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フリーランスから正社員ってぶっちゃけどう?独立から10年を経て正社員に戻ったデザイナーの本音

みなさんこんにちは、NSグループインハウスクリエイティブチーム責任者の長尾です。

最近、社内外で正社員やフリーランスといった雇用形態にとらわれず活躍する人が増えていると感じます。そのような中、昨年NSグループに、10年間フリーランスを経験後、再度正社員になる決断をしたメンバーが入社しました。

今回はそのメンバーにフリーランスから正社員に戻ってみてぶっちゃけどうなのかを聞いてみました。フリーランスで活動しながらも安定して働ける環境を求めている方は、ぜひ参考にしてみてください。

<今回登場するメンバー>

小林桂介(44歳)
宣伝制作チーム デザイナー

デザイン事務所および広告制作会社での勤務を経て、2013年にフリーランスとして独立。その後、2022年8月に正社員としてNSグループに入社し、現在9ヶ月目。フリーランス時代にはグラフィックデザイン・Webデザインの企画や商品コンセプトに合わせたデザイン考案、ブランディング、クリエイティブワーク全般を担当。フリーランス同士でチームを組み、ディレクターとして動くことも。NSグループでは店舗運営に必要な販促物の制作を担う。

<目次>
1、独立して10年、新たな挑戦を求めてNSグループへ
2、コミュニケーションデザインを通じて自社ブランドを育てる
3、仕事面も働きやすさも、入社して良かったと言える環境
4、フリーランスになって感じた社会保険完備のありがたさ
5、仲間と一緒に会社の成長に貢献できる仕事は楽しい
6、まとめ

独立して10年、新たな挑戦を求めてNSグループへ

――まずは正社員に戻ることを決めた経緯とNSグループを選んだ理由を聞かせてもらえますか。

フリーランスとして様々なデザインやディレクションを経験しているうちに、あっという間に時間が経過しました。独立して10年という節目のタイミングで、これまでとは異なる動きをしたいと思い、いろいろな場に出ていって情報収集を行いました。

具体的には異業種交流会への参加や新たなメディアの構想、フリーランスエージェントの活用などです。そして、その時に偶然見つけたのがNSグループの求人でした。

当初は正直なところ、会社の名前は知りませんでした。しかし、どんな店舗を運営しているか見てみると、自分が利用したことがある店舗もあったので驚きました。

NSグループが幅広い業種で店舗を運営していることを知って、どうやって販促活動を行っているか興味を持ち、応募に至ったという形です。

入社の決め手となったのは、インハウスのクリエイティブチーム・販促部署がある点です。フリーランスとして活動していた時は、企業がクライアントであり、エンドユーザーと直接関わることはありませんでした。

多業種・多店舗を運営しているNSグループのインハウスチームでなら、様々な業態のユーザーと関わり、新たな動きにつながると感じたのです。そのような環境でなら今までのデザイン目線とは異なる視点を見い出せるはずだと考え、入社を決めました。

コミュニケーションデザインを通じて自社ブランドを育てる

――所属しているチームの中で、現在どのような役割を担っていますか。

営業推進室(マーケティング施策を企画・実行する部署)のリーダーのもと、店舗で実施する販促プロジェクトをデザインでサポートする役割を担っています。

おもな業務としては、自社店舗のサービスや魅力を効果的かつ効率良く伝える「コミュニケーションデザイン」に取り組んでいます。

従来はキャンペーンを実施する際、統一感のあるデザインイメージを策定し、展開していくことが一般的でした。しかし、このやり方では企業が顧客に対して一方的にメッセージを発信することになり、必ずしも顧客の心を動かせないという側面がありました。

そこでコミュニケーションデザインにより、ターゲットの心を動かすアプローチを模索しています。双方向のコミュニケーションによって顧客の関心を引き付け、ブランドのロイヤルティや認知度の向上、イメージアップ、新規顧客獲得を実現することが自分の役割です。

仕事面も働きやすさも、入社して良かったと言える環境

――NSグループに入社してみていかがですか?率直な感想を聞かせてください。

お世辞ではなく総合的に見て、この会社に入って良かったと実感しています。

まず仕事内容の面ですが、入社前はインハウスなので、決まった業務ばかり任されるのではないかと不安を抱いていました。しかし実際は、様々なサービス領域の各店舗がいろいろな悩みを抱えていることから、デザインをこえた課題解決に取り組めています。

また、通常の制作会社やフリーランスでは、業務の一部を請け負い、制作物を納品すればそれで終了となります。一方、インハウスではユーザーからの反響や売上への貢献など、リアルな成果もわかるので、経営目線で仕事に向き合えていると感じます。

次に働きやすさの面で、福利厚生が充実している点は良いところだと思います。たとえば伊豆のリゾートホテルに年1回無料で宿泊できたり、健康飲料を年3回プレゼントしてもらえたり。他にも自社店舗の社割があるなど、様々な福利厚生制度が嬉しいポイントです。

フリーランスになって感じた社会保険完備のありがたさ

――フリーランスから正社員に切り替えたことで感じる良い面と悪い面を教えてください。

正社員で働くメリットとして、収入の安定と福利厚生の充実があげられます。

フリーランスの場合、月々の収入を安定させることが難しく、将来設計が立てにくいという課題があります。その点、正社員なら毎月安定した収入を得られるため安心感があります。

また、福利厚生に関しては、さきほど話したプラスアルファの部分・会社ごとの制度も魅力的なのですが、まず社会保険が完備されていることが大きな要素です。

正社員で働いていると当たり前と感じられるかもしれませんが、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険の4つに自動的に加入していることはとても恵まれています。万が一、病気や怪我で働けなくなっても、正社員で働いていれば突然生活に困ることはありません。

また、上記の保険料は会社が半分負担してくれています。フリーランスの場合、自分で調べて必要な保険に加入しなければならず、その保険料は全額自己負担です。

このように、もしもの備えを会社がしてくれているというのは本当にありがたいです。

次にデメリットについては、やはり時間拘束だと思います。

正社員は雇われている立場なので、常に自分の思い通りに行動できるわけではありません。手元の業務が完了すれば仕事終了ではなく、チーム内でできることを探して対応する必要があります。繁忙期には残業もあり、フリーランスに比べると働き方の自由度はさがります。

仲間と一緒に会社の成長に貢献できる仕事は楽しい

――最後に今の会社/仕事/働き方で気に入っているところを教えてください。

何より「会社を成長させていく」という共通の目的を仲間と共有し、仕事に取り組めることが嬉しいです。

NSグループではクリエイティブが未成熟な面があります。これは逆を言えば、成長過程で、自身が携わり発展させていけるということだと考えています。社内の風土的にも、固定観念にとらわれず、新しいアイデアやアプローチを提案し、実現できる環境があります。

また、チーム全員が協力し、互いに助け合って仕事を進めていく雰囲気も気に入っている部分です。フリーランスで1人で仕事をしていた時とは違い、社内の多くの人と一緒に成果を出し、会社をより良くしていきたいと考えています。

まとめ

今回はフリーランスを経験後、正社員に戻る場としてNSグループを選んでくれた小林さんに話を聞かせてもらいました。

事業に根付いて上流工程からデザインすることは、インハウスデザインチームの大きな役割の1つです。多事業展開しているNSグループのデザインチームとして、それぞれの事業に深く入り込んで課題解決する形を模索し続けています。

各事業部の営業推進室にデザイナーを派遣し、プロジェクトのスタート段階から関わる取り組みは、課題解決に対するチャレンジの1つです。桂介さん(※)には、主軸事業である「カラオケパセラ」に軸足を置いたデザイン活動をしてもらっています。
※チームに小林が2名いるため下の名前で呼んでいます(笑)。

これまでのキャリアから、一定の成果は出してくれるだろうと見込んで送り出しましたが、的確なヒアリングと観察、インサイトの解釈からアウトプット表現まで、期待をはるかに上回る活躍を見せてくれています。

個の力でクライアントと向き合ってきたメンバーが、自社ブランドに対して裁量を持ってデザインするというキャリアは、インハウスデザイナーの活躍の形において新たな正解になったと感じています。

この記事がフリーランスから正社員への転向をご検討の方、インハウスチームに興味がある方の参考になることを願っています。

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