みなさんこんにちは、株式会社NSグループCHOの荻野佳奈子です！

気が付けば、もう11月。あっという間に、年末が来てしまいそうですね。毎年のことですが、時間の流れの速さに驚きます（汗）

さて、先月は弊社の人事異動のタイミングでした。その中で、3名が責任者クラスへ昇格！オンライン全社員会議で多くの社員が見守る中、社長から直々に辞令交付を行いました。

一見、順風満帆にキャリアを歩んできたように見えるこの3名。しかし、辞令交付後のスピーチを聞くと、それぞれ試練や苦悩があったようです。それでもなお、挑戦し、行動を続けてきたことで、彼らの今があるとわかりました。今回はそんな彼らのスピーチをまとめます。

「オンライン全社員会議って何？」という方はこちらをご覧ください。

3名が発表を行った全社員会議のハイライト動画はこちら。

＜目次＞
▼「憂鬱でなければ、仕事じゃない」仕事への意識を変えた一冊の本
-本と上司からの期待に後押しされて、今の自分がある
-今後も「憂鬱」をきっかけに成長し続ける
▼「副総店長の『副』なんて、ダサいからすぐに取れ！」の言葉に後押しされた総店長抜擢！
-ピンチの時こそ、愚直に動く！
-「あいつになら、任せて大丈夫！」と思われる存在を目指して
▼「お前の存在価値って何？」目を覚ますきっかけになった上司の言葉
-ゼロから作り上げた経験が、自分の土台になった
-自分の存在価値を示した先で手にした昇格
▼まとめ

「憂鬱でなければ、仕事じゃない」仕事への意識を変えた一冊の本

小林さんの発表テーマは「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない。

1人目の発表は、愛犬お宿伊豆高原の支配人代行に昇格した小林さん。株式会社NSグループに新卒で入社し、これまで4年間で4店舗を経験してきました。入社後半年間、仕事を嫌だと思ったことは一度もなく、ただ毎日を楽しんでいたそうです。

しかし、研修で出会ったある本をきっかけに、大きく変わることになります。

その本とは、幻冬舎代表の見城氏とサイバーエージェント代表の藤田氏による『憂鬱じゃなければ、仕事じゃない』という一冊。本には憂鬱なことに挑戦し、乗り越えてこそ経験を手に入れられる、といった内容が書かれていました。

小林さんはこの本を読んだことで、自分はこれまで「背伸びしなくてもできること」だけに取り組み、成長していなかったと気づき、反省したといいます。その後、楽しい仕事だけではなく、大変な環境ややりたくない業務にも積極的に取り組むようになっていきました。

本と上司からの期待に後押しされて、今の自分がある

楽しいだけで満足していては、成長できないと気づいた。

小林さんを変えるきっかけは、もうひとつありました。それは、副支配人になった時、上司から言われた「支配人業務も小林がやるんだよ」という言葉。言われた直後は、副支配人のポジションでさえ自信がないのに、支配人業務なんてできるはずがないと思ったそうです。

ですが、「せっかくの期待に応えたい！」、「こんな大きな憂鬱は他にはない！」と、前向きに捉え、支配人目線で顧客満足向上と業務効率化に取り組みました。そして結果を出したことが、今回の昇格につながったと考えています。

今後も「憂鬱」をきっかけに成長し続ける

支配人代行になった小林さんの次の目標は、数字を作れる支配人！

現在、小林さんが抱える「憂鬱」は、今回の異動昇格だそうです。昇格は喜ばしいものの、信頼関係の構築など、全てイチから頑張らなければ、と気を引き締めた表情で語りました。

そして、今後は数字を作れる支配人を目指し、実績を上げて社内での知名度を上げていきたいと意気込みを語りました。

「副総店長の『副』なんて、ダサいからすぐに取れ！」の言葉に後押しされた総店長抜擢！

下谷さんの発表テーマは「コロナ前を知らない総店長の挑戦」。

2人目の発表は、パセラ横浜ハマボールイアス店総店長となった下谷さん。昨年2月に中途入社し、なんと1年8ヶ月で総店長に抜擢となりました！

そんな下谷さんが意識していたのは、とにかく挑戦すること。自ら手を上げ、わからないことにもフットワーク軽く飛び込み、新事業や様々なプロジェクトに携わってきたことが、成長の秘訣だといいます。

ピンチの時こそ、愚直に動く！

NSグループでは、助けてくれる先輩がたくさんいる。

異例のスピード昇格を果たした下谷さんですが、決してここまで順風満帆だったわけではありません。副総店長になった時には、新たに覚えることや管理すべきことが多すぎてパンク寸前に。コロナ禍での政府からの給付金も終了し、大きな赤字を出してしまいました。

苦しい状況の中で何とかコロナ前の状態に戻したいと考えますが、コロナ禍入社の下谷さんは以前のことを知りません。

そこで、前任の責任者や多店舗に異動した先輩の元に足を運んで、これまでの施策を教えてもらったそうです。一日でも早く売上を戻すために、愚直に動き続け、何とか最低限の水準に戻すことができました。

「あいつになら、任せて大丈夫！」と思われる存在を目指して

総店長になった下谷さんにますます期待！

総店長になる前、尊敬する上司からは「副総店長の『副』なんて、ダサいからすぐに取れ！1日でも早く総店長業務を覚えろ！」と愛情あふれる叱咤激励を受けていたそう。その言葉に背中を押されたと下谷さんは振り返ります。

そして今後、新規事業や立て直しの際「あいつになら、任せて大丈夫！」と思われる存在になりたいと語りました。コロナ以前の店舗を作っていく総店長として、意気込みは十分です！

「お前の存在価値って何？」目を覚ますきっかけになった上司の言葉

大澤さんの発表テーマは「次期責任者候補と言われ続けながら、苦しんだ成長痛」。

3人目の発表は、バリアン事業部大阪エリア支配人の大澤さん。新卒入社した2年後、NSグループ初の関西エリア出店の立ち上げメンバーに立候補し、大阪へ異動しました。

その後、周りからは次期責任者候補と言われながらも、なかなか昇格とならず苦しい時期もあったそう。しかし、責任者になるという強い信念をもって仕事に取り組み、今回ついに昇格となりました。

ゼロから作り上げた経験が、自分の土台になった

2013年に関西エリアに進出後、次々と店舗を拡大した。

関西での店舗立ち上げという厳しい道のりに、自己成長のためにチャレンジした大澤さん。そこでは、全てがゼロからのスタートを経験し、挫折しそうになったこともあったそうです。

しかし、めげずに立ち向かい、乗り越えた経験は大澤さんの大きな土台になりました。そして、さらに関西エリアを盛り上げていこうと意気込んでいる時に、突如パンデミックが起こってしまったのです。

自分の存在価値を示した先で手にした昇格

責任者として真摯に取り組んだことが評価され、今回昇格に至った。

パンデミックとなり、店舗の存続をかけ、利益や価値創造に関して日々考える毎日。当時の大澤さんは店長として店舗のことは何でも知っており、設備トラブルやニーズ対応も誰にも負けない自信があったそうです。

しかし、ある時上司から「大澤のいる存在価値って何？」と言われてしまいます。ショックを受けながらも、その言葉で、自分は仕事に慣れきってしまって、責任者としてやるべきことから目を背けていたと気付いたそうです。

その後、客室平均単価の向上や口コミの強化、顧客満足度向上に取り組み、数字で結果を示しました。

今後は、大阪エリア支配人として、営業利益黒字化やエリア店舗内での好循環モデルの確立、エリア内の周遊・送客による売上の最大化に取り組んでいくと力強く語りました。そんな大澤さんはこれから関西エリアを盛り上げる存在になってくれること間違いなしです。

まとめ

改めて、小林さん、下谷さん、大澤さん、昇格おめでとうございます！
3人に共通するのは、行動力です。

・ハードルが高い業務もやってみる。
・わからないことは自ら教えてもらいに行く。
・責任者として自ら取り組みを推進する。

上の立場が自ら行動を起こすことで店舗全体を良い方向へ引っ張ってる姿勢とその先で示した実績が役職を任された理由だと思います。

株式会社NSグループは、このような前のめりな姿勢をきちんと評価する会社です。挑戦意欲と行動力を持った人材が、どんどん活躍できる環境を用意しています。自分の力を存分に発揮できる場を探している方は、一緒に働いてみませんか。

現在、株式会社NSグループでは以下の職種を募集しています。サービス業界の新たな価値創造を目指して、ともに走り続けられる方からのエントリーをお待ちしています！