【必見】Fusicの積極採用中のポジションを大公開! | 株式会社Fusic
こんにちは。採用インターンの土橋です。Fusicは上場を迎え、さらに会社を拡大していくにあたり、全社的に採用に力を入れております!そのためたくさんのポジションを募集しており、「どのポジションに応...
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新卒で入社し、2年目になるエンジニアの関口さんと、チューターを務める岡嵜さんにインタビュー。
※この記事は2024年12月5日時点のものです。
インタビュイー
■事業本部/先進技術部門/IoTチーム/プリンシパルエンジニア 岡嵜 雄平(左)
https://fusic.co.jp/members/57
2018年中途入社。山口県出身。関口さんと同じIoTチームでチューターも務める傍ら、「新人研修仕組み化プロジェクト」の一員として新人育成にも携わる。高専時代は機械電気工学科、前職は組込みエンジニアという異色の経歴を経て現在に至る。関西に住んでいた時期があることから、福岡に住む今も阪神タイガースを応援している。
■事業本部/先進技術部門/IoTチーム/エンジニア 関口 陽太(右)
https://fusic.co.jp/members/136
2023年新卒入社。埼玉県出身。大学では鳥人間サークルに所属し、ものづくりに情熱を捧げた。機械工学を専攻していたが、ソフトウェア技術に魅力を感じ独学で学習、そしてITの道へ。Fusic入社をきっかけに関東を離れ九州へ移住。趣味と仕事の両方を充実させるため、日々奮闘している。
―関口さんが就活中、会社選びで一番大事にしていたことはなんですか?
(関口)
自分にフィットする会社に巡り合いたいなと思っていました。大手の会社も受けたのですが、選考の過程で、この会社は本当に自分に合っているかという疑問が湧いてきました。様々な会社の選考と自問自答を経て、規模があまり大きくない会社や、肩書きに左右されないコミュニケーションが取れる会社がいいなという考えに行き着きまして。入社前から、社内の人とどんな会話ができるのかをある程度想像でき、なおかつ違和感を感じない会社がいいと思うようになりました。
―社内の人との関係性まで想像しながら就活をしていたなんて。すごいですね!
(関口)
業務の知識に関しては、入社後でもなんとかなると思いました。でも、社内の雰囲気やコミュニケーションの取り方は、入ってみないとわからないってよく言いますよね。それは博打っぼくて嫌だなと思ったんです。
―Fusicでは、“一緒に働く人をお互いに知ること”をとても大切にしているため、採用面接では社員複数名と1対1で話す機会が設けられています。その過程も関口さんの考えとマッチしたんですね。
(関口)
そうですね。僕は、A4の紙に“聞きたいことリスト”を作って人数分持ち込み、それを入社の判断材料にしました。Fusicの面接は道具の持ち込みもOKだし、そういう行動を許容してくれるところが一般的な面接と違いますね。
(岡嵜)
そうだった! 自分も関口くんの面接をしたんですが、紙を持ち込む人を見たのが、自分以来でしたね。彼の印象はすごく残っていて、第一によく話すなと思いました(笑)。本人も言っていますけど、技術は入ってからでも頑張れば全然伸びますが、コミュニケーションの相性みたいなものは入社前にわかっていた方がいいと思います。実際に話して、彼はうちに合っているんじゃないかと思いました。
(関口)
なんでリストを持ち込んだかというと、Fusicで働く人達を通して会社の本当のところを知りたかったんです。IT業界に精通しているわけでもないし、一度も福岡に来たことがなかったので、採用ページに書いていることは本当なのかなってすごく疑っていたんですよ(笑)。それを判断できるのは、面接の4時間ぐらいしかないので。でも、何人もの人と話したことで、ここで働きたいという気持ちが湧きましたね。
―実際に入社されて、こんなはずじゃなかった!ということはなかったですか?
(関口)
仕事面では初めてのことが多かったですが、コミュニケーションの部分は、概ね思ったとおりでしたね。良いものを作るにはコミュニケーションが必要不可欠、という雰囲気がありますし、それをベースにして仕事が成り立っているという空気があると思います。
―入社後の技術的なフォローアップは、どのように進められていきますか?
(関口)
僕の代は10月末ぐらいまで研修があって、網羅的に教えてもらい、11月頃からプロジェクトに入っていきました。自分は情報や知識があればあるほど安心できるタイプなので、しっかり研修を受けられたのは良かったですね。
(岡嵜)
関口くんの代までは、チューターがカリキュラムを組み、最後にお客さん役をつけて、こんなシステムを依頼されているというお題を出し、ヒアリングからシステム作りまで全部やってもらっていました。今期からは「新人研修仕組み化プロジェクト」が立ち上がったので、プロジェクトメンバーがカリキュラムを考えて、チューターは、現場の困りごとや相談事に寄り添う立場としてついてもらっています。
(関口)
僕の時も良かったんですけど、今の仕組みもいいなと思いますね。というのも、チューターがカリキュラムを考える時間が減ったぶん、彼らは相談できる時間が多くなるんです。会社で学ぶメリットってそこが大きい。実際にやったことのある人しかわからない技術やノウハウをコミュニケーションできるのは大きいですね。
実際、実務に入ると、お客さんとのコミュニケーションや、プロジェクトの進め方など、研修の時とは違う質のものも勉強になりました。
―2年目でもお客さんに提案する役割を担うんですか。
(岡嵜)
人によります。関口くんの場合は、話すのが得意なので、早めに出したほうがいいだろうということで、早い時期から打ち合わせに同席させて、関係性を作ってもらうようにしました。
―Fusicのチューターは、メンター的な役割も担っているようですが、実際の距離感について教えてください。
(関口)
距離は近いと思います。ただ、新卒だと未経験の人が多いので、自分が書いているコードが合っているのか不安だし、それを見られる緊張感もやっぱりある。0点のものしか作れてなかったらどうしよう、みたいな。チューターはその緊張感を、コミュニケーションで少し緩和してくれるような存在ではありましたね。
(岡嵜)
ソースコードを見てレビューをするのはチューターと、もう1人、2人はいるので、いろいろな人のアドバイスを受けられる場は多いですね。オフィスもフリーアドレスで、席が固定されていないので、横に座っている人に「これわからないんですけど」って聞ける雰囲気もあります。チューターはいるけど、いろいろな人の話を聞くのも大事かなと思いますね。
―実際にレビューする側の岡嵜さんは、どんなことに気をつけていますか?
(岡嵜)
レビューにも種類があると思っています。具体的に、こう書いた方がいいよ、理由はこうだよとストレートに伝える時。もう一つは、ニュアンスで伝えて、自分で考えてもらうパターンですね。後者は、同じようなことが起こった時に自分で対応できる必要性があるなと思った時に心がけていることです。時間をかける時と、かけなくていい時とあると思うので、そこはメリハリをつけながらやっています。
(関口)
レビューされても、僕はこう思っていますと返すことはあります。
―勤務年数に関係なく、それが言える環境があるのはいいですね。
(関口)
他の職種に関しても当てはまるかもしれませんが、特にエンジニアの場合自分が作ったものと自分自身を切り離して考えることが重要だと思っています。 システム開発では、思わぬ問題が発生することもあるので。
(岡嵜)
そうだね。
(関口)
そういうとき、お客さんに迅速に報告していかに早く修正できるかが大事ですよね。そのためには、自分の作ったものを冷静に見つめ、改善点を素直に受け入れる姿勢が必要だと感じています。Fusicのエンジニアは、その意識や価値観をちゃんと持っていると思うし、だからこそ率直に意見を交わしながら、より良い開発ができているんじゃないかなと。
―岡嵜さんから見て、2年目の関口さんはどのように映っていますか?
(岡嵜)
順調ですね。別の仕事やチームの移動があったとしても、割と安心して次を任せられるなと思っています。コミュニケーション面の安定感、プラス技術的にも自分の軸を持って書けるところが、信頼に繋がっているのかなと思いますね。
―関口さんは入社して2年弱になりますが、少しずつ手応えを得ていますか?
(関口)
足りない部分はまだまだあることは自覚していますが、やらせてもらっている範囲が広いので、幅の広さが出てきたかなと思います。幅というのは、技術だけじゃなくて、例えばコミュニケーションの部分ですね。最近だと、デザインのツールを使ってお客さんと仕様を詰めたんですが、プロジェクトによってはデザイナーが担う範囲も僕がやることがあります。何でもやるみたいな感じはありますね。
逆にいうと、これはという強いものがあるわけではないのが弱みではありますが、それは1年半だから仕方ないと思いますし、周りが幅が広いことを認めてくれるので、一定の自信は持たせてもらっています。
(岡嵜)
関口くんに関しては、お客さんとコミュニケーションを取りつつも、実際に手を動かしながらものづくりができるところが強みだと思います。 あとは、所属しているチームが「IoTチーム」なので、どうしても見知らぬ機械が突然現れる開発が多いんですよね。そういう時に、ここがわからない、ここまではわかるというのをきちんと伝えて、情報を得ることってとても大切。そこは、実務を通じて、鍛えられているところもあるのかなと思います。
(関口)
今までできなかったことがどんどんできるようになるのは、嬉しいですよね。社長は、「Fusicができることを増やす」ということを大事にしているので、そのあり方を自分は体現できているのかなと思います。
―いろいろなタイプのメンバーがいて、その良さをどんどん引き出していくことで、会社の引き出しも増えていきそうですね。
(岡嵜)
そうですね。教育の仕方について会社から何か言われたとかはないんですが、自分の時も周りをみても、そんな風に良いところに目を向けてくれる感じはありました。
―他にもFusicの文化として変わらず大切にしていきたいことはありますか?
(関口)
一般的な会社で自分ぐらいの勤務年数だったら、多分渡されたものを作って、書いてというのがメインだと思います。でも、すでに契約周りの話もしますし、ほぼ全てのことに対して何らかの形で自分が関われるって幸せなことだと思います。そうやって広い範囲と関わりを持ちながらプロジェクトが進められる方がいいと思うので、ぜひ会社に残して欲しいところですね。
(岡嵜)
僕も同じことは思いますね。分業化した結果、これだけしかやりませんというのはやりたくないし、仕事の幅広さや、専門ではないけど知っているという環境は、すごくいいことだと思います。エンジニアでも、デザインは全くできませんより、ちょっとはできますと言えた方がいいし、やれる仕事の幅が広ければ将来やれることの可能性も広がりますよね。
なので、社内でも「興味があるんだったらやってみたら」と気軽に言えるような空気感を大切にしたいなと思いますね。
(関口)
やりたいって手を挙げたら、どうぞどうぞやってください、って言われそうな環境があります(笑)。
―最後に一緒に働きたい人、Fusicに向いているのはどんな人たちでしょうか。
(岡嵜)
コミュニケーションをよくとる会社とお話してきましたが、これは一つの手段なので、必ずしも話し好き、コミュニケーションが得意な人でないといけないということはありません。型にハマらないというか、これをやりたいという軸がしっかりあることもすごく重要な要素だと思います。
(関口)
自分は感性を大事にする人が増えてくれると嬉しいなと。例えばですが、アートとコンピュータが好きな人とか!アートも、鑑賞が好きというより、これを作った作者の考えている部分に想いを馳せられる人がいいですね。合理性を追求しつつ、アーティスティックな感性を持った人というイメージで、そういったメンバーが増えてくれたら、もっとFusicは面白くなるんじゃないかと思っています。
以上、日々成長中の新卒2年目エンジニアと、その成長を近くで見守るチューターへのインタビューでした!
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