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今回紹介するのは、総務部マネージャーの山田 健介(やまだ けんすけ)さん。
創業80年以上の大手企業で8年間法人営業として従事されたのちに、2017年にリジョブへ中途入社されました。人事部配属となり、入社3か月後の初ミッションは、なんと総務人事部へ出向!何でも屋の人事として、総務業務と人事業務を並行する中で、1年後に総務人事部のマネージャーに就任。総務人事部では役員直下で業務を遂行し、全社の生産性向上などを行いながら、人事部として組織創りにコミットされています。
大手企業の営業でキャリアを積んだのちに、リジョブへ入社を決めた理由や、入社3か月で他部署への出向など、入社直後から身をもって感じた、リジョブのスピード感や成長意識など、お話を聞いてみました!
山田 健介(ヤマダ ケンスケ):中途入社/神奈川県出身。総務人事部兼コーポレート推進UNIT配属。業80年以上の大手メーカーの法人営業部で8年間従事。入社7年目で初めて新人の育成を担当し、そのことをきっかけに育成や教育に興味を持つ。転職活動を行う中で《関わる全ての人を幸せにする》という軸とリジョブがつくっていきたい組織の方向性が一致していると思い、2017年4月にリジョブへjoin。好きな言葉は「全力全振(動かなければ何も起きない。まずは自分が動くことが大事、という自身の造語)」
法人営業歴8年、信頼関係を大切に成果を積み上げた20代
前職は、創業80年以上の大手メーカーの法人営業担当として、8年間従事しており、顧客と社内の関係性を構築することを意識して営業していました。
50代が多い業界で20代はなかなか相手にされなかったため、少しでも貫禄を付ける為に自社の工場に出向いて商品を教えてもらう傍らでわざと作業着を汚したり笑、自分で図面を書けるようになるためにシステム部門に頼み込んで製図用のCADを入れてもらったり、納品時に工場を回ってヒアリングしたり、どうしたら話を聞いてもらえて売れる営業になるか考え、いろいろと行動し、結果、年間受注額は100%を達成していました。
また、クレーム発生時もかなり大変で、特に自分の顧客は製鉄所も多かったのですが、ラインが止まると1分○千万円の請求がくる、という世界だったので常にサービス部門との連携を意識していました。
大手のお客様を担当していたのでコスト面や納期の交渉もかなり厳しいものがありましたが、今振り返ると、その時の先方の交渉術は今の管理部での業務にかなり活かせていると感じています。
面接で自己発見!?《関わる全ての人を幸せにする》という価値観
8年間の営業経験の中で、入社6年目で新人教育に携わった経験が転職を考える大きなきっかけとなりました。
新人教育のマニュアルがない中で、自分が出来ることを模索し、新卒研修のセミナーや勉強会に参加するなど、新人研修の仕組みを構築し、その過程で企業における人材戦略の重要性を感じるようになりました。人事関連の勉強会などに出席するうちに、人事こそ会社の成長を促す中核的な部署であると考えるようになり、会社にとって最重要な資産ともいえる人材に関わる分野で企業の成長を支えたい、加速させたい。と強く思うようになり、転職を希望しました。
転職活動を通じて未経験から人事職に就くことの難しさを痛感する中で、リジョブとの出会いは非常に印象的でした。
多くの面接が自分自身を試すような、あるいは一方的に見定めるような雰囲気であるのに対し、リジョブの面接では「あなたの良いところは何か」「もっと本質的なことを知りたい」という、候補者一人ひとりの可能性を積極的に見出そうとする姿勢を強く感じました。単に私から情報を引き出すだけでなく、自社の現状や課題もオープンに共有し、理想と現実のギャップを埋めていこうとする誠実な姿勢に一貫性を強く感じたことが印象に残っています。
面接を通じて感じた、自社のことだけでなく、求職者の自分自身なども含め、関わる人全員が不幸にならないよう誠実に向き合う姿勢は、前職で培った「一方的に商品を売るのではなく、状況やコストを全てさらけ出した上で、クライアントと共により良いものを作り、全員がWin-Winになることを目指す」という仕事で大切にしていた私の価値観とリンクしました。
このリジョブの面接を通じて「関わる全ての人を幸せにする」という、仕事における軸を見出すことができました。その軸とリジョブがつくっていきたい組織の方向性が一致していると思い、こういう人事になりたいと自分が理想とする人事像が出来上がった瞬間でもありました。
求人サイトリジョブの広告で、息子がキッズモデルとして参加したときの写真です!
何でも屋の人事、初めてのミッションは他部署出向!?
リジョブに入社してまず感じたことは成長へのスピード感でした。
これまで自分が経験してきたことが何だったのかと感じたほど、怒涛の毎日だったことを今でも鮮明に覚えています。
入社して3か月間は採用にコミットし、3か月後には総務部強化のため、総務に出向し業務と採用を並行して推進しました。
その中で1年後には総務でのマネージャーを打診していただいたのですが、入社した当初の「採用や育成をしたい」といった気持ちもある中でどうしようか迷ったのですが、CHOに「上か下ではなく、同じ視点で議論して一緒に組織を創っていきたい」という言葉をいただき、驚きとともに、老舗組織でやってきた僕にとってはとても感慨深い言葉でした。
役職や立場にとらわれず、誰もが主体的に組織づくりに貢献できるリジョブらしい文化を象徴していると感じ、この一言で、総務のマネージャーとして組織貢献することへの覚悟が固まったと思っています。
総務の業務は、損害リスクを常に意識しないといけない部署でもあったので、そのリスクと天秤にかけて、どこまで保証するか線引きをすることが難しくもありましたが、そこが管理部門としてのやりがいだと思っており、また、問題が発生した際に、どこまでの範囲で自分が責任を取れるのか、というアンテナは磨かれたと思います。
総務のマネージャーとして、役員直下で仕事ができたことで、リスクマネジメントの観点が身に付いたことが大きな成長ポイントだったなと感じています。
東京本社が入っているオフィスビル内にあるお気に入りのカフェスペース。いつもここで休憩したり、リラックスしてます。
総務部では、全社をどう良くしていくかの取り組みを行う事が多く、これまで2社を経験して、リジョブの組織には雇用形態に関わらず全員が同じ方向を向いていると感じる場面は多くありました。
リジョブに入って感じたことは、メリットデメリットが分からない状況でも、良さそうだからやってみよう、協力するよ、というスタンスが本当に素晴らしいと感じています。前職はセクショナリズムを感じることがあり、自分にベクトルが向いている人が多い組織でしたが、リジョブのメンバーは誰もが自分以外にベクトルを向け、誰かのため、業界のため、そして共に働く仲間のためという強い思いを共有していることに、衝撃を受けたことを覚えています。
目指す方向性が決してブレないことが、リジョブの組織の強みであり、全員がより良いものを一緒に創りあげていくという志向を持ち、建設的な議論を通じて常に高みを目指しています。
このような環境だからこそ、個人も組織も成長志向を強く持ち続けられるのだと思います。
何事にも本気で挑むリジョブには野球部もあります。経営陣も参加し、毎年優勝を狙って挑んでます!
未来を見据えた危機感は、「健全な成長意識」。組織全体での成長とは?
事業に関しても、変化のスピードと進化し続ける姿勢に驚かされます。
特に、業界トップシェアの地位に甘んじることなく、人材紹介事業やシステムフリープランといった新規事業を積極的に展開し、事業の幅を広げている動きは成長志向のベンチャー企業ならではだなと思います。
このスピード感を持った事業展開の根底には、リジョブに深く根付く「健全な成長意識」があると考えています。常に現状に満足せず、未来を見据えた「危機感」を持っているからこそ、次の一手を打つための戦略を迅速に立て、推進していけるのだと感じています。
総務人事部は事業に直接関わる機会は少ないものの、ヘルプデスク業務など課題解決する対応が中心であり、従来の業務では与えられたタスクをこなすことで一定の業務量を賄うことが可能です。ですが、転職活動の時に感じた自身の市場価値への危機感から、課題解決+α(ゼロをプラスにする)の業務遂行を意識しています。直近では、生産性向上を目的としたAIを活用した商談履歴の自動化や社内問い合わせ対応のAI化など、総務部門として多角的な取り組みを進めています。
管理部門も能動的に行うことで社内メンバーの生産性向上や、事業成長につながると思っています。
サンシャインへのオフィス移転で一番思い出のある一本桜。「こんなに大きな木が入るわけがない」と言われましたが笑、無事搬入ができ、今ではオフィスのシンボルマークです。
人事や総務など管理部門の業務を通じて、ただ現状維持や問題解決に留まるのではなく、事業や組織に対してプラスアルファの価値を創出し続けたいと考えています。マイナスをゼロに戻すだけの業務であれば、アウトソーシングでも十分に可能であり、社員だからこそ生み出せる価値があると考えています。
±0の状態からいかにプラスを生み出すか。この意識こそが、組織と事業の成長に不可欠です。管理部門であっても、事業成長に貢献し、単に事業を「支える」だけでなく、自ら事業を「生み出す」くらいの健全な成長意識を持ち続けたいと考えています。
これまでの自分は自分の感情にとらわれ、前に進むことをためらったり事実とは異なる主観で物事をとらえてしまっていました。
それによって生じていた誰かが決めてくれるだろうという甘えがどこかで生じていたと痛感しています。
事実を客観的に見ることで自分の出来る範囲が明確になるので、理想とのギャップも事実として把握し、そのギャップを埋めるためにはどうしたら良いかを考え続け、行動をし続けていきたいと考えています。
自分自身にとどまらず、チームや組織といった枠を広げていき、自分自身の成長を会社の成長、その先の社会への貢献につなげていけるようにしていきたいです。