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国際カンファレンスの.droidcon APACにWantedlyのAndroidエンジニアが登壇します

こんにちは!Wantedlyでエンジニア採用、技術イベント企画まわりを担当しています竹内みずき ( @amanda__mt )です!

この度、WantedlyのAndroidエンジニアのMalvinが12月14~15日に開催する.droidcon APACに登壇することとなりました。

国際カンファレンス登壇はWantedlyエンジニア全体として2019年は1回、そして今年は3回の登壇となり、コロナに負けず皆積極的に活動する年となりました!年末に国内・国際カンファレンスの登壇記事まとめを書く予定です。お楽しみに💪

.droidcon APACとは

.droidconとは世界各地で行われる世界最大規模のAndroidカンファレンスです。
その中でも今回開催される.droidcon APACでは、南アジア/東南アジア/東アジア/オセアニアにいる1000人を超えるAndroidエンジニアが集まり、エキスパートの方々が90を超える技術登壇を2日間に渡り行われる予定です。

今回はオンラインでの開催ですが、過去にはニューヨークやロンドン、ベルリンなどでも開催され、カンファレンス終了後も大きな余韻と賑わいを楽しめるカンファレンスです。

SpeakerのみなさんもGoogle社やSpotify社、Twitter社、Microsoft社など時代を牽引するテックカンパニーのエンジニアが多数登壇し、Wantedlyのエンジニアもこのような大規模なカンファレンスで登壇ができることをとてもうれしく思います。

公式HP

droidcon APAC 2020
droidcon APAC 2020 will be the most interactive virtual Android event of the year. Join thousands of Android devs for 2 days of in-depth tech talks from the experts who are shaping Android development.
https://www.online.droidcon.com/apac-2020

採択されたプロポーザル

タイトル: Managing Multi-Module Project with Gradle Plugin and Kotlin

登壇者: Malvin Sutanto

日時: 2020/12/15 16:30 (日本時間)

以下プロポーザルの要約 

Lately, more and more android projects are adopting multi-module setup. The number of modules for a project can vary and some projects can even have more than a hundred modules. Managing these modules can then be very cumbersome as it involves a lot of copying and pasting common settings and codes between build.gradle files. Some teams utilize buildscript.ext and apply from: statements to try to remedy this issue. However, these methods are very limited in terms of functionalities.
In this talk, I will discuss how the Gradle plugin works, and how we can write a custom plugin in Kotlin to help us manage an Android multi-module project. I will also present techniques to provide custom configurations in our Gradle plugin so that we can modify our build depending on the module, and further, extend the plugin's capabilities by integrating it with other Gradle plugins; e.g., Jacoco plugin. Lastly, I will share our experience of building a Gradle plugin and explore the benefits and limitations that I've encountered.
近頃はマルチモジュール化するプロジェクトが増えています。プロジェクトによってモジュール数は異なり、モジュール数が100以上のプロジェクトもあります。`build.grade`ファイルの間共通設定を何回もcopy&pasteしないといけないという理由で、この複数モジュールの管理は相当煩雑になります。
この課題を解決するために、拡張プロパティと`apply from:`を利用しているチームもあります。
しかし、機能性の観点から見るとこの方法にはかなり制限があります。今回はGradleプラグインの作用、そしてAndroidのマルチモジュールプロジェクトをより良く管理するためにどのようにKotlinでカスタムプラグインを書くかに関してお話します。また、Gradleプラグインでカスタムコンフィギュレーションの手法も提供いたします。それにより、モジュールによってビルドの修正と、Jacocoなどの他のGradleプラグインと統合することでプラグインの機能を拡張することができるようになります。最後に、Gradleプラグインの作成自体と生じた問題や制限について、個人的な経験も共有します。


Malvinからのコメント

Hi, My name is Malvin of the Android team of Wantedly. I'm responsible for developing and maintaining features in our "Visit" Android app and also improving the productivity of Android engineers in the company.
In this talk, I'll be discussing how we can make use of a custom Gradle plugin to manage our build files in Android's multi-module project. The custom Gradle plugin that we've built inside Wantedly has made our multi-module setup so much easier to work with, and I hope other engineers can also apply this model to help them manage their projects.
こんにちは!WantedlyのAndroid開発エンジニアのMalvinです。現在はWantedly VisitのAndroidアプリの開発、そしてAndroidエンジニアの生産性を高める取り組み等も担当しています。
今回の発表で、Androidのマルチモジュールプロジェクトをさらにうまく管理するように、どのようにカスタムGradleプラグインを活用するかに関してお話しします。Wantedlyで作ったのカスタムGradleプラグインのおかげでマルチモジュール設定は非常にやりやすくなったので、他のエンジニアの方々もこのモデルで自分のプロジェクトを今より良く管理できようになっていただけば幸いです。

国際カンファレンス登壇支援への取り組み

今年はコロナウィルスの影響によりオンラインでの開催が主流となっていますが、Wantedly では国際カンファレンス登壇など、メンバーがグローバルに活躍する機会を積極的に支援しています。

具体的には、Wantedly Internationalization Program(通称 WIP)という「メンバーがグローバルに活躍する機会をサポートする制度」があり、その一環として参加費・渡航費・宿泊費などの費用面で会社のサポートを受けられる「国際カンファレンス参加支援制度」があります。

これは2018年から導入が決まり、WIP制度の初活用者はRails Conf2019に登壇したCTOの川崎でした。

メンバーがグローバルに活躍する機会をサポートする新制度「WIP」が始まりました! | Wantedly, Inc.
こんにちは、Wantedly広報の稲生です。 この度Wantedlyでは、組織のさらなる国際化に向け、2018年7月よりメンバーがグローバルに活躍する機会をサポートする新制度「 WIP(ウィップ) 」を導入しました。今回、どのような背景で「WIP」の導入を決めたのか、CTOの川崎に話を聞きました。 「WIP」には2つの意味があります。1つは 「Wantedly ...
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/128670


また、CTOに負けない🔥🔥という気持ちで各エンジニアが闘志を燃やし、今年はインフラチームリーダーの南がgRPC Confに登壇、そしてデータサイエンティスト達が取り組んだRecSys Challengeでは世界三位を受賞し、The ACM Recommender Systems conference (RecSys) 2020 にて技術報告を論文の形式でまとめた後に口頭発表を行いました。

また、登壇者だけの支援ではなく等級に基づき参加者の支援も行っており、過去にはGoogle I/OやWWDC, AWS re:Inventなどに各技術領域のエンジニアが参加しています。

今後もWantedlyは世界で活躍するエンジニアの育成や支援を積極的に行っていきます💪

登壇記事はこちら

gRPC をテーマとした国際カンファレンス gRPC Conf で Wantedly の gRPC 活用事例について話しました! | Wantedly Engineer Blog
こんにちは、Wantedly の Infrastructure Team で Engineer をしている南(@south37 )です。 先日、 gRPC Conf という国際カンファレンスで Wantedly の gRPC の活用事例について話しました!今日は登壇に至った背景や、gRPC Conf そのもの、および登壇内容について紹介したいと思います。 Wantedly では、国際カンファレンス登壇など、メンバーがグローバルに活躍する機会を積極的に支援しています。 例えば、 Wantedly Inter
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/275093
Wantedly RecSys 2020 参加レポート① - Wantedly Data チームで RecSys 2020 にオンライン参加しました | Wantedly Engineer Blog
こんにちは、ウォンテッドリーでデータサイエンティスト及びデータを活用したプロダクトのマネージャーを務めている松村です。2020年9月22日から9月26日にかけてオンラインで開催された RecSys 2020 に当社のデータサイエンティスト及び機械学習エンジニア5名で聴講参加及び、そのうちの3名が併設の RecSys Challenge の Workshop において口頭発表を行いました。その参加報告を行いたいと思います。 本記事では概要報告に留まりますが、明日からは参加メンバーが実際に発表を聴講して気にな
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/285471


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