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社員のキャリア形成を後押し。組織変革を推進し、事業成長を加速させるCoE課の挑戦

2000年の創業以来、顧客管理・自動決済サービス「サブスクペイ」と、請求・債権管理システム「請求管理ロボ」の2つの事業を基盤に成長を続けてきたROBOT PAYMENT。現在は、さらなる事業拡大を目指して経営目標の「RP2030」を掲げています。

「RP2030」達成に向けて各部署がさまざまな挑戦を行なっている中でも、「ヒト」に着目して生産性向上の仕組みづくりに取り組んでいるのがHRBP本部のCoE課です。

今回はCoE課マネージャーの本間 悠樹⼦さんに、HRBP本部誕生の背景から目指す組織像、そして今後CoE課が果たしていく役割について語ってもらいました。

プロフィール

2016年3⽉に株式会社ROBOT PAYMENTに⼊社。当時の少⼈数体制だった管理部にて総務として様々なバックオフィス業務に携わる。経理財務部精算課にて精算業務に従事したのち、管理部総務として環境や制度づくりに携わりながら新卒採⽤担当を兼任。2024年7⽉より現職。

2024年に発足した「HRBP本部」の役割

──経営目標の「RP2030」達成に向けて、HRBP本部ではどのようなミッションを担っているのでしょうか?

「一人当たりの営業利益の最大化」をミッションとして掲げています。当社では「RP2030」の策定において、2030年までに到達すべき経営目標と、それを達成するために目指すべき組織体を再定義しました。

課題に上がったのが、事業をさらに推進する「ヒト」の採用・育成です。組織全体のパフォーマンスを最大限に引き出すためには、人事部が組織・事業戦略に基づいた採用計画をスピーディーに実施する必要があります。

そこで事業のニーズと連動した採用活動を可能にするべく、HRBP本部が発足しました。HR本部⼀本体制から3つの部⾨に分け、それぞれの役割や機能に特化した体制を整えることが狙いです。

──HRBP本部ではどのような役割を担っているのでしょうか?

事業部に伴走する人事部として、「ヒト」の観点から事業の成長をサポートすることが私たちの役割です。

経営目標に基づき、組織のパフォーマンスを最大化するために必要なスキルや人材を適切に配置し、従業員のモチベーションを維持・向上させる仕組みの構築を目指しています。

──3つの部門におけるそれぞれの役割を教えてください。

1つ目はHRBP課で、経営目標達成のために「ヒト」視点での戦略立案・実行を担っています。

2つ目が、私が所属するCoE課です。HRBP課と連携して制度の設計・効果測定に取り組んでいます。

3つ目の部門が、SSC部です。労務や法務、総務など業務上必要なデータをすぐに提示できるデータセンターのような役割を担っています。

挑戦を促し、サポートするための環境整備を担う「CoE課」

──CoE課では​どのような目標を掲げているのでしょうか?

CoE課では環境づくりのゴールとして「楽しくてワクワクする会社」を掲げています。楽しくてワクワクする環境」とは多角的な要素から成り立ちますが、キャリア開発に焦点を当てると、挑戦を促し、それをサポートする環境が特に重要だと考えています。

そこでCoE課が取り組んでいるのが『自ら挑戦し、主体的に成長できることを全力でサポートする支援制度』の策定です。

──制度策定に向けた具体的な取り組みを教えてください

まず、2024年上期では社員のキャリア形成に関する期待や要望を明確にするため、詳細なアンケートを実施しました。CoE課は会社と社員が同じ目標に向かって進むためのハブとしての役割も担っているため、まずは社員からの期待にギャップはないか、どの支援を優先して進めるべきかを確認するためのものです。

その結果、スキルアップのための支援を求める声が特に多く、組織として目指す方向性とも合致していることがわかりました。

ちなみにアンケートは回答に10分くらいかかるほどのボリューミーな内容になっていたのですが、多くの社員が協力してくれたことも個人的に嬉しかったですね。

新たに策定する「キャリア選択制度」「ジャンプアップ制度」とは

──2024年上期の取り組みを経て、下期に着手していくことを教えてください

現在検討している施策は大きく分けて2つ。「キャリア選択制度」「ジャンプアップ制度」の導入です。(※2024年10月現在 制度名は仮名称)

まず「キャリア選択制度」では、職階と職務を紐づけたキャリアマップを作成し、多様な働き方に対応できるキャリアルートを設けます。経営幹部を目指す「マネジメントコース」、専門性を極める「スペシャリストコース」の2つです。

各コースにおいては、キャリア面談や学習支援など、社員が主体的にキャリアを築けるよう、きめ細やかなサポート体制も整備できればと考えています。また、ライフステージの都合や、少し仕事に疲れた、ちょっと落ち着きたい場合は、コースを選ばずに離れることも可能です。自身のキャリアを明確にイメージできるよう、多様な選択肢を用意する想定です。

続いて「ジャンプアップ制度」とは、自分が望む報酬帯の職務や職責に挑戦できるチャンスのことです。もちろん成果の質や量に応じて、インセンティブの追加や昇給も行います。

積極的にチャレンジしていきたいと考える社員には、上位の職務に挑戦する権利が平等に与えられるべきです。その成果に応じた評価を行うことで、公平な報酬体系を維持するための制度として検討しています。

──約8年間、バックオフィス業務を中⼼に幅広い業務に携わってきた中で、どのような点にやりがいを感じていますか?

社員が働きやすい環境をつくり、縁の下の力持ちとして会社の基盤作りに携われることに大きなやりがいを感じています。今後はCoE課という「経営層と社員の橋渡し役」として、組織の成長をサポートできることは、これまでの経験を活かせるチャンスだと考えています。

入社以来、30人規模から100人以上の組織へと成長し、東証グロース市場上場を果たすまで、会社の変革を目の当たりにしてきました。この経験を活かしながら、CoE課でさらなる組織変革を推進し、事業成長に貢献していきたいですね。

安定した基盤の中、ダイナミックな組織変革を感じられる環境

──本間さんから見て、ROBOT PAYMENTはどんな会社ですか?

ROBOT PAYMENTでは、会社が目指す姿(ミッション・ビジョン)を実現するために大切な価値観として「どんどんチャレンジする」「本音でコミュニケーションする」「仲間を大切にする」「スマートなサービスを追求する」「世の中にインパクトを与える」という5つのバリューを掲げています。

その中でも、特に「仲間を大切にする」という価値観が会社のカルチャーとして深く根付いていると思います。個人よりもチームで成果を出すことにやりがいを見出すメンバーが多いのではないでしょうか。

私自身を含め、社員の人柄や関係性に惹かれて入社したメンバーも多いんです。業務でも部署の垣根を超えたフラットなコミュニケーションが活発で、非常に働きやすい環境だと感じています。

──CoE課における今後の展望を教えてください

現在のCoE課では経営視点・社員視点から課題を見つけ出し、解決策を制度として実行に移すという多角的かつ能動的な取り組みが求められています。

今後も、全社会議やアンケートを通じて、人事の想いも伝えながら、社員の声を聞いて制度を作っていく予定です。ただ、試行錯誤を重ねながら進めていくプロジェクトだからこそ、思った通りの結果が出ないこともあるかもしれません。その際には立ち止まって社員の声を聞き、共に作り上げていきたいです。

──これからROBOT PAYMENTのメンバーになる候補者の方に向けて、最後にメッセージをお願いします!

現在のROBOT PAYMENTは、経営目標の「RP2030」達成に向けて組織変革に着手しているタイミングです。私たちCoE課としても、挑戦できる環境づくりを実現するために中途や新卒関係なく全社員の声を聞きながら制度に反映したいと考えています。

「サブスクペイ」「請求管理ロボ」という2つの事業があり、組織として安定した収益基盤が確立されている中で、成長をダイナミックに感じながら今後のカルチャーを形成する一員になれるタイミングです。ぜひ、これから一緒に新しいROBOT PAYMENTを作っていきましょう!




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