注目のストーリー
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『創業者病』
①創業者とは、つい自分で動いちゃう。②創業者とは、自らの体を張って稼いじゃう。③創業者とは、会社の立上げという始めの勝負に勝っちゃっている。これらは、設立当初の小さな経験と自信が、そうさせているのだろう。これを「創業者病」と名づけよう。社員10人位までだったら、社長の稼ぎで何とかなるだろう。社長の稼ぎとは、その体力を酷使して、時間が許す限り労働時間を重ねるだけのことである。しかし、そこまでが限界。汗だくになって、担当者といっしょになって動いても、収益はそれ以上は上がらない。成長し続ける社長は、体力を使うのではなく、金を使って投資どころを探る人なのだ。マーケティング投資、人材投資、新規事業...
『 新しい風 』
新しい風が少しずつ社内に吹いている。 しかし、その風達は、まだまだ遠慮しがちで、 誰かが背中を押してやらないと、もっと強い風、 上昇気流に変わることが出来ない。 最近はサイボウズをつかって、社内に方針を伝えている。 それに鋭く反応し、コメントだけではなく実際に動くのは3~4人。 あとは素早くスタンプを押してくる感じ。 自分を含め、マネジメントを行う立場の責務として、 スタッフのやる気を察知し、それなのに前に出れないスタッフがいれば、その背中を押すことが重要なのだ。 人は必ず何か良い面を持っていて、 少々時間がかかっても、それを引出すのが経営者の役目だと、僕は思ってい...
『 次世代 』
大したことやってないのに、 いつも何でこんなにバタバタするんだ・・・そう、理由は分かっている。 会社を成長させ、潰さないこと。 これは、社長の最大の仕事だ。 しかし、 これは間違いなく淘汰されるという会社がある。変化しない会社…変われない会社はやがて衰退していく。世の中という振り子は静かに反転しながら、少しずつ向きを変えている。同じやり方がずっと続くほど、事業は甘くない。先輩経営者の言葉を思いだす。「中小企業では、社長以上に会社の事を考えている者はいない…」 残念ながら、それはその通りかもしれない。 矢のように動いたり、常に気を張っているのは、心配が尽きないからだ。設立当初は、プレーイ...
『 率先垂範 』
自分の人生において、誰が主役なのか。それは、自分に決まっている。主役はいつもカッコいいわけではない。会社の売上の大半を稼ぎ出していても冷遇されることだってある。主役はいつでも、ヒーロー扱いされるわけではない。それでは、いったい何をどうすれば良いのか。そう、クダラなく見える仕事でも、厳しいと分かっている仕事でも、悲観したり、愚痴をはくばかりではなく…まずは、率先垂範する。これは、乗せられて行動する事とは全く違うのだ。面倒くさい、愚痴をはく前に行動したほうがいい。僕らは、いつでも被害者ではなく主役だから。人生の被害者とは、横並びを演じることだ。横並びは生きる上での処世術なのかもしれない。自分...
『 努力というエネルギー 』
リーダーは太陽のような存在が良いと思う。 太陽は全てを照らす。 一定の距離を保ちながら、 分け隔てなく、熱く明るく、眩しく照らす。 リーダーとは、そうあるべきだと思うのです。 そして、人は誰でも必ず良いところがあって、 それを見つけ出して、引き出すのがリーダーの重要な役目だと思う。 それは、分け隔てなく照らし、接して見なければ分からないことだ。 悩む部下を見過ごすことなど、許されることではない。太陽のようなエネルギーをもつリーダーの下に、新しいスタッフが加わった。面接では、ウォンテッドリーに書いたことを質問されて驚いた。僕は、一生懸命やる人やその姿勢が大好...
『 焦らない、焦らない 』
何となく社内が…バタバタと焦っている。自分の役割、立ち位置はこれで良いのか。新規事業の展開に、もっと良いマーケティングはないか、不安は尽きない。しかし、これらはすべて成長している証だ。過度な心配はしなくて良い。こういう時はバーンアウト…燃え尽き注意。バーンアウトする理由がそもそも無いのだから。これもあれもではなく、情報量を少なくして、プライオリティを再確認する。結局は一つづつしか処理できないのだ。ミスがおきても、決して隠してはいけない。自分が犯すミスの大半が、自己正当化が最大の原因だから。自己正当化というのは、やっかいな人間の性質、問題の根本を隠ぺいしようとする。焦らない、焦らない。余計...
『 仕事のスピード 』
ここから数年で社会が大きく変わる気配を感じます。ビジネスにおいては、既に求められる人材のタイプやスキルは、根本的に変わってきている。 そんな中、過去の実績ではなく、いま自分は何が出来るのか。 いろいろな仕事が幅広く出来ると言うのではなく、たった一分野の一つの作業、処理の仕事について、 或いは、こんな趣味への興味は、世界中で自分だけだろうなと思っていることなど、突き刺さるほど深い部分まで達している知識や興味。 日本人が大切にしてきた職人のようなプロフェッショナルが、再び重要視されるのではないかと思う。 そんな変革期でも、 過去であろうと、未来であろうと、私たちが成すべき仕事はど...
『 目標設定 』
これは森林公園でランニングをしていた時の話し。 「いま全力疾走したら、どれ位走れるだろうか」 恥ずかしながら、森林公園の緩い上り坂でやってしまった。 100mも走ったら、目の前がチカチカと火花で見えなくなって… 暫く往生してしまった。 それなのに、後日のランニングで、またその上り坂が近づいて来たら… 心の中のもう一人が叫んだ「もう一度やって見ろ、ダッシュ! 」 しかし、今度は少し速くなったように思えた。 全力で走れる距離も少しだが伸びた。 身体に良いとは言えないが、 チカチカと火花が見えた後、呼吸の乱れの回復も早くなっている。 そう、 チャレンジするとは、こういう...
『 自分の限界とは、もう一度挑戦するかどうかで決まる 』
目の前の目標が、壊せない壁なのかどうなのか…ぶつかって見て初めてわかることがある。立ち塞がる壁の厚みや高さを。どんな壁なのか、その存在だけでも自覚できればしめたものなのだ。良くないことは、その壁すら見えていないことだ。一度のミスでくよくよしても始まらない。ミスは、問題解決の糸口を明らかにしてくれたのだ。問題点を発見できたら、出来るだけ早く改善する。それで確実に一歩前に出る事が出来る。だから、そのミスは悔やむよりラッキーだと考えるべきなのだ。限界を超えると言うことは、まずは目の前の壁にぶつかって見る。一度でクリア出来るかもしれない。一度目はミスするかもしれない。しかし、ミスは目の前に立ち塞...
『 天下無敵の出会い 』
業績が昇りはじめたファーストステージ中盤に、彼は入社してきた。いまでは、当社の常務取締役として、温厚な性格からだろう、担当部門にかかわらずアドバイスを求められることが多いようだ。あれから100年…いまや、誰が何と言ってもオジサンであろう。判断、交渉、確認、段取り…経営の一角を担ってもらうために必要なものを、一緒に動きながら伝えていった。仕事のプロセスを共有してきたのである。プロセスを共有するということは、価値観の向きをあわせることだ。ぶれない絆が出来上がっていく。クサい話しに聞こえるかもしれませんが、笑いたい人は笑ってください。僕はかなり異質な存在だったハズで、どうしたら、天高く上がれる...
『 多田戸浜 』
41年前、僕はある強烈なカウンターパンチをもらって、この海の前で将来の起業を決意した。本物の成功を手にするために、自分の持っているあらゆる能力、体力、気力…すべてをかけて挑戦すると決めたのだ。しかし、起業して3年間は全く鳴かず飛ばずの日々が続いた。こんなはずでは・・・僕たちの身のまわりで、現実論ばかりを語る人たちは、夢を実現するための努力を怠った言い訳を述べているだけのことだ。夢や目標は、実現するために努力するからこそ意味があるのだ。夢や目標を実現して行くプロセスが、どれだけ自分を成長させてくれただろう。その進行過程では、上手くいっても、上手くいかなくても、必ず何かが起きる。自分が動いた...
15の夜に決めたこと。起業という出口のないトンネルに入ること。
15歳の夜、僕は将来の目標は起業することと決めたのだ。 金や権力がすべてと言わんばかりの大人たちを見返してやろうと。当時の僕は高校生。自給500円のバイトに就いていて、金や権力など全く興味はなかった。しかし、ある事でそういった権力を握っている者に打ちのめされたことをきっかけに、世の中を動かす原動力、人の気持ちに影響を与える根源が何なのか、どうしても知りたかった。金なのか、心なのか・・・私利私欲が動かす社会に勝負したかったのだ。そのために、まず自分が起業し、成功したと言えるほど会社を成長させる。その時、本当に強いもの、大切なものは何か、それは志(こころざし)、心なんだと言いたかったのだ。金...