための本質的な経験が積めるのではないか、という期待が入社を決めるの最後の一押しになりました。
現在に至るキャリアと、業界の”負”への挑戦
──入社されてから、現在に至るまで、どのようなキャリアを歩んでこられましたか?
まず入社前にCS(カスタマーサポート)部門でアルバイトし、コールセンターで1日40~50件ほど電話に出ていました。入社後はエンタープライズ事業部の中で、大手法人向けのセールスを担当。当時は3人ほどのチームだったので役割分担もなく、セールスから導入後のサポートまでを手がけていました。その後は、顧客の成功支援をするカスタマーサクセスや大手法人サービスの新規領域開拓、グロースを3年ほど担当しました。現在はプロジェクト制度(社員が自らのアイデアを基に新規事業を立ち上げることを促進するための仕組み)を活用し、新規事業として「デザインプロジェクト」を立ち上げて、その責任者を務めています。
振り返ると、すべての経験が今に繋がっていると感じます。特にセールス時代、お客様と直接対話する中で「優れた事業アイデアは、頭の良さだけで生まれるのではなく、泥臭く集めた一次情報から生まれる」と実感したことは、大きな学びでした。
──現在担当されている新規事業について、詳しくお話しいただけますか?
デザイン制作の領域を担当しています。実はこの業界は、広告代理店を頂点とした多重下請け構造になっていて、末端の制作会社やフリーランスの方が非常に厳しい環境で働いているという根深い課題があるんです。私たちは、テクノロジーの力を活用することで、その業界構造そのものを変えようと挑戦しています。ラクスルだからこそ、既存の常識に捉われずに仕組み化を進められる。ここにもまた、大きな「介在価値」があると感じています。
現在このプロジェクトは大きく成長をしていますが、実は目先の売り上げはそこまで重要視していません。なぜなら最終的には大きく産業自体を変えることを目指しているからです。
大事にしているのは、短期的な売上ではなく、長期的にこのサービスが競争優位性を構築でき、お客様に選び続けてもらえるのか?といった観点です。こういった中長期的な指標を置くのは実は普通のことではありません。既存事業の強い足腰と、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」というビジョンのもと、長期的な視座を持って事業の本質と向き合える環境だからだと思います。
「仕組みを変える」挑戦を、ラクスルで
──改めて当社で働く面白さはなんでしょうか?
学生の頃は全く興味がなかった「印刷」や「デザイン」といった領域でも、深く知れば知るほど、面白い課題が山積みだと私は気づかされました。知的好奇心があると、どんな領域でも挑戦のフィールドになり得る。それが領域に縛られない当社で働く面白さのひとつだと思います。そして何より、短期的な収益だけを追うのではなく、「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」 というビジョンを本気で掲げているからこそ、業界の構造的な課題のような、難しくても意義のある挑戦に向き合える。それがこの会社の最大の魅力だと感じています。
──最後に学生へのメッセージをお願いします。
就職活動では、つい「何がやりたいか」という問いに縛られがちですが、「自分の価値が最も発揮できる場所はどこか?」という視点で考えてみるのも面白いかもしれません。「知らないことには興味は持てない」という言葉の通り、実は自分が知らない・経験していないだけで、どんなことも深く知れば興味が持てると思います。そして、一見するとレガシーで皆が興味を持たないことにこそ、これまで誰も解決できなかった大きな課題が残っているのだと思います。当社には、まだ誰も手を付けていない、価値ある課題が無限に転がっています。もしあなたが、他の誰かと同じ道を歩むのではなく、自分ならではの価値を発揮して社会に大きなインパクトをもたらしたいと考えるなら、これほどエキサイティングな環境はないはずです。
皆さんと一緒に「仕組みを変える」挑戦ができる日を楽しみにしています。
ラクスルグループでは、ビジネス職での新卒採用を積極的に行っています。ご興味のある方は、ぜひこちらの求人もご覧ください