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私が長期インターンに参加した理由 〜月間120万PVのメディアを立ち上げた人が2年間のインターンから学んだこと〜

こんにちは!Wantedly広報インターンの浅野です。

この記事は、1社で1ヶ月以上のインターンシップを経験したことのある方にインタビューし、長期インターンを通して実際にどのような経験ができたのか、その経験が自身のキャリア観にどう影響し、インターンに参加をすることでどのようなメリットがあるのかをまとめています。

今回は、2018年3月に早稲田大学商学部を卒業し、現在社会人1年目の安元一耀さんにお話を伺いました。株式会社パンタグラフというWebコンサルティング会社の自社メディア「受験のミカタ」に、インターンとして立ち上げからグロースまで一貫して携わっていたという安元さん。インタビューの中では独自の視点からインターンでの経験を語ってくれました。

0からサービスを作れる環境を求めてインターンへ


―株式会社パンタグラフという会社でインターンをしていたとのことですが、具体的にどのような業務に携わっていたのでしょうか。

インターンの内容としては、「受験のミカタ」という中学生・高校生の受験勉強を応援するサービスに立ち上げから参画し、記事の執筆、メディアのグロースまで一貫して携わっていました。記事の内容は、公式の紹介・解説や勉強方法、受験に役立つ知識などがメインです。大学2年生から大学4年の秋頃まで、だいたい2年くらいインターンを続けていました。0から始めましたが、今では月間120万PVのメディアにまで成長しています。


―2年で120万PVはすごいですね! 大学2年生という早い段階から長期インターンを始めようと思った理由はなんでしたか?

もともと0からサービスを作りたいという気持ちがあったので、それができそうなインターンに応募していました。当時、就活のことはあまり考えておらず、バイト代わりのような感じでしたね。周囲には長期インターンをしている学生があまりいなかったので、結果的に有利になるだろうなとは思っていました。

※写真左に写っているのが安元さん

強いプロ意識を持ってインターンをする、ということ


―インターンにおける仕事に対するこだわりや、やりがいを教えてください。

受験のミカタへのアクセスの90%が検索エンジンからの流入だったので、どんなコンテンツが検索結果に強いのかを自分で検証していました。その情報を踏まえて施策を考え、記事を書いていたのですが、うまく結果が出た時は嬉しかったですね。きちんとターゲットに記事が届いているんだなと感じました。

また、当時、キュレーションメディアがとても多かったんですが、色々と物議を醸す出来事があり、社会的な問題になっていました。そういった状況の中で、「受験のミカタ」は全てのコンテンツをオリジナルで制作し、ユーザーを獲得できたので、価値のあるサービスとして成長させられたと思っています。


―逆に、インターンを通しての反省点はありますか?

インターンをしていた当時を振り返ると、いわゆるプロ意識の部分が足りなかったと思います。社員さんから知識を吸収しようと思えばできる環境があったのに、その機会を活かさなかったのが悔やまれます。プロ意識をもって仕事に臨んでいれば、社会人になってから活かせることをより多くインターンで学べたと思っているので、もっとガツガツ行けば良かったなと思っています。


―インターンのうちから、社員にモチベーションを近づけて仕事をすることで、また見える世界は変わってくるかもしれませんね。

2年間のインターンが、キャリア選択における自信に繋がった


―インターンを通して、仕事に対するイメージは変わりましたか?

めちゃめちゃ変わりました! やっぱりインターンをする前は、働くことが想像上のものでしかない。実際に働く中で、自分のイメージとは違った事態が起きることもありました。リアルな体験を通して、働くことの良いことも、悪いことも理解できたことが良かったです。


―インターンをやる上で、心構えみたいなものはありましたか?

仕事はアウトプットが前提だと考えていたので、インターン中は、常に求められるアウトプットをするためには何が必要かを考えていましたね。そして、そういった考え方は今後働く上で必要になると感じていたので、理想状態や目標から逆算して、今の自分に足りないものを補っていくというサイクルを、インターンを通して身につけたいと思っていました。

―実際に就職活動を始めて、インターンの影響はありましたか?

気持ちの面で、かなり自信を持って面接に挑むことができました。2年間インターンを続け、自分たちでサービスを作り、成果を残したと言えたのは大きかったです。バイトやサークルでの体験を語る学生が多いだろうなということは想定できていたので、なるべく他の人と被らないプレゼンをしようとは以前から思っていました。そういう意味では、インターンの話をすることで結果的に差別化できたので良かったです。

今働いている会社では、次世代事業準備室 / dip AI laboという新規事業を作る部署に配属になり、自分達で0からサービスを作る役割です。このような仕事につけたのも、インターンでの体験があったからかもしれません。


―インターンでやったことが、企業選びにも活かされたのですね。最後に、これからインターンを始める学生に、何かアドバイスがあればお願いします。

長期インターンは、なるべく早い段階から始めた方が良いと思います。初めてインターンをやる時って、自分にできるかな、と思い悩んで逃げ腰になってしまうかもしれませんが、失敗しても大丈夫です。もし合わなかったり、無理だと思って辞めてしまっても、挽回の余地は全然あります。自分に合った会社を見つけて、力を付けていくのが良いと思いますね。

ー安元さん、ありがとうございました!

おわりに

安元さんは0からサービスを作りたいという動機から、インターンを通してメディアの立ち上げからグロースまでを経験し、大きな結果を残しました。最終的にこの経験が自身のキャリアを決める大きな要素になったと安元さんは話していましたが、自らやりたいことができる場を探し、実際に挑戦したからこそ得るものが多かったのではないかと思います。インターンは、働くことを体験するだけの場ではなく、やりたいことを実現できる場でもあるということを、改めて強く感じました。


次回もお楽しみにー!


Writing:Moeka Okada

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