1
/
5

自らの行動をきっかけに、”シゴトでココロオドルひと”になれた彼女が語る、シゴト観。

「今の価値観を持って、新卒のときに戻って就職活動をやり直せたら、何か変わっていたかな。」社会人になってからふと考えたことがある人もいるのではないでしょうか。

就活時代には大きな達成感を得て掴んだ大手の内定だったのに、働き始めて気付いた自らのシゴト観とのズレや心のモヤモヤ。自らの心の声に素直に従い、行動を起こした先で掴んだ「本当にやりたいこと」。シゴトは没頭するからこそ面白くなる。そんな働き方を叶えた彼女のストーリーをご紹介します。

登場人物
ウォンテッドリー株式会社 / Upgrade Sales Squad 森 ちひろ
2021年卒で大手の損害保険会社へ入社。渉外担当としてディーラーを中心に保険代理店の法人営業を約2年担当。ウォンテッドリーには2023年1月に入社し、Customer Support Squad で利用企業・ユーザーからの問い合わせ対応窓口を経験した後、新規営業部隊である Upgrade Sales Squad へ異動。直販 Sales で社内MVPを獲得し、2024年3月からは Partner Sales として代理店の新規開拓に抜擢され新たなビジネスモデルの仕組み化を目指して走り出している。

「仕事=生きる手段」としか考えていなかった就活時代

新卒当時の私は、すごく狭い視野で就職活動していたと思います。知っている企業しか受けていませんでしたし、ベンチャーなんて頭の片隅にもありませんでした。親や親戚も公務員が多くて、キャリアの選択肢は公務員か民間の大手の金融だろうという固定観念のもと、何の疑いもなく仕事選びをしていました。正直働いてみないと分からないだろうと思っていましたし、大きな会社から内定をもらうためのゲームのような感覚で淡々と選考を進めていました。「仕事はお金を稼ぐ手段」としか考えておらず、気付かないうちに環境に敷かれたレールに乗っていたんだと思います。

就活で獲得した内定をいくつも並べて選んだのは、従業員が数万人規模の大手損害保険会社。損害保険は、企業や人が新しいことにチャレンジする後押しができるのがかっこいい!と感じて選びました。就活を終えた私はゲームを無事クリアしたような感覚で、清々しい気持ちになったことを覚えています。

働き始めてから、少しずつ見えてきた自分の仕事観

担当代理店を社有車で走り回っていた新卒時代。一日の大半を移動に費やし、コンビニの駐車場でお昼を済ませるような毎日の中で 私にとって”仕事”とは?と考え始めたそう。

入社してからの仕事は、ディーラー向けの代理店営業です。損害保険はディーラーさんが代理販売をしてくれるので、売りやすい環境を整え代理店をサポートするのがメインの業務でした。当時、部署で一番担当店舗数が多く、1日のうち3〜4時間は移動時間だったのもあり、「この移動時間、上手く使えばもっと効率的に働けるのにな…」と考えていました。

仕事に対しても、自動車保険という商材に興味があって選んだわけではないので、平日は自分を押し殺して、土日の楽しみのために働いている感覚がありました。当時、受注率も高く、成果は出せていたと思うのですが、大手という基盤が整っている環境だからなのでは?と感じて、『自分がこの仕事をやる意味って何だろう…?自分の介在価値って何…?』、『そもそも、仕事に対してやる意味とか見出す必要ってあるんだっけ…?』とずっと自問自答を繰り返し、これまで考えたことが無い疑問に苛まれてモヤモヤの日々でした。

行動をきっかけに気付いた、自分の中にあった本当の想い

そんな毎日の中で、『もっと効率的な働き方があるのでは?』という思いが強くなって、当時の上司に相談したんです。そしたら、部署内で”働き方アンバサダー”に任命してもらい、部署内での働き方改革や、エンゲージメント向上に取り組んでいくことになりました。取り組みの一環で、”働く”ということをさらに考え、社内の人とも話す機会が増えたのですが、そこで気付いたんです。7日(1週間)のうち5日も捧げる仕事を楽しくないと思っている人ってこんなに多いんだってことに。

そうして周りを見渡してみたら月曜日の朝の電車や、街を歩くビジネスパーソンの人たちの顔を見てしまうようになって。疲れた顔で働いている大勢の人たちを見て、こんなに悲しいことあるのか?と思い始めて、なんだか自分のことまで可哀想って思えてきて…。私自身も、もっと仕事にやりがいを感じたい、やりがいを持って働く人を世の中に増やしたいと思ったんです。そして、就活をしていた自分を思い出し、当時は狭い視野でしか社会を見ていませんでしたが、世の中ってどんな仕事があって、どんな選択肢があったんだろう、もっと知りたい。と純粋に思いました。この思いを友人に相談したときに、「じゃあ Wantedly が合うかも。気軽に企業の話を聞きに行けるよ。」と勧められて利用し始めたのが出会いのきっかけでした。

Wantedly には知らない世界が広がっていて、すべてが新鮮だった

就活の頃の自分に Wantedly の存在を教えてあげたい!と思うくらい当時の彼女には衝撃が走ったそう。

友人に勧められたあとすぐに Wantedly に登録してみたんですけど、私の知らない世界(業界や職種)がたくさん広がっていて、すべてが新鮮でキラキラして見えました。”仕事” への価値観がガラリと変わった瞬間でしたね。

ある時、職種を絞らずに募集検索していたら、たまたまウォンテッドリーのマーケティング職の募集を見つけて、初めてウォンテッドリーの会社ページに飛んだんです。そこに書いてあった、シゴトでココロオドルひとをふやす。っていうミッションを見て、私の心にあったモヤモヤを言語化したものがこれだ!としっくりきたんです。その瞬間、マーケティング経験なんてないのにもかかわらず、何も考えず”話を聞きたい”ボタンを押して、ウォンテッドリーの門を叩いている自分がいました。

その後はマーケティング部署の方とのカジュアル面談で、とにかく熱量を伝えてセールス部署の方に繋いでもらいました。こんなチャンスを逃すまいと、必死でしたね。ウォンテッドリーのミッションを見た瞬間に、ある種の運命的なものを感じていたからこそ、直感で飛び込みました。

飛び込んだ先にあった、無我夢中でシゴトに向き合うことができる場所。

入社したあとのギャップは無く、思っていた何倍も働きやすかったと語る。会社の規模は前職の250分の1になったので、それなりに働き方が変わる覚悟をしていたが、責任もあるけど自由度も高い今の働き方が好きだそうだ。

実際に入社してみたら、これまで関わることがなかったエンジニア等の技術側の方とも関わることができて、自分の価値観が広がったように感じました。個性的な人も多い一方で、一つのミッションに向かって進んでいる一体感というか、ブレなさがあって、誰と話しても同じ情熱を感じるんです。

最初の配属はセールスではなく Customer Support でした。その流れが凄く良かったです。プロダクトの仕組みや仕様を知ったうえで、お客様に対して丁寧な営業ができるのは当時の経験が生きていると感じます。

今は入社してやっと1年経ったのですが、めちゃくちゃあっという間でした!まだ、昨日入社した気分です。毎日が一瞬で終わっていく日々で、仕事中に ”定時まだかな〜” と時計を見ることがなくなりましたね。
私の場合は、Customer Support → Upgrade Sales → Partner Sales と、3チーム経験していますが、入社1年でこんなに経験させてもらえることってあまり無いかなと思うんです。成長の速度も3倍くらいになった感覚を持っています。

自分が心から「価値がある、世の中に広めたい!」と思えるサービスの営業に携われていることや、規模が小さいからこそ、私の成果が会社に直接インパクトを与えているという実感を持てることが純粋に嬉しいです。責任を持って届けないといけないと思いますし、責任があるからこそ、やりがいも感じられるなと思っています。

もちろん、楽しいことばかりではなくて、個人目標が上がるにつれて、数字が上手くいかない焦りから、目の前のお客様に向き合いきれない負のスパイラルに入った時もありました。その時は上司や先輩から、『うまくいっていても、いなくてもやることは変わらない。重要なのはお客様の採用課題に向き合い、Wantedly というプラットフォームの価値を伝えること』だと気付かされました。そう捉えられるようになってからは自然と実績も安定していった気がしています。

やってきたことが間違っていなかったと、自分に自信が持てるようになったMVP獲得の瞬間。

社員の投票制で行う表彰で、入社1年の私ことなんて誰も見ていないと思っていたからこそ、「まさか自分が?!」と驚きを隠せなかったと語る。

MVPを目指していたのか?と問われると、答えはNOです。無我夢中で仕事に没頭して毎日を過ごしていたら、結果が付いてきたという感じだったので…びっくりでした。でも、上司の早川さん菊山さんからは色んな場面で期待をかけてもらっていて、『それに応えたい、恩返しがしたい』と思っていたので、感謝の気持ちを形にすることができた気がして本当に嬉しかったです。

あとは、自分がやってきたことが間違っていなかった、正しかったんだという自信が持てたのもこの時でしたね。それと同時に、次は自分が誰かに還元する番になったんだなっていう使命感も生まれて、仕事に対するスタンスも変わっていった気がします。

ゴールへの手段はゼロベース。敷かれたレールの上に乗ってきた私にとっては大きなチャレンジ。

3月に異動が決まり、Partner Sales で代理店の新規開拓という、ほぼゼロスタートの領域をひとりで推進することとなった彼女は、「とても良いチャレンジの機会が巡ってきたと思っているんです」と目を輝かせる

直販の Sales は「やり切った!」と思えるくらい一つの区切りが付いたタイミングで、Partner Sales 異動の打診を貰いました。MVP を獲得したことも今回の挑戦への背中を押してくれるきっかけだったように思います。

今の足元の目標は、現在の Partner Sales で成功モデルを確立させること。再現性の高い仕組み化を行い、代理店のみなさんが自走して Wantedly が自動的に広まっていく世界を作り上げ、”共感採用”をさらに当たり前の世界にしていきたいと思っています。

直販では1対1の接点しか持つことができないですが、Partner Sales であれば代理店を通してより多くのお客様に Wantedly の魅力を知ってもらえる機会を作ることができるので、スケールした時のインパクトも大きく、非常にやりがいがあります。これまである程度決まった枠組みの中でやってきた私にとっては、今はゴールに対してどうやるか、何をやるかも自分次第という今の環境は、成長スピードをますます加速できる大きなチャンスだと捉えています

私自身が変わることができたからこそ、今度は誰かの背中を押す番になりたい。

中長期的なキャリアについてはまだまだ模索中です。ただ、年々強くなっている思いがあります。それは、企業に対しては「採用活動をより良くしていきたい」、個人に対しては、かつての自分のように「仕事=辛いこと、我慢するもの」と考えているひとを一人でも減らしたいということ。

本当にこの1年たくさんのことを経験してきましたが、なぜ頑張れたのかを振り返ると、自分が好きなサービス・好きな仕事に関わることができたからこそ、仕事に没頭でき、結果として成果が付いてきて楽しくなっていったんだろうなと思いました。でも、没頭しようと思っていたわけでは無いんです。常に仕事のことを考えていて、苦しいことももちろんありましたが、気づけば乗り越えられていました。シゴトでココロオドル自分に出会えたのは、私の人生にとって財産になっていると思います。だからこそ Wantedly をもっとたくさんの人に広めて、” シゴトでココロオドルひとをふやす” ための歩みは止めたくないですね。

ウォンテッドリーに入社して1年ちょっとですが、入社前から感じていたプロダクトに対するのみんなの愛も変わらないし、お客様や代理店の皆さんに何十回何百回同じミッションを伝えていても、毎回「あぁ、いいミッションだな。」と思うんです!転職活動をし始めた時の私みたいに、仕事に対する価値観を変えたいという想いがあり、自分自身がそこに対して悩んでいるっていう人はウォンテッドリーが合っていると思います。あとは私自身が1年でこんなに成長させてもらえたので、仕事に成長を求めている人にもおすすめしたいです。ぜひカジュアル面談でお話を聞きに来てみてください。

このストーリーを読んでくださった方と、 一緒にシゴトでココロオドルことができる日が来ることを楽しみにしています!

「働くってなんなんだろう。」と、自分自身の心のモヤモヤに素直に耳を傾け、自らの仕事に対する価値観に気づくことができた彼女の笑顔は輝いていました。

働くことを、これからも楽しみたい人。今は辛いけど、楽しみたいと思っている人。変えたい気持ちさえあれば、今よりも充実したライフワークがあなたを待っているはず。一度きりの人生を楽しむために、新たな一歩を踏み出すのはいまからでも遅くはありません。

あなたらしい、”シゴトでココロオドル。”  を見つけてみませんか?



Wantedly, Inc.'s job postings
83 Likes
83 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from Wantedly, Inc.
If this story triggered your interest, have a chat with the team?