※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
(本内容はourly社内報に記載したものを転載しています。)
どうも新平です!
日々活動をともにしてくださり、ありがとうございます。
最近は採用やら商談数やら色々と高い基準で積み上げなければならない数字が沢山あります。
そんな時にふと思うのは
「もっと人が沢山いたら」
「もっと潤沢に使える予算があれば」
「もっと簡単に実行できたら」
などなど色々とよぎります。
僕自身、経営者としてourlyに関わらせていただいていますが、もっとリソースあればなぁと思うことは死ぬほどあります。
でも、ふと考えたんです。
リソースが無いからこそ、工夫が生まれ、そこに取り組む人にノウハウやスキルが身につく!
と…
企業経営における戦略とは何か?
企業経営における戦略とは、
「経営の目的を達成するために最大効率で到達するためのリソースを組み合わせや、方策や方針のこと」
と僕自身は定義しています。
なので、戦略には目的があり、活用できる有限のリソースがあり、それを組み合わせてどのようにして最大効率で目的を達成するかの方策のことを指しています。
(逆にリソースが無限大にあったら戦略は必要ない)
※ 上記の定義は音部大輔さんの「なぜ戦略で差がつくのか?」を参照しています。
リソースが沢山あったらある種バカでもできるゲーム
めちゃくちゃ雑い言い方をするとリソース(ヒト・モノ・カネ)が大量にあって目的を達成しようと思ったら、割と頭を使わなくても目的を達成できます。
(RPGゲームで最初から最強の武器と防具とお金が潤沢にあるみたいな…)
例えば採用予算が潤沢にある会社は人材紹介会社に採用要件を伝えて、紹介された人をとりあえず面接して内定だせばそれだけで採用目標を達成できます。
でも、これって人事担当者が介在する意味ってあるでしょうか?人事担当者はただの人材紹介会社と面接をする人の日程調整役で終わりかもしれません。
もちろんもっと色々とやるべきことはあるかもしれませんが、相対的に楽ってことです。
これだけやっていて人事としての能力や戦略を描く力、実行力はつくでしょうか?
僕はつかないと思っています。
リソースが無いからこそ工夫やアイデアが生まれる
逆に僕らは採用のことを考えても、割ける予算は潤沢にはありません。
(リソース調達は経営陣の仕事なので、本当にそこについては申し訳ないと思っています)
でも、だからこそみんなでnoteを書いたり、スカウト打ったり、面接したり、飲み行ったり、そういった自分たちのリソースだけでできることを通じて採用で勝っていく中に、戦略や工夫が生まれます。
リソースが無いからこそ出てくるアイデアもあるわけです。
スタートアップやベンチャーの創業期にジョインした人がゆくゆく色々な方面で活躍するのはこれが理由だと思っています。
リソースが無い中での戦略の描き方、実行力を磨き込まざるを得ないので、実際にリソースが与えられようものならすごい勢いでうまくいく!
そういうものだと思っています。
リソースが無いことを楽しめるチームに
というわけで、やっぱりリソースが無い中で戦える楽しさってあると思ったんです。
それをみんなで知恵を使ったり、良い人からアドバイスをいただいたり、とにかく実行してみたり、そんな活動をする中で企業は強くなっていくんじゃないかなと思っています。
そんなことを考えた夜でした!