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『コロナ禍のキャスト雇用は俺が守る』地方料理人のオジサンが決起して70歳のおじいちゃんキャストを守った感動実話エピソード -2020年夏-

株式会社NSグループ(ニュートン・サンザグループ)、人事統括責任者の荻野です。ハニトー®で有名な「カラオケパセラ」、バリ風都市型ホテル「バリアンリゾート」、カプセルホテル「安心お宿」を知っている方は多いのではないでしょうか。これらは全て、当社が手掛けている事業です。

当社では、各事業部の裁量で様々なプロジェクトが生まれるため、他社員が知らないうちに面白い企画が進んでいることも多々あります。

最近、リモートワークによって社員同士のコミュニケーション機会が減ったことに伴い、月1回の全社定例会で設定したテーマに沿った社員にプレゼンテーションをする場を設けることになりました。

初回テーマは「コロナ禍で個人として成長したメンバーを紹介」です。

まだまだ厳しい状況が続きますが、この期間だからこそ新たな取組チャレンジを個人として仕掛け動き、結果を出した『周りの仲間から、コロナ前と今を比較してコイツ変わったな!』なメンバーに注目しています。


選抜された3名のメンバーがzoomでつながった全社員の前に登壇し、それぞれの観点からコロナ禍での取り組みについて語ってくれました。

こちらの記事では、そのうちの1名のプレゼンテーションを公開します!

「コロナ禍のキャストの雇用を守りたい」合計1500食の伊豆の夏弁当プロジェクト


アンダ伊豆高原、入社9年目の岩城(いわき)と申します。

入社当時は伊豆各店にてフロントレストラン清掃の経験をし、現在ではホテル事業「アンダリゾート」「アンダピング」の料理長 兼 伊豆営業推進室フードマネジメントを担当しております。

なかなか、人前でプレゼンをする立場機会がないので現在とても緊張しております…(汗)

ですがせっかくの機会を頂きましたので、「コロナ禍で個人として成長したこと」と題してプレゼンをさせていただきます。よろしくお願いします。

普段の岩城さんの様子(アンダリゾート伊豆高原)


早速ですが、本題に移りたいと思います。



今回のコロナ禍での問題の一つとして、ホテル・アンダリゾートを始めとした静岡伊豆エリアのホテルグループ全店(以下アンダグループ)では営業自粛によってアルバイトさんのシフトが大幅に減ってしまったことがあります。

アンダグループでは、シフト日数がフルタイムに近く、単なる隙間時間のアルバイトではなく生活給として働くキャストさんが数多くいます。
また首都圏と違い、周辺にコンビニやスーパーといったお店も少ないため、アンダグループでのシフトが少なくなっても埋め合わせに他社さんで働く、ということが難しい。かつ、定年を過ぎた年長者(60代、70代)のキャストさんも多く、営業自粛でシフトが減ってしまったインパクトはかなり大きかったと言えます。


そんな中、アンダグループではグランピングをテーマにした新業態「ホテルアンダピング」や、「アンダの森  離れヴィラスイート」の工事期間の真っ最中でした。


「雇用を守るにはどうすればいいのか」を考えている時に耳にしたのは、毎日新ホテルの工事を担っていた現場の職人さんとの会話の中で出てきた「お昼に外食やコンビニ弁当で1000円以上使ってしまう」という声。

「もし工事現場で、格安でおいしいお弁当を提供することが出来れば、新しい仕事=雇用を生み出すことができるのではないか」という考えから、今回のプロジェクトが生まれました。

プロジェクトのポイントは、
 ・工事関係者の方が気軽に買っていただけるよう、ワンコインで提供すること
 ・体を動かす職人さんのお腹も満たせるボリュームを確保すること
 ・アンダリゾートとして、きちんとおいしい料理を提供すること

お弁当はアンダリゾートのホテルシェフがつくり、日替わり500円で販売するという企画。当然、通常の仕入れでは割に合いません。
そこで、コロナの影響で食品取引業者が抱えてしまった不動在庫を活用するアイディアを出し、特価提供してもらえないか直接交渉することで、プロジェクトの実現にまでたどり着くことができました。

実際のお弁当がこちらです。

工事期間中に突然始めた約2ヶ月半の取り組みでしたが、1日最大60食、合計で1,500食を販売することに成功しました。


結果、宿泊業界全体が大きな打撃を受けたコロナ禍でもホテルスタッフの雇用を確保でき、1人のキャストも離れることなく繁忙期を迎えることができました。


実際、スタッフからも「(今でこそ国からの補償がありますが)当時はアンダリゾートの収入しかなかったので本当に助かりました」といった声や、「家にいてもボケてしまうので働けることはありがたい」という声もありました。

またキャストのみならず、工事関係者はホテルのお弁当がワンコインで食べられる、食品取引業者は不動在庫の整理ができる、会社としては雇用確保ができる、といった4方良しの結果となり、このつらい時期に少しでも笑顔が見られたのではないかと思います。


この経験を通して、システムやオペレーションはもちろん大事なんですが、それ以上に人と人とのつながり、コミュニケーションが何よりも大事だということを実感しました。
まだまだ厳しい状況は続きますが、コロナに負けず新たな取り組みを行っていけるよう努めてまいります。
以上で私の発表とさせていただきます。静聴ありがとうございました!

全従業員が店舗、ブランドの責任者として考えて動く、NSグループならではのスピード感で進んだプロジェクトでした。

70歳を超えたスタッフさんから「働けて本当に楽しい!1ヶ月も働かず家にいたら俺はボケてしまうぞ(笑」と言われたので、プロジェクトを実現できて良かったです!!と岩城さんは笑顔で話されていました。

仕事をするときに、単純に "お金のため" というのはもちろん大事ですが、それと併せて、共に過ごしてきたキャストさんたちにとっては働けること自体が楽しみであり、生きがいになっていた、というのを岩城さんはこの体験を通して感じたそうです。

そういうことも含めて「責任者として雇用を守る」という意味を考えさせられる、素晴らしいプレゼンテーションでした!
岩城さん、改めてありがとうございました!

株式会社NSグループ(ニュートン・サンザグループ)では、他にも面白い企画が色々と動いています。

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