This page is intended for users in Japan(English). Go to the page for users in United States.

【事例紹介#13】 五感で感じる「変革」!製薬会社Y社の転換機を社員に体感してもらうインナーブランディング支援

私たちは業界を問わず大手企業に特化したビジネスを展開。
現在500社以上と取引をしています。

JBAが支援するのは、クライアントの「伝えたい」を「伝わる」に変え、
企業の魅力(ブランド)が理解され、応援され、愛される会社にすること。

ブランディング、マーケティング、採用、組織風土改革など領域を一切制限せず、企業の「伝わる」のためのすべてを支援しています。

具体的にはどのような相談を受け、どのような仕事をしているの?
求職者の方からよくご質問いただきます。

そういった疑問にお答えしていくために、事例紹介をすることにしました。

とある企業が抱える課題に対し、JBAが何を考え、どう行動したのか?そしてそれが、企業にとってどのような効果をもたらしたのか?実際にプロジェクトに携わったコンサルタントが、やりがいや苦悩、自らの仕事観に至るまで、赤裸々に語ります。

第1回はこちら

第2回はこちら

第3回はこちら

第4回はこちら

第5回はこちら

6回はこちら

第7回はこちら

第8回はこちら

第9回はこちら

第10回はこちら

第11回はこちら

第12回はこちら

第13回は…

五感で感じる「変革」で訴える!製薬会社Y社の転換機を社員に体感してもらうインナーブランディング支援

日本ビジネスアートの中村です。

今回は、大手製薬会社Y社の「周年インナーブランディング」施策についてお話します。当時お取引のあったY社が50周年を迎えるということで、その節目となる「周年」のイベントを企画してくれないかと頼まれました。この「周年」イベントはY社の現状を打開するための重要なイベントと位置づけられており、JBAがY社の課題を踏まえた「周年」企画づくりが始まりました。

昨今、製薬業界全体は変革期を迎えています。科学の発達により、それまでの主な収益源となっていた新薬の開発が滞るようになってきました。それにより、「10年先が見えない業界」と呼ばれ、新たな収益源が必要になってきています。この状況を踏まえて、大手の製薬会社であるY社も同様に「変革」を迫られています。



これを受け、今回の「周年インナーブランディング」プロジェクトのテーマについても、Y社から「周年を祝うことは全く必要なく、過去の振り返りもまったくいらない。」と断言されました。 求められていたのはとにかく「変革」を迎えていることを内部の人々に実感させること。そして「製薬会社から、ICT企業へ転換」することを目標にし、社員に対してもイノベーションを起こしてほしいという意図があったのです。しかし、社員に対して「イノベーションとは何か」ということや、その必要性が全く伝わっていないことが課題でした。だからこの周年企画を通して「私たちは何の企業なのか?」ということを内部の社員に対してはっきりと意識してもらうようにすることを目指したんです。

記憶に残る「周年」にするにはどうすればいいのか。社員の立場になって突き詰めた。

この「変革」を知らしめるというテーマの他に、Y社はこの変革に伴ったイノベーションをおこすために「社風を大きく変えていきたい」という要望を強く持っていました。社風を変え、社員同士のコミュニケーションを強化することでイノベーションを起こす環境作りをしようとしていたのです。当初、Y社からは、このインナーブランディングプロジェクトでは、一つのシンポジウムイベントの企画という要望だけいただいていました。 しかし、私たちJBAは長期的な目線から見て、単発1回のみのシンポジウムでは「社風を変える」までの社員の認識を変えるのは難しいだろうと考えました。そこで、シンポジウムの前後で複数の企画を実施することで、長期的な意識づくりをしましょうと持ちかけました。

この提案は受け入れてもらい、実際に15個の企画を1年の間で実施していきました。まずはロゴマークやキャッチコピーをリニューアルすることで、改めて会社の向く方向性を示しました。また、社員同士のコミュニケーションを強化するために、社員参加型のオススメお弁当企画コンテンツのサイト開設や、「社内酒場」と題してSNS上で社内の飲み仲間を3人以上集めると会社の経費から飲み代が出るシステム、また一ヶ月間他の部署で仕事をする「社内インターンシップ」などの実施をしました。これらの企画一つひとつは、20人の社員さんたちとの何回にもたるヒアリングとミーティングを経て企画・実行していきました。企画を並べていくとわかるように、媒体にとらわれることなく、面白いものから真面目なものまで多様な企画を通して企業から社員へのメッセージを伝えるようにしました。とにかく、「周年」という機会をY社の社員の方々の記憶に残したい!という一心で考えだしたんです。

言葉ではなく、五感で伝える「変革」

この15個の企画とともに、メインであるシンポジウムを開催しました。このシンンポジウムでは、社長が一方的に話すのではなく、「我々は製薬会社ではなく、ICTヘルスケア企業になるんだ」ということを社員一人ひとりに「五感で体感してもらおう」というコンセプトのもとに企画をしました。言葉よりも、感覚的に会社の「変革」を実感してほしかったからです。

シンポジウムでは、これから「ICTに力を入れていく」という方向性が伝わるよう、夏祭りの屋台のように、実際のIT技術(AR, AIなど)が体感できるブースを設置しました。もはや「薬の話はどこに行ったんだ?」となるほど、ITに染め上げたんです。さらに、ビジネスコンテストを開催しました。ここで優勝したチームの事業は現在事業化に取り組んでおり、実際にイノベーションを作り出す部署も作りあげることもできました。この「周年インナーブランディングプロジェクト」が、実際の企業活動に影響を与えたわかりやすい例ですね。

いちばん大事なのは企業と社員にとことん寄り添うこと

私はこの「周年インナーブランディング」に取り組む際、ヒアリングを最も大切にしています。 ヒアリングにより企業が何の課題を抱えていて、10年、20年先に向けて何を必要としているのかをしっかり把握していなければ、「周年」の企画が逆にマイナスに働いてしまう危険があるからです。Y社の例では、20人の社員さんとの打ち合わせを一年間繰り返していくことで、手体的にY社の情報収集をしていきました。このヒアリングを通して、企業を運営している人たちの危機感(社員の家族への責任や薬を使っている患者さんへの責任)に寄り添い、緊張感を常にもって取り組むこともできたのです。

加えて、今回のこのプロジェクトが終わっても、まだY社の目指す「社風変革」のスタートラインに立っただけだと考えています。これから、会社の変革について継続的に情報を出していったり、別の施策を打っていくなど、企業と共にその目指す先に向かっていかなければと考えています。



自由度も難易度も高い「周年」プロジェクトに挑戦してほしい

そして、これからこの「周年インナーブランディング」を進めていく過程で、それを進めていくJBAの社員の成長機会も凄まじいものです。「周年」という機会を通して、JBAの社員は様々な媒体を使い、様々な企画を通して企業のメッセージを伝えていきます。この企画を実行していく時、社員が持つ最良の大きさや難易度は相当なものです。大企業なら数年目の社員が担当するであろう、コンサルティングから企画立案までの工程を、若いうちから経験できる絶好の環境であると自負しています。紙やWeb媒体からイベントまで、多くの手段を用いて、お客様企業に寄り添いたい。そうやって企業の未来づくりに本気で取り組んでくれる人がこの「周年インナーブランディング」に参画してくれることを強く願っています。

日本ビジネスアート's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
If this story triggered your interest, go ahead and visit them to learn more