大したことやってないのに、
いつも何でこんなにバタバタするんだ・・・
そう、
理由は分かっている。
会社を成長させ、潰さないこと。
これは、社長の最大の仕事だ。
しかし、
これは間違いなく淘汰されるという会社がある。
変化しない会社…変われない会社はやがて衰退していく。
世の中という振り子は静かに反転しながら、少しずつ向きを変えている。
同じやり方がずっと続くほど、事業は甘くない。
先輩経営者の言葉を思いだす。
「中小企業では、社長以上に会社の事を考えている者はいない…」
残念ながら、それはその通りかもしれない。
矢のように動いたり、
常に気を張っているのは、心配が尽きないからだ。
設立当初は、プレーイングマネジャーとして、経営も営業も財務もひとり何役もこなして闘ってきた。
いまは、組織という区切りで、業務は分担されている。
しかし、問題は世の中のトレンドが変わってきたときには、誰かがそこに気付けるかだ。
もしかしたら、既に社内のスタッフの誰かは気付いているかもしれない。
組織化が図れていても、この変化のサインに対応して動けない会社は、衰退の下降線を辿っていく。
気付いても行動しない、その大半の理由は「面倒だから」や「どうせ最後は社長がやるから」かもしれない。
要するに組織化が進んでいても、代表者の属人性が必要な場面は残っている訳である。
変化の展開を考えていたら…
ふとそんなことが頭を巡っていた。
経営者視点を持つスタッフの育成が急務である。