こんにちは。株式会社ヤプリで採用担当をしている石村です。
今回の社員インタビューに登場するのは、Androidエンジニアとして「Yappli」を支えている林です。
「自社プロダクトを作る楽しさを味わってみたい」という思いから、クライアントワークを中心とする制作会社を離れヤプリに加わった林。入社から約9ヶ月が経った今、転職後の変化やヤプリで働くやりがいについて聞きました。
【プロフィール】林 宏行(はやし・ひろゆき) Androidエンジニア
新卒で独立系SIerへ入社。約5年間、大手メーカーや官公庁向け基幹システム開発に従事。その後、アプリ・WEBサイトの制作会社にてAndroidエンジニアとして経験を積み、2017年に株式会社ヤプリへ入社。現在はアプリチームのAndroidエンジニアとして、様々なプロジェクトに携わっている。
【Yappliについて】
「Yappli」は誰でも簡単に高品質なスマホアプリを制作・運営できるプラットフォームです。直近3年間の導入企業数は250社を超え、国内外の名だたるトップブランドの自社アプリを支えています。
魅力的な自社プロダクトを少人数で開発していたヤプリ
―まずは林さんがヤプリへ入社した理由を教えてください
(林)「自社のプロダクトを持っている所で働いてみたいな」と思ったのが最初のきっかけですね。ヤプリが3社目になるのですが、もともとは新卒で入社した1000人規模のSIerで約5年働いていました。
その会社では公共機関で使われるシステムや企業の給与システムなどを作っていたのですが、もう少し身近なプロダクトを作ってみたいという意欲がわいてきて。カメラアプリを始め、アプリやウェブサイトの受託制作をしていた会社へ転職したんです。
当時開発していたサービスは比較的表にでるものも多かったので、その点ではやりがいがありました。ただ2年ほど続けている内に「これはうちの会社のサービスなんだよ」と周りの人に紹介できるような、自社プロダクトを作ってみたいと考えるようになったんです。
—自社プロダクトを作っている会社の中でヤプリに決めた理由は何だったのでしょう?
(林)「Yappli」というプロダクトを欲しい人が多いだろうなと感じたんですよね。前職もそうでしたけど、スクラッチでアプリを開発しているところはたくさんあります。その「アプリ開発」という工程を、CMSを活用することで楽にできるというアイデアが面白いと思ったんです。
エンジニアですら求めているようなものだったので、「アプリを作りたいけど自社にエンジニアがいない」というような会社なら絶対に欲しいんだろうなと。実は転職活動をするまでは全く知らなかったんですけど(笑)、初めて知った時にすごいプロダクトだと思いました。
—プロダクトに惹かれたんですね
(林)しかもそれを少ない人数で開発していると知り、なおさら驚きました。当時はだいたい50人前後の規模で、会社がちょうど大きく成長しているタイミングで。今入社すれば自分も成長できるし、それが会社の成長にも繋がるはずだと考えて入社を決めました。
新機能を開発し続ける日々
—実際に入社してみて、働く環境はいかがでしたか?
(林)「Yappli Summit」というモバイルマーケティングに関するトークセッションや、新機能を発表する自社イベントの前だったこともあり、研修の後はすぐに新規機能の開発プロジェクトにジョインしました。
それが落ち着いてからバグ修正やメンテナンスを少し挟んで、今はAndroidアプリの新機能開発をメインにやっています。
—これまで開発した機能について教えてください
(林)入社直後に取り組んだのは、アプリ内で背景やスタンプ、特典の内容をカスタマイズした独自のスタンプカードを実現できる機能です。もともとある程度はできていたんですけど、実際に使いやすいように過去のスタンプを見れるようにしたり、スタンプカードでGPSで位置情報をみてスタンプを押せるようにしたりと必要な要素をどんどん追加していきました。
会社としても売り出していこうとしている機能のひとつなので、そこに関われるのは嬉しかったですね。後は直近だと今まであったバーコードリーダーと検索窓の履歴表示機能。少し遡るとARのSDKやチャットのSDKにも取り組みました。
—どのくらいのペースで新機能を開発しているんですか?
(林)以前開発企画の田村さんが話していたように、基本的には1クオーターに1〜2個は新機能が出るイメージです。ヤプリでは、現在クオーターごとにプロジェクトの候補をリストアップして、プロダクト会議で実際に取り組むものを決めます。承認されたものについては専任のチームを組んで、プロジェクト単位で仕事を進めるスタイルです。
機能も仕事の進め方も自分で提案できる
—これまでの2社ではクライアントワークが中心でしたよね。自社プロダクトに関わるようになって変化はありましたか?
(林)自分が開発した機能がYappliというサービスを通じて数百個のアプリに入ると考えると、モチベーションは上がります。
Yappliの場合は大きなブランド企業様にも導入いただいているので、友達と話していて「こんな企業のアプリにも使われてるんだよ」と紹介できるのが嬉しいです。またショッピングモールなどに行けばお客様の店舗もたくさん見かけるので「もっと頑張らないと」と思いますね。もちろん責任も大きいですが、やりがいも大きいです。
あとは受託や常駐の場合は基本的にお客様のルールに合わせますが、自社プロダクトの場合はプロジェクトの進め方やルールを、みんなに合う形で都度作り変えられるのが新鮮です。特にヤプリはカイゼンしていく文化があるので、やり方も提案していくことが可能です。
全部が全部「教科書」に載っているような形ではなく、自分たちに合うものを考えながら独自のやり方を作っていけるのは魅力だと思っています。プロダクトの機能についてにしろ、仕事の進め方にしろ、自分で提案できる環境があるのは大きいです。
— プロダクトチームのイメージも入社前後で変わりましたか?
(林)ヤフー出身のメンバーが多いことは知っていたので、入社前は割とかっちりしてるのかなと思っていました。ただ実際はCTOの佐野さんを中心にかなりフラットというか、フランクな会社ですね。「何でも聞いてよ」という感じでかなりフレンドリーです。
佐野さんとしてはルールをガチガチにしすぎないで、わからない部分や足りない部分はコミュニケーションでフォローしようという考えがあって。メンバー同士で質問しあったり教えあったりすることは多いです。技術力的にも優れたメンバーが多いので「後ろからお尻を叩かれる」ではないですけど(笑)、負けてられないと刺激にはなりますね。
さらにワクワクするプロダクトに向けて
— 今後ヤプリで挑戦したいことについて教えてください
(林)個人としてはAndroidだけでなくiOSにも手を伸ばして、両方見れるようになりたいです。幅広くいろんなことができると柔軟性も増しますし、両方を全体的に見れるメンバーが居るとチームとしてもより安定すると思うんですよね。
またチームとしてはもう少し人が増えたらラインを増やして、今のプロダクトを安定させるチームと新機能や新しい技術にどんどんチャレンジしていくチームをそれぞれ作れると良いなと思っています。さらに魅力的なプロダクトを作れるように体制や進め方も作り変えていけるといいですよね。
アプリエンジニアとして一緒にワクワクするプロダクトを作りませんか?
ヤプリに興味を持ってくださった方、ぜひ1度お話しませんか? 林の話にもあったようにヤプリは拡大フェーズにありまして、基盤となるプロダクトを一緒に作っていってくれるメンバーを募集しています!
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