カラビナテクノロジー株式会社【公式note】|note
カラビナテクノロジー株式会社の公式noteアカウントです。カラビナの社内報を、公式noteで包み隠さず発信していきます。 「命綱や支点を素早く確実に繋ぐカラビナ。そんなカラビナのような役割を テクノロジーで実現したい。人々を、サービスを繋ぐ、 カラビナテクノロジーです。」
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どうも。カラビナテクノロジーでホラクラシーエバンジェリストとして活動しています。bravoです。
ホラクラシー組織を取り入れている企業も増えてきているような気がします。
上下関係のない、それぞれが意見が言えるような組織というのは、良いイメージが強調されて聞こえるかもしれません。
そんなことを思ったので今回は「ぶっちゃけ、ホラクラシー組織は自由でみんなハッピーな組織なのか」というテーマで解説していきます。 ホラクラシー組織のイメージと現実をありのままを伝えます。
ヒエラルキー組織、もしくはピラミッド型組織というようなトップダウンな組織体制とは違って、ホラクラシー組織は関わっている人によって意思決定されます。 実際にぼくのがカラビナテクノロジーでサークルやロールの活動を見る限りでは、やりたいことをやりたい人がやりたいようにやっているようです。
例えば、PRやイベント、オフィスの管理や新人育成など、それぞれのサークルのメンバーが誰に指示されることなく活動しています。
(↑これはPRサークルの活動で作られたスタイ)
「誰に何も言われなくても、勝手にやっているのって良いじゃん!」と思いますよね。
ですが、物事はなんでも良いことばかりではありません。 ホラクラシー組織においてもしんどいな、と感じることはあります。
「誰にも指示されずにやる」ということは、裏を返すと 「自分たちが責任を負って、現場で実行する」 ということです。 そこから生まれるしんどさにホラクラシー組織内のメンバーは立ち向かっていくことになります。
(↑これは佐賀オフィス立ち上げでしんどそうなyosuiさん)
ホラクラシー組織でしんどい部分として、僕が感じているのは3つです。
自分で解決するしんどさ
ホラクラシー組織において課題を解決したり実行するのは、基本的にそれを担当している人たちです。 例えば、会社の広報、PRするロール(役割)では自分たちでどんなことをPRすればいいか、を考えるところからはじめます。
一般的な企業や組織には上長に頼ればどうにかなるのかもしれません。
しかし、ホラクラシー組織においては、誰かに頼ることがない代わりに自分たちが考え、課題を解決することになります。
自分たちで解決することによりますが、しんどさは大なり小なりあると思います。
誰も責めることはできないしんどさ
ホラクラシー組織におけるロールでは、やりたい人がそのロールを担当することになります。 そうやってやりたい人が集まってやることはとても良いことだと思います。
「ただ誰に言われることなく実行する」 = 「自分で責任をもってやる」ということ。
誰かに任せられたなら誰かに文句や不満を言えて、いくらか気持ち的にラクです。
ですが、誰も責めずに実行するというのは思っている以上にしんどいです。
実行することのしんどさ
ロールで何かやりたいと思い、TODOや解決策を考えると次は実行していくだけ。 しかし、ここで問題になるのは人手が足りないこと、言い換えるとそのロールが解決できるキャパをオーバーすることです。
このときに周りに助けを求めても、必ず助けてくれることを期待できません。
上司や裁量のある人がいれば、その裁量で人手を増やすことができるのかもしれませんが、 ホラクラシー組織においては、最終的には自分たちでできる範囲でまずはやっていくしかありません。
ホラクラシー組織というのは、個人が何かをやりたいと思ったときに意思決定をしやすい仕組みになっています。 その反面、責任や課題解決するのも個人になるというしんどさはあります。
自由であるということはそれだけの責任や行動が伴うということですね。
ロールが増えたり、減ったりしながらも社内のメンバーがそれぞれがもつ業務以外に会社のことについて活動しています。そんな感じでカラビナテクノロジーは運営されています。
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