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時代の流れに沿った新規事業の立ち上げ

数々の大企業に対して「コンサルティングxクリエイティブ」で領域不問の課題解決を行うJBA。でも「JBAって何屋さん?」と聞かれると、一言では答えにくいんです。そこで、実際のお客さまとの具体的なプロジェクトを通して、担当した社員は、何を考え、どんなことをしたのか。やりがいや苦悩や仕事観に至るまでをリアルにお伝えする「事例紹介」シリーズです。

お客さま目線のCSR事業の支援は、企業理解のあるJBAしかできない

こんにちは、CSRコミュニケーション事業部の阿久津です。JBAが社内コミュニケーション事業の専門特化を始めたころにCSRコミュニケーション支援の事業を立ち上げました。今回はCSRの概要やCSR事業の拡がりまでの道のりをご紹介します。

これからオリンピックや万博の開催に向けて、日本はあらゆる面でグローバル化が求められています。それはつまり、グローバルな視点で日本が評価されるということ。さて、グローバルな視点ではどんな企業が評価されるのでしょうか。そのポイントとして、ESGやSDGsなどのキーワードが最近話題となっています。そして、それらのキーワードの軸の概念がCSRなのです。

こんにちは、2004年入社の阿久津です。今でこそJBAは幅広い企業課題の解決をしていますが、スタート時は社内報などの社内コミュニケーションを専門としていました。少しづつ広げてきた仕事のなかから、今回は、そんな時代に私が新規事業として立ち上げた「CSRコミュニケーション事業部」の事例をご紹介します。

きっかけは、お客さまからの一言

2007年。私は仲の良いお客さまから、突然「CSRレポートを作らなきゃいけないんだけど、JBAでできない?」と聞かれました。

私は「できます、問題ありません!」と即答。が、実は、CSRが何の略かも知らなかったので会社に戻って大急ぎで調べ始めました(笑)。

CSR(=Corporate Social Responsibility)は直訳すると「企業の社会的責任」。つまり、企業がステークホルダー(顧客・株主・従業員・取引先・地域社会など、企業を取り巻くさまざまな利害関係者)からの信頼を得るために行う活動全般のことです。

作っている製品は安全か?環境汚染の排出はしていないか?下請け企業との取引は公正か?社員の労働環境は安全か?

成長を追い求める中でも、そんな社会的な問いにも答えられなければ良い企業とは認められない時代。今でこそ常識ですが、定期的にそれらの取組みの情報開示をする「CSRレポート」が日本の企業に定着しはじめたのは、2000年代に入ってからのことなのです。

その資料の分厚さに、事業のチャンスを確信

最初はとにかく、有名な企業のホームページから、公開されているCSRレポートのPDFを集めてひたすら読みまくりました。

この時、CSRレポートで情報開示する内容については、グローバルなものから日本の経団連のものまで、いくつかのガイドラインがあることを知りました。これらがまた、分厚い冊子で、小難しくて、読みにくいんです。

だから、企業の中のCSR担当でも内容に精通している人は少なく、CSRレポートの制作を謳うコンサルティング会社もなかったのです。そこで私は思いました。

「目の前にあるのは、事業立ち上げのチャンスじゃないか!」と。

興奮した勢いでCSRレポートの歴史についても調べあげ、最初のお客さまのご依頼に全力で答えて、なんとか無事、納品することが出来ました。


思い付きで始めた「CSR研修」は大ヒット!

それからは、既にお取引のあるJBAのお客さまにも「CSRの支援もできます」と言うようになりました。ご相談は少しずつ増えてきたのですが、比較分析が100社を超える頃には、企業ごとに取り組み方の異なるCSR活動の共通点が見えるようになってきて、急な質問にも「〇〇業界なら、こんな取り組みをするといいですよ」とアドバイスができるまでになっていした。

しかし一方で「何でこんなことの情報開示が必要なのか…」「CSRってボランティアみたいなことでしょ?」という声を聞くことも多く、企業の中でもCSRについて誤解している人や本質を知らない人がたくさんいるんだということに気が付きました。

そこで、お客さま先で開催する「CSR研修」を企画したら、それが大ヒットしたんです。

「CSR研修」でその重要性をご理解をいただくと、企業内調査にも積極的に協力していただけるので、その後の仕事も進めやすくなりました。「CSRレポート」はその企業の幅広い情報を開示するものなので、経営層をはじめ、会社の全部門・全部署の活動を網羅的にリサーチします。全部門長へのヒアリングが必要なことや、散在する複雑なデータを読み込まばならないこともある、労力のかかる仕事なのです。でもそのぶん、極秘情報に関わることも多々あり、コンサルタントとして、非常に面白いやりがいのある仕事です。

そうして出来上がるCSRレポートは、実は情報の宝の山。例えば、企業が表立っては言いたくないような離職率なども記載されていますから、就活生でも、それを知っている人は、しっかり参考にしていると思います。

日本の企業がグローバルで評価される手助けをしたい

現在、JBAのCSR事業部では、CSRに限らず、SDGsへの取り組み、ESG投資対策、統合レポート作成などの支援までもを承っています。

「統合レポート」とは、株主や投資家が注目する財務状況の情報をのせた「IRレポート」と「CSRレポート」が融合したものです。かつてその二つは別々のものでしたが、社会課題に配慮する企業にしか投資しないという「ESG投資」の概念がグローバルな潮流として広がる中で生まれた、新しい報告書のスタイルです。

また、少子高齢化が進む日本の大企業の多くにとって、海外市場への展開は、中長期的に生き残るために避けては通れないチャレンジです。「SDGs(持続可能な目標)」は2030年に向けた国連の指針ですが、国内の企業がグローバル基準にいち早く適応していくことの重要性は、どんどん大きくなってきているのです。

私がこれからJBAでやっていきたいと思っていることの一つは、こういった企業のグローバルコミュニケーション課題を解決するサービスです。

これからも、理念やブランディングについて、お客さまとしっかり目線をあわせながらも、世界の流れをいち早く汲み取り、その企業の価値向上につながるコンサルティングを提供していきたいと思っています。


*SDGs=Sustainable Development Goals、持続可能な目標。2015年に国連総会で採択された2030年に向けた行動指針。日本では経済産業省が2019年にガイドライン発表。
*ESG=環境(Environmental)・社会(Social)・内部統制(Governance)。投資家が企業の持続可能性と社会的影響を分析する際の3要素。
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