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「PCに慣れていない人こそ」—地方にセールステックを届ける異色の挑戦

都内のSaaSスタートアップが当たり前に使う最先端の営業技術を、なぜ地方の中小企業に届けようとするのか——。セールステック企業・株式会社openpage代表の藤島誓也氏の挑戦の原点には、北海道の小さな町で失われた「初めてのワクワク」への想いがあった。消えたレジャー施設と町の変化を目の当たりに——藤島さんが地方創生に関心を持つようになったきっかけを教えてください。私は北海道の紋別市で生まれ、父が警察官の転勤で小学生時代を十勝の広尾町で過ごしました。広尾町には「シーサイドパーク」という複合レジャー施設があったんです。1980年にできた水族館や遊園地を併設した施設で、私にとって初めてのデートス...

【後編】「カルチャーは定義して作るものではなく、にじみ出るもの」- openpage CTO 渡邊恒介氏が語る、従来の組織論を覆すエンジニア組織運営

「大前提として、カルチャーは定義して作るものではなく、にじみ出るものだと考えています」BtoBセールス支援のデジタルセールスプラットフォーム「openpage」でCTOを務める渡邊恒介氏の言葉だ。前編では、「評価にとらわれず仕事をしたら成果が出た」という渡邊氏のキャリア哲学と働き方について聞いた。後編では、彼が実践するエンジニア組織運営の独特なアプローチに焦点を当てる。多くの企業が組織文化を明文化し、トップダウンで浸透させようとする中、彼のアプローチは真逆を行く。「自分のやりたい形からスタートすると限界は自分になる」「あまり色は出ないほうがいいと思ってる」——リーダーとしての常識を次々と...

【前編】「評価にとらわれず仕事をしたら成果が出た」—現役エンジニアCTO渡邊恒介氏が語るキャリアと挑戦

「評価って枠組みなんですよね。人が大きくなって比べるのが難しいから評価ができる。でも、その仕組みの中でやることをやるのではなく、いま大事だと思うことをやっていった方が良い結果につながったんです」こう語るのは、BtoBセールス支援のデジタルセールスプラットフォーム「openpage」でCTOを務める渡邊恒介氏だ。長年のエンジニア人生で辿り着いた働き方の本質について、詳しく話を聞いた。一貫したものづくりの軸—想定外の連続で築いたキャリア渡邊氏のキャリアを振り返ると、その根底に流れるのは「ものづくり」への一貫した思いだ。「一貫してるのはものづくりですね。開発だけでなく、全体の整合性を取りながら...

次世代の人事戦略を語る:openpage代表・藤島誓也氏と平田高之氏インタビュー

デジタルセールスルームの最前線で、従業員体験を再定義するデジタルセールスルームを提供する株式会社openpage。同社が注目される理由は、その革新的なプロダクトだけではない。代表取締役の藤島誓也氏が打ち出す独自の人事戦略と、それに共感して入社した社員たちの姿にある。今回は藤島氏と、同氏の考えに強く共感して入社した平田高之氏に、openpageの人材哲学と実践について語ってもらった。候補者起点のリクルーティング――自社プロダクトを採用でも実践――openpageは急成長されていますが、採用に対してはどのような考え方で臨まれているのでしょうか。藤島氏: そうですね(少し考えて)。私たちは「顧...

「営業DXの新時代を拓く」openpage代表・藤島誓也氏 総合インタビュー:塩漬けSaaSではなく世界基準のセールステックへ 。日本発営業革命の全貌

デジタルセールスルーム(DSR:Digital Sales Room、顧客との共創型営業ワークスペース)分野で圧倒的な存在感を放つ株式会社openpage。キヤノンマーケティングジャパンとの資本提携を機に、大手企業から地方の中小企業まで幅広い顧客基盤を築き、「営業DXといえばopenpage」と言われる存在へと成長している。同社代表取締役の藤島誓也氏は、メディア業界出身という異色の経歴を持ちながら、「塩漬けDX」の撲滅から日本の就業人口減少への対応まで、壮大なビジョンを掲げている。年間200本以上の記事執筆、YouTube累計1万時間、SNS2万フォロワーという圧倒的な情報発信力と、Sa...

世界レベルで物語を作りたい男の転職 ─ openpage滝沢郁也が語る仕事への狂気的情熱

【この記事について】 この記事は約12,000字あります。普通なら「長すぎる」と言われるでしょう。 でも、これがタッキーの営業スタイルそのものです。 最後まで読めたあなたは、もしかするとopenpageが求める人材かもしれません。「世界レベルで物語を作りたい」この一言に、滝沢郁也さんのすべてが集約されている。前職でARR10億円規模のSaaS事業成長に貢献し、8名のインサイドセールスチームを率いた実績を持つ彼が、なぜ株式会社openpageという新天地を選んだのか。そこには単なるキャリアアップを超えた、深い「物語性」への憧れと、常人には理解されにくい「変態的」とも呼べるほどの営業への執念...

「openpageなしでは営業できない」営業歴20年のベテランが語る、セールステック革命の最前線

営業歴20年のベテラン営業マンが、なぜ今、セールステックスタートアップのopenpageを選んだのか。フロッピーディスク時代からSaaS営業まで、時代の変遷とともに歩んできた株式会社openpage 舛澤武さんが語る、営業の未来と働きがいの本質に迫ります。「openpageがないと生活できないレベル」顧客からの最高の評価ー舛澤さんの現在のお仕事内容を教えてください。フィールドセールスとして、新規開拓から既存顧客のフォローまで幅広く担当しています。日々お客様先に訪問して商談を重ねたり、最近はオンラインでの打ち合わせも多いですね。面白いのは、自分たちが売っているopenpageを実際に商談で...

元ビズリーチのプロが語る「市場価値を10倍にする」openpageの人事・キャリア戦略の全貌

全国13万人近くが利用し、あらゆる地域で採用されている営業支援ツール「openpage」。これまで約2万ページの提案が作られているこの急成長を支える株式会社openpage代表取締役の藤島誓也氏と取締役の田中邦裕氏に、独自のキャリア戦略と組織運営について話を聞いた。——まず、お二人の経歴について教えてください。藤島氏: 私は元々ビズリーチでビジネス企画を担当していました。そこで10万人以上のレジュメを分析し、年収数千万円クラスの人材も含めて、あらゆるポジション・役職の人材がどんなキャリアを歩んでいるかを頭にインプットしてきました。メガベンチャーや外資系企業への幹部人材のヘッドハンティング...

「デジタルセールスルームで営業変革を」株式会社openpage執行役員 志村裕司氏に聞く

ライター: 本日はお忙しい中、ありがとうございます。まず志村さんのこれまでのキャリアについて教えてください。志村氏: こちらこそ、ありがとうございます。私はこれまでSalesforce、Box、ByteDanceといった外資系企業で営業畑を歩んできました。主にエンタープライズの大手企業向けのセールスを担当していて、ByteDanceではB2B SaaS事業の責任者として事業全体を見ていました。ライター: そんな外資系での豊富な経験をお持ちの志村さんが、なぜopenpageへの転職を決められたのでしょうか?志村氏: 決め手となったのは、デジタルセールスルームというコンセプトでした。実は私自...

「マーケ畑から解約率0%のCS部長へ」カスタマーサクセスの常識を打ち破る「スパルタCS」で成果を出すopenpage・山本貴季の挑戦

「お客様のために厳しく向き合う。それが本当のカスタマーサクセスだと思うんです」カスタマーサクセス業界に革命を起こす「スパルタCS」を実践し、解約率0%という驚異的な成果を叩き出している男がいる。株式会社openpageでカスタマーサクセス部長を務める山本貴季さんだ。マーケティング出身の彼が、なぜ未経験からカスタマーサクセスで圧倒的な結果を残せるのか。その秘密は、業界の常識を覆す「お客様以上に厳しく向き合う」姿勢にあった。プロフィール山本貴季(やまもと よしき)株式会社openpage カスタマーサクセス部長・人事(HRBP)武南高校卒業後、大学でマーケティングを専攻。アライドアーキテクツ...

「総額10億円の案件創出者がさらなる高みへ」-大手で実績を武器に、openpageで挑む日本の営業変革と地方創生の未来

NTT東日本で14年間、総額10億円の案件創出、年間ARR10億円規模の新規事業立ち上げを成功させた男がなぜベンチャーへの転職を決断したのか。現在、株式会社openpage事業開発部長として活躍する北森雅雄さんが、転職の決断プロセスから転職後わずか数ヶ月で実現した成果まで、営業変革を通じた地方創生への想いを語る。14年間で築いた現場力 - 3つのフェーズで培った顧客視点ライター:北森さん、本日はお時間をいただきありがとうございます。NTT東日本での14年間は、どのようなキャリアだったのでしょうか?北森さん:大きく3つのフェーズに分かれていました。それぞれの経験が、今の私を作っていると思い...

生産性2倍を実現!法人営業の受注率改善SaaS「openpage」で活躍する丸山泰生が語る、成果を生み出す営業・マーケティングの極意

株式会社openpageは、法人営業の受注率を改善する自社SaaSプロダクト「openpage」を販売している会社だ。規模を問わず法人企業すべてを対象とし、営業プロフェッショナルのノウハウやつながりを競合優位性としている。現在、商談獲得件数の最大化を担うインサイドセールス・マーケティング担当として活躍する丸山泰生氏。昨年から設定された目標を全て達成し、インサイドセールスでは稼働時間を半分に削減しながらも目標を達成するという、生産性を2倍に向上させる成果を上げている。なぜopenpageを選んだのか?日本の生産性向上への使命感前職での悔しい経験が転機に丸山氏がopenpageに魅力を感じた...

デジタル格差をなくす営業ツール―藤島誓也代表が挑む「日本全体」のDX【社会課題解決事例】

人材不足と地方衰退が深刻化する日本。その課題解決の鍵は「営業のデジタル化」にあると語るのが、株式会社openpage代表取締役の藤島誓也氏だ。カスタマーサクセスを軸とした事業で多くの企業の営業DXを支援し、デジタルセールスルーム(DSR)「openpage」を展開。キヤノンマーケティングジャパンをはじめとする大手企業から地方の中小企業、さらには自治体まで、幅広い組織での取り組みが拡大する中、その社会的意義について聞いた。デジタルセールスルームで変わる営業の常識―まず、openpageとはどのようなサービスなのでしょうか?藤島氏:openpageはデジタルセールスルームという、お客様への提...

「お客様任せにしない」営業で成長を続けるopenpage取締役・田中邦裕氏が語る、本質思考の経営哲学

顧客の検討プロセスを前に進めるために、営業担当が情報提供やネクストアクションを先回りして案内し、相手をリードする。「お客様任せにしない」という、意図を持ってお客様を動かすサービスを展開するopenpage。同社取締役の田中邦裕氏は、三菱UFJ銀行での勤務経験を皮切りに、マーケティングコンサルティング会社での営業企画、そして同社の上場まで、幅広いキャリアを歩んできた。営業企画時代に「交渉力、提案力、関係構築力とは別に、今まで焦点が当たっていなかった『お客様を動かす力=プロジェクトマネジメント力』が重要である」と気づき、openpageの事業コンセプトを作り上げた張本人でもある。同社の経営・...

「営業の再定義」に魅力を感じて転職。マネーフォワードからopenpageへ移った平田高之さんが語る、新しいキャリアの選び方

今回お話を伺ったのは、株式会社マネーフォワードから株式会社openpageに転職された平田高之さん。30代で未経験・未業種への転職を果たし、マネーフォワードでリーダーポジションを務めた後、さらなる挑戦を求めてopenpageに入社されました。転職の決め手となった「営業の再定義」への想い、そしてopenpageで感じている手応えについて詳しくお聞きしました。マネーフォワードでの活躍―提携先との連携でMRRを大幅成長――まず、マネーフォワードでのご経験について教えてください。マネーフォワードには、財閥系の大手不動産企業を経て、30代で未経験・未業種から転職しました。入社早々にリーダーポジショ...