41年前、
僕はある強烈なカウンターパンチをもらって、
この海の前で将来の起業を決意した。
本物の成功を手にするために、自分の持っているあらゆる能力、体力、気力…すべてをかけて挑戦すると決めたのだ。
しかし、
起業して3年間は全く鳴かず飛ばずの日々が続いた。
こんなはずでは・・・
僕たちの身のまわりで、
現実論ばかりを語る人たちは、夢を実現するための努力を怠った言い訳を述べているだけのことだ。
夢や目標は、実現するために努力するからこそ意味があるのだ。
夢や目標を実現して行くプロセスが、どれだけ自分を成長させてくれただろう。
その進行過程では、
上手くいっても、上手くいかなくても、必ず何かが起きる。
自分が動いた結果から、必ず起こる小さな反応や大きな反応が連鎖して成立している。
生きている限り・・・
その連鎖から何かを受け取り続けなければならない。
それが、真に人生を生きている証しだと、今は想うようになった。
そう、
マイナスの連鎖反応を受け取り続けて2年が経過しようとしていた頃、
文系の自分は、HTMLなど全く知識がなかったのだが、ホームページをゼロから自力でつくることを思いついた。
約3ヶ月会社に寝泊まりしながら、つくってしまったのだ。
Yahooが登録サイトだった頃、登録審査をクリアするのは東大に入るより難しいと言われていた時である。
何と、素人がつくったホームページが、申請して約1ヵ月後、登録審査に合格してしまったのである。
そして、そこからインターネットの凄さを思い知ることになったのだ。