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【事例紹介#15】2秒で引き出す世界最高の1枚。指名No.1フォトグラファーが語る「いい写真」とは。

JBAの事業や、働く人々の魅力を知ってもらおうと始まったこのインタビュー企画。

今回お話をお伺いするのは、2015年に中途採用で入社されたJBAの指名No.1フォトグラファーで、「世界観フォトグラファー」チームの構想を掲げて若手育成に情熱を注ぐ中西紀郎(なかにし のりお)さん。お客さまの世界観を捉える「いい写真」とは何か?その仕事哲学に迫ります。

好きな写真で生きていく!技術を吸収し続けた12年

僕が写真を始めたのは19歳の時。短期留学先のフランスで色々な風景を撮っているうちに写真の面白さの虜になり、帰国後も独学で技術を覚えていきました。

「写真で生きていこう」と決めたのは就活の時。当時は就職氷河期のまっただなかでした。なかなか就職先が決まらないので、それならいっそ好きな写真に挑戦しようと、京都の広告写真スタジオに、荷物持ちのアシスタントバイトとして拾ってもらうことに。毎日、実家のある奈良県の山奥から京都市内まで通うので、バイト代はすべて交通費に消えました(笑) でも、日々学んで自分が成長している実感があったので、辛くはありませんでした。

仕事のノウハウが分かってきたところで、業界を知るためにフリーランスに転向しました。広告・営業・作家など、様々なタイプの写真家に学びながら、経験を積みました。

それから30歳の節目に、先輩と共に会社(株式会社ミクスメディア)を立ち上げました。

大きなやりがいを感じる一方で、組織運営の苦労も経験しました。僕はチーフ・フォトグラファーとして自らも撮影の仕事をしながら、10人前後のメンバーの採用・育成からスケジュール調整までも兼任していましたから、どうしても時間が足りない。当時は不眠不休でしたね。それに、どうせなら社会的インパクトの大きなプロジェクトをしたかったのですが、大手企業の案件は受注するのに時間がかかることも、もどかしく感じていました。

そんな時、以前から仕事で関わっていたJBAが、フォトグラファーを募集していることを知りました。僕はフォトグラファーとして、JBA経由で何社かの大企業のお客さまから指名も頂くようになっていました。社内にデザイナーやライターといった多様なプロがいてチームで仕事をしていること、大手企業のお客さまとの直接取引が基本であること、海外への挑戦の可能性などの環境があることを知っていたので、入社を決めました。JBAもまた、僕を選んでくれました。ありがたいことです。

最高のフォトグラファー集団を作りたい

現在、自分の時間の8割は若手育成に使っています。実は僕は、広告写真スタジオでアシスタントをしていた頃から、チームで仕事をしたいという思いを持っていました。フォトグラファーの世界は個人技だと思われがちですが、実際には1人の力ではなしえないけれどもチームでならできるプロジェクトは沢山あります。JBAにはそんなスケールの大きな仕事を引き受ける力と環境があるので、それに応え得る最高のフォトグラファー集団をここでつくりたいんです。

今、JBAは増え続ける仕事に対してフォトグラファーが足りず、多くの撮影を外部委託しています。JBAを信じて依頼してくださるお客さまに100%応えることができていない状況は本当に申し訳ないことです。だから、お客さまの期待を超える良い写真を撮る「世界観フォトグラファー」を、自分が育てていきたいと思っています。

お客さまが求める最高の1枚を、2秒で撮る

プロの写真が綺麗なのは当たり前。仕上がりが綺麗なだけじゃなくて、現場に関わるみんなが、撮影を気持ちよく楽しめてこその「いい写真」を撮るのが、僕の考える「世界観フォトグラファー」です。

「世界観フォトグラファー」が目指すのは、お客さまが求める最高の1枚を、2秒で撮ること。被写体の方が誰にどんなメッセージを伝えたいかのかを考え尽くし、担当者さまの立場や思いを、あたかもご本人になったかのような気持ちで想像しながら、必要なシーンを先回りして用意するのです。それが2秒でできれば、被写体の方も担当者さまも嬉しいじゃないですか。

そのために、僕は撮影の前に必ずイメトレをします。事前に企業の理念や置かれている状況を調べていくのはもちろんのこと、撮影場所や写真の目的、担当者さまの意図などを情報収集したうえで、当日の流れを頭の中で何度も繰り返すんです。その中で、一瞬で表情を引き出す言葉は何か、どんな写真を撮れば担当者さまが喜んでくださるか、最高の一枚に最短でたどり着く方法を考える。そこで出てきた問題を事前に確認してクリアにしておけば、当日はみんな気持ちよく撮影ができます。撮影後の担当者さまの喜ぶ姿を想像して、「また中西さんにお願いしたい」と必ず言ってもらえる仕事を心掛けています。

「いい写真」で繋ぐ指名のリレー

自分がいい仕事をすれば、お客さま企業の中でそのプロジェクトを担当していた方の成果にもなります。そこで、その担当者さまが別のプロジェクトでもまた自分を指名してくれたり、「中西さんが育てた人なら」とチームの仕事にも繋がったりもするのです。

僕は、仕事ってリレーみたいなものだと思っています。自分がいい仕事をすれば、それは必ず次につながるんですよね。JBAにあふれるほどの仕事が集まるのは、これまでみんながいい仕事をしてきたことの結果です。この指名のバトンを未来に繋げるが、僕の使命です。

僕の今年度(2019年)の目標は「世界観フォトグラファー」を5人育成すること。来年は、その5人にそれぞれ5人の後輩を育ててもらって、2021年には「世界観フォトグラファー」チームを30人体制にしたいと思っています。最近は海外に拠点を持つお客さまからの依頼も増えてきていますから、海外取材にも迅速に対応できる体制を整えていきたいですね。非日常な刺激の多い海外での撮影は楽しいですから(笑)。そういう、自分のやりたいことを語ったら「どんどんやれ」って言われる。JBAは本当にいい会社だと思います。

あるものを全部使って、好きな挑戦を

JBAの社風を一言でいうと「サバンナ」かな。決められたコンクリートの道路がなくて、いろんな個性の動物が、それぞれ自由に生きています。こうしていれば大丈夫という決まり事がない分、自分のやりたいように道を拓くことができます。

僕にとってそれは最高の環境で、さらに1人で生きていたフリーランス時代より決定的にいいは、ずっとやりたかった「チームで大きな仕事をする」ことに挑戦できるってことですね。

名だたる大企業との取引実績があり、デザイナーやライターなど各分野のプロフェッショナルが集まっている。自分の腕一本で勝負するフォトグラファーとして入社しても、途中からチーム作りに軸足を移したいと宣言したら、それに見合った案件を回してくれたり、採用チームから有望な若手を紹介してくれたり。

やりたいことを言えば、みんなが協力してくれます。所属する会社は、自分がそこで長い時間を使う大切な環境であり、人生の目標を達成するための道具でもあります。みんな、ここにあるものを全部使って、自分のやりたいことに挑戦していけばいいと思います。


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