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こんにちは、ENECHANGEの広報です。
いきなりですが、ENECHANGEの社長はゴリゴリのエンジニア出身であり、従業員の約半数がエンジニアというエネルギーに特化した生粋のテック企業です。電力の消費情報、気象情報、発電所の稼働情報など、エネルギーに関する膨大なデータを包括的に取り込み、ビッグデータ・AI技術によりエネルギーデータに価値を与え、エネチェンジテクノロジーとして電力小売事業者向けに様々なサービスを提供しているのがENECHANGEです。
今回は、エンジニア社員もインタビュアーとして加わってもらい、エンジニア社長にインタビューしました。エンジニア社長ならではの仕事の進め方や考え方とは?エンジニアから見たエンジニア社長率いるENECHANGEとは?エンジニアも非エンジニアも楽しく生き生きと活躍できる理由に迫ります。
(左)エンジニア出身の社長!好きな言語ーScala
(中)柏木(通称・カッシー)入社3年目のベテランエンジニア 好きな言語ーTypeScript
(右)久米さん(通称・くめさん)入社10日目!の新米エンジニア、好きな言語ーPython
仕事の透明性とフラットな環境が心地よい
ー皆さん、よろしくお願いします。まずはくめさんから自己紹介をお願いします。
くめ:WEBエンジニア歴は2017年からなので新米エンジニアです。前社でも電力・ガス比較サイト『エネチェンジ』のような一括シミュレーションサイトの運用に携わっていました。ふわっとエンジニア社長の会社で働きたいなーと思っていましたが、面談が進む中で『ENECHANGEは仕事がしやすそう!』と思い入社を決意しました!
ーようこそ、ENECHANGEへ!続いてカッシーさん自己紹介をお願いします。
カッシー:ENECHANGEが運営するもう一つのサイト『SIMCHANGE』の開発を担当しています。入社して1年くらいは『エネチェンジ』の開発にも関わっていました。実は社長とは、エネチェンジに入社する前から知り合いなんです!
当時はまだ制度として取り入れられてませんでしたが、いわゆる「リファラル採用」のような感じですね。そして、カッシーさんと言えば、こちらのエンジニアブログが話題沸騰中です!
ーくめさん、晴れてENECHANGEのエンジニア集団の中で働くことになりましたが、印象はどうですか。
くめ:ENECHANGEでは個々が関わっている仕事の内容が、透明で他からも見えやすいなーというのが入って10日の印象です。GitHub上のレビューにディレクター、デザイナーも関わっていたり、Otemachi.rb(Rubyの勉強会)を開催して積極的に技術を外部発信しているんですよね。だからその分皆さんの実力も見えます(笑)
ENECHANGEのエンジニアは、社外に対する勉強会の開催だけでなく、社内での勉強会も活発に行っています。お昼時間や日々のちょっとした時間を勉強時間にあてて、互いの知識を交換し合うことでみんなが平等な知識をもてるような環境をができているので、エネルギーの知識がない状態で入社してもすぐに仲間に追いつける環境が整っています◎
技術は課題を解決する手段、僕の課題は「日本の電力自由化」だった
ー社長は、なぜエンジニアから社長になったんですか?(くめ)
社長:エンジニアをやっているときから、スタートアップを立ち上げたいとか、サービスを生み出したいという気持ちはずっとあったんだよね。課題があって、それを解決する手段として「技術」があると思っているから。僕の場合、その課題が「日本の電力自由化」だったんだよね。それでジョインしたのがイギリスでケンブリッジ大学との産学連携で設立された電力データの研究機関「ケンブリッジ・エナジー・データ・ラボ」(CEDL)で、そこではまだエンジニアとしてコードを書いていたんだけど、CEDLを会社化してENECHANGEを設立するタイミングでは、当時のメンバー構成から考えても僕が社長のポジションにおさまるのが一番しっくりきたんだよね。
社長も登場するENECHANGEの創業ストーリーはこちらでご紹介しています◎
優秀な人材が僕を社長にした
ーゴリゴリにエンジニアをやっていたのに、それを手放すのって簡単でしたか(カッシー)
社長:実際には、システム設計のタイミングではデータモデリングくらいはやってたかな。さすがにコーディングまではやらなかったけど。会社設立当初に優秀なエンジニアが集まってくれたことが、すんなり手を離すことができた理由の1つでもあるかな。僕が口説いて連れてきたエンジニアもいるし、CTOが誘ってきてくれたエンジニアもいれば、電力知識×Rubyが思う存分発揮できる場所として入社してくれたエンジニアもいた。そんな優秀な人たちが集まってくれたからこそ、僕は社長業に専念できたんだと思う。コードも意図的に書かないようにしていたし、とにかく現場に口を出さないようにしていた。コードレビューなんかも僕よりうまくできる人がいたので、やめるように意識してた。まぁ、本心を言えばコードはたまに見ちゃってたけどね(笑)
エンジニア文化1.アジャイル開発
ーわたしはずっとエンジニアからかけ離れた一般企業で働いてきたので、ENECHANGEに入社した時にいろいろ戸惑いました。打ち合わせは完全ペーパーレスとか、メールではなくSlackが社内のコミュニケーションツールだとか、モニターが支給されるとか、PCも好きなものを選べるとか。エンジニア社長ならではの文化や仕事の進め方がいろいろあると感じました(広報)
有田:スタンディング形式のミーティングとか、アジャイル開発などはスタートアップ系では主流だけどこれもエンジニア発想かもね。アジャイル開発はシステムやソフトウェア開発時の手法のひとつで、小さな単位に区切って実装とテストを繰り返して開発を進めるというやり方は、スタートアップにもうまくあてはまったとは思ってる。ENECHANGEの場合は、それを2週間単位で区切って進めることでスピード感をもっていいサービスが開発・提供できていると思う。マーケット予測が立てにくいものに対しては柔軟に開発ができるしそれがENECHANGEの強みにもなると思ってるし、僕自身も「リーンスタートアップ」の思考が強いしね。
ENECHANGEではJIRAを使って2週間単位でタスクを管理しています。各チームごとに毎朝ミーティングを行い進捗状況を確認しています。
エンジニア文化2.チャレンジ制度とCTO面談
ー入社する際に必ず通る「チャレンジ」制度、とてもいいと思いました!(くめ)
有田:これもエンジニア文化と言えるかもしれないんだけど、ENECHANGEの採用過程では2つの特徴があって、1つは「チャレンジ制度」。エンジニアの場合、チャレンジは、事前に渡した課題に対してコードを書いてきてもらい、それをチャレンジ(プレゼン)当日にENECHANGEのエンジニアたちでレビューする。これをすることでそのエンジニアの実力もわかる。これでお互いのミスマッチが事前に判断できる。2つ目は、「1次面談からそのチームの代表者が面談をする」。エンジニアの場合はCTOが対応することにしている。実はこれがとても大切で、興味のあるチームの業務内容を裏も表もしっかり伝えることができるから、入社後のギャップを最小限に抑えることができる。自慢じゃないけどエンジニアの離職率が非常に低いのもENECHANGEの特徴かもしれない。
くめ:社長の考えはエンジニアの僕にとっては大当たりで、僕の最初の面談ももちろんCTOで、それが「知り合いだったっけ?」と勘違いしてしまいそうなほどに印象が良かったんです。そのあとのエンジニア陣との面談でもフラットに裏表のない色々な話が聞けて進めていけたことがとても良かったんですよね。だから、この人たちと一緒に働きたいと思いました!
その仕事が世の中に与える影響を意識する
ーエンジニア社長がエンジニアに望むことを教えてください(カッシー)
有田:僕は「技術は手段」だと思っているので、それを使って世の中に対して"どういうサービスを提供するか”、“それが世の中にどう影響を与えるか”を意識して働いてほしいと思ってる。あとは、楽しく働いてほしい!楽しめないといい仕事はできないから。
ー最後にカッシーさん、くめさん、エンジニア社長の会社で働いてみてどうですか(広報)
カッシー:エンジニア特有の文化や考え方、働き方に理解があるのは大きいですね。良い意味で自由に働かせてもらっていると思います。
くめさん:まだ入社したばかりですが、社長に限らず皆さんフラットに議論を進めていて、良いなと感じています。あと通りすがりによく声をかけて頂いて、新しい人にも馴染みやすい雰囲気でありがたいです!
最後に
エンジニアによるエンジニアのためのエンジニアインタビューはいかがでしたでしょうか。エンジニア社長有田は最後に、「エンジニアは横並び。コードレビューもみんなで意見を出し合って一番いい解決策を生み出していってほしい」と締めくくっていました。
ENECHANGEのエンジニア離職率はほんとうに低いです。そして国際色が豊かですし、海外で働くチャンスも平等に与えられています。そんなエンジニア社長が率いるENECHANGEは、エンジニアも非エンジニア社員もみんなが働きやすい会社だと思います。エンジニアも非エンジニアの方も、ENECHANGEのミッション「エネルギーの未来をつくる」ために一緒に働きませんか。