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【入社エントリー】プログラミングがわからないところから這い上がってフリーランスに。最高だった自分の結婚式を伝えていきたいという想いから、偶然出会ったTAIANへ電撃入社

はじめまして!

株式会社TAIANでフロントエンドエンジニアをやっている川平です。

これまで、大手SIer企業2社で約7年間システムエンジニアとして働いた後、約1年間のフリーランス期間を経て、2023年12月にTAIANにジョインしました!

就職時、大手IT企業で働きたいと思っていた私が、なぜ“お祝いテックカンパニー”を掲げるTAIANに入社することになったのかお話しします。

スタートアップでエンジニアとして働いてみたいと考えている方、TAIANに少しでも興味を持っていただいている方はぜひご覧ください。

ITの影響力を感じた学生時代。世の中の人の生活が豊かになるようなものを生み出したいと思い、目指したIT×経営の世界

私は岡山県と広島県の県境である、笠岡市というところで高校時代までを過ごしました。今では有名になったお笑い芸人の千鳥さんと地元が一緒といえば、だいたい分かってもらえるようになりました(千鳥、ありがとう)

電車は1時間に数本程度。地元の駅からたまに乗る電車は切符を買って、駅員さんに切符を切ってもらい、電車に乗る。そんなことが当たり前だと思っていました。

中学生の時、地元の駅にICカードと自動改札機が導入されたことで、これまでの当たり前がまったく違うものになり、これを実現しているのがITの力だと知った時「自分もいつか世の中の人の生活が豊かになるようなものを生み出したい」と思うようになりました。

高校生の頃には、ITを学びつつ経営も学びたいと思っており、父に大学へ行きたいと話したところ、ありがたいことに「大学に行くなら家から通えない、一人暮らしになるところが条件」と言われ、結果的に中央大学理工学部経営システム工学科に進学しました。

大学では学びたいと思っていたITの基礎的な知識やプログラミング、経営に関することまで色々と学ぶことができました。

しかし、勉強漬けの毎日になることはなく、サークル活動がメインになってしまい(笑)サークルの運営をする学年になった時にはサークルに行くのが日課になっていました。

今振り返ると、このサークル漬けだった日々の経験が今の自分を支えていると思いますし、出会った仲間たちとは、大学を卒業した今でも気兼ねなく飲みに行ったり遊びに行ったりできているので、いい仲間を得ることのできた大学生活だったなと思っています。

サークルに没頭しすぎて苦労した就職活動。働きたいと思っていたIT企業の研修でプログラミングがまったく分からず絶望する日々

「世の中の人の生活が豊かになるようなものを生み出したい」を叶えるために、新卒でシステムエンジニアを目指すことにしました。

…というと聞こえはいいかもしれないですが、周りのほとんどがシステムエンジニアになるような学科だったため、自分もその流れにのったというのが正直なところです。

今考えるとあまりよくない就職活動ですが「とりあえず大手!有名な企業!」というノリで始めた結果なかなか決まらず。

もう一度、自分の中で「世の中の人の生活が豊かになるものとはなにか」「なんでシステムエンジニアとして働きたいのか」を考え直したところ、「規模の大きい企業のシステムを開発することができれば、その先でシステムを使っている人は必然的に多くなる。そうすると、世の中の多くの人々の生活が豊かになることに繋がるのではないか」という考えに行きつき、遅咲きではありますがクリスマスの時期にやっと就職活動を終えることができました。

無事に新卒入社できた企業では、約3ヶ月の研修期間のなか、1ヶ月のビジネス研修、残りがエンジニアとしてIT企業で働くための基礎・Javaを使ったプログラミング言語の研修を実施しました。

エンジニア研修最後の3週間は、数人のチームに分かれて仕様をヒアリングしながら設計し、Javaで開発するという実践形式の内容でしたが、プログラミングがまったく分からず…毎日研修が終わった後、寮で同期に質問して教えてもらっていました。

結局、研修中に理解できるようになることはできず、今後に絶望しながら研修期間が終わってしまいました。

研修後は各地に新人が配属される会社だったのですが、自分はまさかの石川県金沢市への配属命令。せっかく慣れてきた東京から離れた、縁もゆかりもない土地で社会人生活がスタートしました。

配属先はがっつり開発をさせてくれる良い環境で、バックエンドを中心にJava、C#を使用して開発しているものの、プログラミングはちんぷんかんぷんでした。

動かないたびに「もっとわかりやすくエラー文出してくれよw」「結局なにがダメなんだよw」と心の中で叫びながら、ディスプレイを殴りたくなる衝動を抑えながら耐えてました(初心者あるある)

自分が成長している実感もなく、仕事場でも最低限しか話すこともなく、久しぶりに東京で会った友達には「なんか全然話せなくなって…コミュニケーション忘れちゃった?(笑)」と言われる状態に。

プログラミングもできないし、コミュニケーションも取れなくなっていて、このままエンジニアをやっていけるのかと将来の不安を考えることばかりだった気がします。

このままで終わるわけにはいかないため解決方法を考えたところ「2つを一気に解決するには会社の始業前にスタバに行くしかない!」と思い立ち(?)そこから毎朝会社の近くのスタバに開店と同時に行き、1時間くらい勉強する生活を半年ほど続けました。

スタバに通うことで「まったくわからなかったプログラミングがわかるようになった」のと「仕事以外のコミュニケーションができるようになった」ことで、どんなにわからなくても諦めなければいつか大丈夫になる日が来ると思えるようになりました。

またスタバの常連客になり、みなさん一度は憧れる「いつものお願いします!」ができたのはいい思い出です(笑)

それから約4年間、詳細設計から開発、テストといろいろな工程を経験することができました。体力的にも精神的にもタフさが必要な現場に入ったこともありましたが、会社のいいメンバーに恵まれ、苦戦することもありながらなんとか乗り越えることができました。

当時の上司はゴルフに連れて行ってくださったり、辞めた今でも年に何回か飲みにいくような仲を築けています。初めて勤めた会社で、こうしたタフな現場やドキュメントをしっかり残す経験ができ、エンジニアとしての基礎を身につけられたのは良い経験です。

初めての転職で出会ったフロントエンド。しかしコロナ禍で思っていたのとは違う働き方に…

1社目で経験を重ねていくうちに「顧客のやりたいことをヒアリングしながら要件定義をしてみたい」「クラウド技術など触ってみたい」という思いと「そろそろ東京に帰りたいな〜」という考えが重なり、転職することに。

2社目ではそうした希望通り、条件に合う働き方ができていました。転職する際に「希望通りの条件だと、プログラミングで実装することは少なくなるかな?」と思っていたのですが、ありがたいことに実装をする機会も多くいただき、これまでの経験を生かしつつ新しいこともできるという環境でした。

実はこのときに現在も開発しているReactに出会いました。

これまでバックエンドの開発をメインでやっていましたが、フロントエンドの開発にも関わることが多くなり、Sprint Boot + Reactの構成でバックエンドもフロントエンドも担当していました。

1社目ではフロントエンドの開発をほとんどしていなかったのですが、フロントエンドの“実装したものが画面で動き見ることのできる”という魅力から、フロントエンドの開発を多く担当するようになり、今に至ります。

バックエンドも嫌いになったわけではないので、どこかのタイミングでまたやりたいなとは思っています!

もちろん、クラウド技術を使った開発も経験させていただき、AWSの構築やサーバーレス開発(React + lambda + S3)などのモダンな開発をやらせてもらいました。

しかし2020年に転職したため、軌道に乗り始めてすぐのタイミングでコロナウイルスが流行。

リモートワーク中心の生活で出社することがなくなってしまい、最初は「家で仕事できるって最高じゃん!」とポジティブに捉えていたものの、だんだんと月日が経つごとに「自分のやりたかった仕事ってこれなんだっけ?」「世界の人が便利さを求めなければ、誰も働かなくていいのでは?」と悶々とした日々を送っていました。

ちょうどそんな時に開催されていたオンラインイベントで、スタートアップの働き方を聞けるチャンスがあったので聞いてみたものの、まだ当時の環境を抜け出すことに踏ん切りはつかずいつもの日常に戻っていました。

その半年後、次年度から申請すれば副業ができる制度が新設されることを知ったため、イベントで知っていたYOUTRUSTで副業を探してみることに。登録すると何社かスカウトメッセージを頂くことができたので、カジュアル面談を経てスタートアップで副業を始めることにしました。

コロナ禍を経て、本業ではほとんどPowerPointやExcelで作業している状態。実装することから離れてしまっており焦りを感じているなか「久しぶりに実装できることの楽しさ」や「スタートアップってこんな感じなんだ」という新しい感覚を知ることができ、初めての副業がとても楽しかったことを覚えています。

ある日副業の方から「オフラインでの合宿があるから参加しない?」と誘っていただき参加したのですが、数人のチームに分かれ、与えられた課題を解くワークの時間があり、チームのみんなで意見をぶつけて真剣に課題解決に取り組んでいくワークを経験して、社会人になって忘れかけていた昔の熱い気持ちみたいな何かを考えると同時に「スタートアップで働くのも楽しそうだな」と思っていました。

振り返ると、この頃から大手思考からスタートアップ思考に徐々に変わって行っていたのかもしれません(笑)

さらにそのタイミングが、ちょうど本業での仕事がすごく苦しい時期でした。「周りとうまくコミュニケーションを取れずすれ違いが続いてしまった」ことや「お客さんとの要件定義がうまくいかず、今までやってきたことがすべて否定された気持ち」になり、自分を追い込んでしまっていました。(人生で1番苦しかったかもしれない…(笑))そんな様子をみていた妻から「そんなに仕事苦しいなら辞めたら?お金なら私が稼ぐからw」という言葉の後押しもあったことで2社目を辞めることに。

正直あの時の状況は苦しすぎて挫けそうになっていましたが、妻の一言で肩の荷も軽くなり、納得して辞める決断ができたので本当に感謝しています。

それからは、元々勤務していた副業先と別にもう1社業務委託をさせていただいた企業でフリーランスとして働き始めました。

転職という選択肢もある中で、あえてフリーランスという働き方を選んだのは、自社プロダクトを開発している企業の開発組織をいろいろ見てみたいと思ったからです。

これまでの企業ではいわゆるSIerとしての働き方しか知らなかったので、Webエンジニアとして「いろいろな開発組織を経験してみたほうがいいのかな?」という考えでしたが、実際に開発だけではなくスクラムマスターなどの経験もすることができたので、フリーランスとして働けたのはいい経験になりました。

人生最高の想い出になった妻との結婚式から時を経て偶然つながったTAIANとの出会い。

さきほど妻の後押し、という話をしましたが実はコロナ禍の2021年に結婚式を挙げています。

初めての結婚式は短い時間で決めることが多く、正直何が正解かわからない状態だったのを覚えています。

解決策として、2人で結婚式のコンセプトを決め、それに沿うように決めていくことができれば大丈夫でしょうということになり、2つのコンセプトを決めました。

①家族・友人などこれまで関わった人に対して感謝を伝えられるようにすること

②自分たち史上、最高の状態で結婚式の日を迎えること

この2つを軸として話し合っていくと、さまざまな決定ごとに迷うこともほとんどなくなり「これは自分たちが目指している結婚式にあっているか」という視点で納得して進めることができました。

(めっちゃオススメです!)

結婚式の当日は本当に最高な1日でした!今でも友人から「めっちゃいい結婚式だったね」と言われるので、思い返して嬉しくなったりするくらいです!(笑)

方向性を決める苦労と同時に、エンジニア視点では結婚式準備用のサービスも気になっていました。

お世話になった式場は比較的使いやすいサービスを提供していただいていたのですが、ところどころ使いづらい部分もあり「こういうところ改善されると嬉しいな」という思いをなんとなく抱いていました。

結婚式が終わった後、ブライダル業界のサービスを開発できると楽しそうだな〜と思い、システム会社を検索してみたこともあったのですが、ピンとくる企業もなく「さすがにどこかのシステム会社に発注して作ってもらってるよな」とそれ以上探すことはありませんでした。

それから2年の時が経ち、フリーランスとして働いている真っ只中で「このままフリーランスとして過ごしていていいのかな?」とFindyに登録して話を聞くことに。とはいえまだまだフリーランスを続けるつもりでいたので、少し機能は使ってみたものの特に何もせず放置してしまっていました…

ゆるゆる新しい契約先を探し始めつつ、いくつかの企業とカジュアル面談をさせていただきながら、いつものようにX(旧Twitter)を見ていると、目を引く画像と共にプレシリーズAの資金調達のポストが目に入ってきました↓

「TAIANっていう会社?なんかどこかで見たことあるような気がするな」と思い、登録している採用媒体を一通り見ていくとFindyでいいねが届いていた会社でした。

元々ふわっと考えていた想いが会社情報を見ていくたびに心にブッ刺さり、気づいたら「いいかも」のボタンを押していたのがTAIANとの出会いです。(FindyでマッチしたのはTAIANだけなので、ほんとに心にブッ刺さったんだと思ってます(笑))

もう少し噛み砕くと「コーポレートサイトめっちゃ綺麗!メンバーが花持っている写真、楽しそう!」と思ったと同時に、フリーランスを始めるときに決めた「自分が働く理由、エンジニアをやる理由」の3つのポイント

①プロダクトを使ってくれる「誰か」を笑顔にできるように

②関わったプロダクトで、「誰か」が生きやすく、便利になるように

③これまで関わった人、これから関わる人と「笑って美味しいお酒を飲める」ように

がマッチしている気がしたことと、2年前に封印した【ブライダル業界のプロダクト開発】と【コーポレートサイトを見てワクワクするか】の5つがハマったんだと思っています。

そうこうしているうちに、朝返した「いいかも」でマッチしていたので、お昼くらいには、代表の村田さんからメッセージが届いていました。

1番早い日程でカジュアル面談を組ませてもらったのですが、もっとTAIANについて知りたいなと探していたところ、村田さんが登壇するイベントを発見。

「TAIANのことをもっと知りたい」という気持ちと「多分、今日のイベントに行かなかったら、行動しなかったことを一生後悔して生きていくことになるんだろうなー」と思い、5時間後のイベントに行ってみることに。

イベントでは村田さんにも挨拶させていただき、ますますTAIANで働きたいという思いが強くなったのを覚えています。

そこからTAIANで働くエンジニアの方とカジュアル面談をさせていただき、選考へ。

実はエンジニアにも1日就業体験があり、オフィスに行くまで少しだけ期間があったので、いろいろと準備をしました。

TAIANで使っている技術スタックやライブラリを教えてもらい、勉強をしつつ新しいMacも購入。めっちゃ気合いを入れて「これでダメだったら仕方ないか」くらいの準備はした気がします(笑)

1日就業体験の日は、当時四ツ谷にあったオフィスに緊張しながら行ったのを覚えてます。3年間ほどリモート勤務がメインだったので、オフィスで一緒に1日働けたのはすごく楽しい体験でした。

実際に働いているメンバーに会って入社後のイメージもできたし、なにより話しやすくあたたかいメンバーと話しながら作業ができて、心砕けていた過去を払拭できそうだなと感じました。

その後、無事内定をいただけたので、迷わず承諾し今に至ります。

入社して9ヶ月。フロントエンドエンジニアとしてのこれから。

TAIANに入社して、あっという間に9ヶ月が経とうとしていますが、刺激的な毎日で楽しく働いています!

楽しいと感じていたフロントエンドの開発はもちろん、最近はエンジニアの採用にも関わらせてもらっており、まさに選考時に話を聞いていた「やりたいと言えばやらせてもらえる環境」がありました。

新卒からエンジニアとして働き始めていますが、この9ヶ月は特に「エンジニアとして一番成長できた期間なんじゃないかな?」と感じています。

開発する機能の仕様についてエンジニア・ビジネスサイド問わずさまざまなメンバーと議論ができますし、コードレビューをし合う文化なので、一緒に働くエンジニアの人たちから多くのコメントをもらえたりしています。

あまり表には出ていませんが、技術力の高いメンバーが揃っているので、刺激的な毎日を過ごせています!(いつかTAIANの技術力を大々的に広めていきたいなと思っているので、その時に細かくお話ししますね!)

少しだけお話しすると、TAIANのエンジニアは話すことが好きなメンバーが集まっているという印象が強いです。

仕様や実装方法に悩んでいて話していると、いつの間にか周りのエンジニアも集まってきて、4-5人くらいでワラワラと議論しているという光景を良くみます。

エンジニア同士だけではなく、ビジネスサイドのメンバーとも一緒に議論できますし、プロダクトを使ってくれるユーザーさんにとって「どうなると使いやすいのか?」を常に考えているメンバーが多いので、私がいろんな会社を見てきてすごくいいなと思っているポイントです。

また、TAIANのValueの1つに「Make The Best Moment(すべての瞬間にベストをつくす)」というのがあります。私はこのValueがめっちゃ好きです!(笑)

これは結婚式で体験した「今が人生で最高の瞬間」という気持ちから「プロダクトを使っているユーザーの方が少しでも使いやすく」そして「その先の結婚式を挙げる方の最高の瞬間を作っていけるように」と一瞬の大切さを意識しながらプロダクト開発に携われることがTAIANでプロダクト開発ができるもっとも良いところだなと思っているからです。

あの日勢いで参加したイベントで、代表の村田さんが「『あのころのTAIANで働いていたんですね!』と言われる会社にしていきたい」と話していた状態を目指して、最高のメンバーとこれから出会う新しいメンバーと幸せな瞬間を一緒に盛り上げていければいいなと思ってます!

そんな私の一推しTAIANでは、仲間を募集しています!

結婚式いいなと一度でも思った方、人生の役に立つプロダクトを作ってみたい方、はじめてのスタートアップに挑戦したい方、ぜひお待ちしています。

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