オンライン全社員会議で仲間の顔が見える会社に|コロナを逆手に、情報共有・賞賛の場をオンライン化 | 日常のハレの日を届ける事業/ブランド
コロナ禍に陥り、1年以上。コロナによって社員が集まることが難しくなり、多くの企業で情報共有の機会が減少してしまったのではないでしょうか。そのような状況の中、私たちNSグループは「オンライン全社員...
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みなさんこんにちは、株式会社NSグループCHOの荻野佳奈子です!
六本木クラスにドハマリして、葵(てち)の魅力にやられているこの頃✨
そんな私から、リアル六本木クラスのような?逆転挑戦ストーリーを描いているメンバーを紹介したいと思います!
株式会社NSグループは数多くの事業を手がけ、カラオケ・ホテル・レストランなど、20業態・50ブランド以上を展開しています。そのため社員は事業部をこえた異動を経験しながらキャリアアップしていく、「ナナメのキャリア」によって成長していくことが可能です。
ただ、順調にステップアップして役職者になった後に、全く違う部門に異動すると、どうなるのでしょうか?Wantedlyのストーリーでは、どうしても『活躍している社員の紹介!』的なイケてる人の記事が多い印象です。でも仕事人人生として、常にいつも『幸せハッピーストーリー』だけではないのでは……?
ということで、今回紹介するのは、役職者になってから部門間異動した小林孝也さんと小林礼雄さん 。W小林さんは10年以上のキャリアを積んだ後、これまでとは違う部門に異動しました。よくある異動してすぐに絶好調!ではない、「リアルな苦悩と挑戦」を話してくれた2人。
月1回実施しているオンライン全社員会議での発表内容をもとにまとめていきたいと思います。
「オンライン全社員会議って何?」という方はこちらをご覧ください。
2人が発表を行った全社員会議のハイライト動画はこちら。
<目次>
▼部門間異動は甘くなかった!本気の取り組みの先に見えたもの
-初日に「他部署から来たあなたに何ができるの?」と言われて
-本気で取り組めば、周りは心を開いてくれる
-今後は自らの経験を活かし、異動する人を応援したい
▼事業部異動こそこれまでの経験が活きる
-ベテランなのに新卒よりも仕事ができない
-これまでの自分の経験を活かした取り組み
-役職者の異動はイチからのスタートではない
▼まとめ
小林さんの発表テーマは「知っておきたい部門間異動の真実」
1人目は、現在ホテルバリアン事業部で副支配人を務める小林孝也さん。入社後12年間、カラオケパセラ事業部でキャリアを積み、昨年部門間異動を経験しました。小林さんは「部門間異動は超チャンス!」と結論づけています。ただ、役職者の場合は一筋縄ではいかなかったようで……!
異動して初日にこう言われ、かなりショックだったそう。
小林さんが長年いたパセラ事業部から異動した理由を、「失敗の連続でもう後がなかったから」と語ります。本人にとっては心機一転のチャンスだったといいます。ですが、実際ホテルバリアン事業部に異動が決まり、「新宿本店の副支配人」という辞令を見た時は期待よりも不安の方が大きかったといいます。
そして、むかえた異動初日。なんと担当のアルバイトキャストから「カラオケから来たあなたに何ができるの?」と言われてしまったのです。
その後も、何か問題があっても副支配人である自分には相談されることなく、直接支配人やマネージャーに相談されてしまう始末。そんな状況に大変落ち込んだそうです。しかし、環境を変えたにも関わらず、自分が何も変わっていないことに気がつきます。
そこから今の自分にできることをやりきると決意しました。
自身の覚悟を伝えるために始めたのは「70時間で140室の本気でルームメイク」
小林さんが取り組んだのは「70時間140室のルームメイク」。この試みを通して、ルームメイクの現場の大変さと大切さを知ったそうです。同時に、新しいことを体験できる楽しさも感じました。
さらに、ホテルに関する知識がなかったため、副支配人というプライドを捨てて、新卒研修に参加しました。自分が知らないことは素直に質問し、教えてもらったことは「ありがとう」と言葉にして感謝をする。得た知識は忘れない努力をしました。
こうして1年が経過し、今では上司からは「小林さんなら、安心して任せられる」といわれ、キャストからは「これからも一緒に勉強させてください」といわれるそう。本気で取り組めば、必ず周りは心を開いてくれると笑顔で語ってくれました。
甘くはないけれど、部門間異動は大きな成長の機会になると実感
小林さんは今後、ホテルバリアン事業部の研修に挑戦したいといいます。自らの経験を活かして、内容の見直しやメンタル面のフォローを行いたいと考えています。自分が周囲に助けられたように、これから異動する仲間がスムーズに活躍できる仕組みを作りたいそうです。
実体験から、小林さんは「役職者の異動は甘くない」といいます。しかし、覚悟を持って異動すれば、貴重な成長の機会になると語ります。「悩んでいる方はぜひ、勇気を出して踏み出してください」と最後に仲間たちの背中を押すメッセージを送りました。
小林さんは「事業部間異動をした責任者クラスの苦悩と挑戦」というテーマで発表
2人目は、入社23年目の小林礼雄さん。入社後10年間はパチスログリンピースでキャリアを積み、店長まで昇格。その後12年間はカラオケパセラで総店長を務め、昨年初めて異動希望を出し、本社の宣伝制作室に異動になりました。
全く違う部門に行き、最初から仕事を覚える必要があった
小林さんが宣伝制作室に異動になり、最初にぶつかったのは通常業務を一人前にできないという壁でした。新卒よりも仕事ができないことに、大変ショックを受けたそうです。それでも何とか爪跡を残そうと、必死で様々な提案をしたことも。
しかし、基本ができていない上で、+αのことをやろうとしても、周りからはなかなか信頼されません。
これまで総店長としてのキャリアが長かったため、その間ずっと、役職者の業務を優先してきました。その分、現場業務をおろそかにしていて、下積み経験がないことが自分の弱みだったと礼雄さんは振り返ります。
その思いを持って宣伝制作チームに入ってから最初の1年間は、下積みをすると決意したのです。
現場を知っている小林さんだからこそ、できる仕事がある
それから1年が経ち、現在はカラオケパセラ専属の制作担当になりました。そして、実施したのがカラオケパセラ全店を回る制作チーム出張サービス。以前店舗にいたからこそ、店舗でサービスを運営しながら制作チームへ依頼を出す業務は重い仕事だとわかっていました。
そんな礼雄さんだからこそ、店舗で仲間の声を直接聞きながらできることがあります。現場のメンバーから感謝されると、サービスを支えているやりがいも強く感じられるそうです。現場に寄り添う仕事を通じて、これまでの経験には価値があると感じているそうです。
自身のことをベテランルーキーと呼び、これからも挑戦を続けることを誓う小林さん
違う部署に異動して、仕事は全く違っても、会社の根本である考え方は同じだと、小林さんは気づいたそうです。役職者が別部門に異動することは、これまでのキャリアがリセットされるように見えますが、そうではありません。
小林さんは最後に「活躍・キャリアアップの道がたくさんある株式会社NSグループだからこそ、自分のやりたいことを口に出し、自分の色で自分の道を切り開いていってほしい」と、仲間たちにエールを送りました。
今回は10年以上キャリアを積んだ後に、別の部門に異動した2人を紹介しました。役職者が事業部をこえる異動のリアルはいかがでしたか。
株式会社NSグループでは幅広く展開している事業を行き来し、個人のスキルが大きく成長する「ナナメのキャリア」を推奨しています。入社後に様々な経験を積み、どんどん成長していきたいという方にピッタリの環境がありますので、今回の記事を読んで興味がわいたという方はぜひ募集記事をご覧ください。
現在は下記職種で新たな仲間を募集しています。