さくら事務所は「“自分らしさ”を取り戻せる場所」SNS動画担当マネージャー・中山夏美からのメッセージ
中山夏美(SNS動画担当マネージャー)※写真左
コンサルティング会社、YouTuberの経験などを経て、2020年にグループ会社・らくだ不動産に参画。営業アシスタントからYouTubeによるマーケティング全般を手掛ける。
序章 自分の力を発揮できる場所を求めて
キャリアを積むほど、自由に働けるはずなのに、なぜか息苦しさを感じてしまう――。
そんな矛盾に悩むビジネスパーソンは少なくありません。働くことが好きであればなおさら、自分の裁量で決められない環境に居続けることは大きなストレスになります。
私、中山もかつてはそうでした。
前職のコールセンターでの勤務は、固定シフトに縛られ、マニュアル通りに業務をこなす日々。母として「保育園ダッシュ」に追われながら、同僚に頭を下げてばかりの自分。気づけば「自分の力を出せていない」と感じ、自己肯定感がすり減っていきました。
そんな私が、いま「自分らしく」働けているのは、さくら事務所グループ(らくだ不動産)に出会えたからです。ここには、社員の挑戦を歓迎し、成果を正当に評価し、人生を諦めなくていい働き方を支える文化があります。
これは、私自身がその文化に救われた物語。そして同じように「もっとできるはず」と心の奥で思っている“あなた”へ届けたいメッセージです。
第1章 「保育園ダッシュ」と罪悪感の日々
以前の職場は、大手企業のコールセンターでした。仕事そのものにやりがいがなかったわけではありませんが、制度やルールが細かく、自由度は極めて低い環境でした。
出産後、私はできるだけ早く職場に復帰したいと考えていました。けれど、会社の事情でそれは簡単ではありません。
当時勤めていたコールセンターは、委託元企業との契約で「常時9割以上の稼働率を維持する」ことが求められており、子育てで急な休みが増える可能性のある私の復帰に、会社側は難色を示したのです。上長に悪意があったわけではないと思いますが、会社として契約を優先せざるを得ず、私の復帰はすぐには認められませんでした。
そこで私は、男女雇用機会均等法の「不利益な取扱いの禁止(第9条)」に抵触する可能性があることを冷静に指摘し、厚生労働省が発行している資料を提示しました。すると、上長も、自分の対応が法に反しているとは気づいていなかったようで、資料を確認した上ですぐに復帰を認めてくれました。この時、私は「“できない”じゃなく、“どうすればできるか”を考えることが大切だ」と気付いたんです。
ただ、当時はまだリモートワークという選択肢がなく、勤務時間は9時から18時まで固定。家からオフィスも遠く、毎日、保育園のお迎えに全力でダッシュする日々でした。
預けられない日は謝りながらなんとか調整する。復帰できたのはよいものの、体力も精神力もフル稼働の毎日で、正直とても大変でした。
さらに、勤務時間の制約も大きなストレスでした。9時から18時までオフィスにいなければならない状況では、子どもが体調を崩したときなどに、どうしても急に休まざるを得ません。そのたびに「また謝らなきゃ」と思い、自分の心が少しずつすり減っていく感覚がありましたね。
なるべく自分でコントロールできる範囲で仕事を進めたいのに、どうしても自分の意思でコントロールできないことで謝らなければならない――。
その状況が、何よりもつらかったんです。
第2章 シンガポールで学んだ「選択肢のある生き方」
そんな私の根っこには、小学生の頃に過ごしたシンガポールでの経験があります。父の転勤で2年間滞在していました。多様な人々と触れ合う中で、「違っていていい」という空気を肌で感じました。
私が子どもの頃に過ごしたシンガポールで、とても印象的だったのは「働き方の自由さ」です。例えば、スーパーのレジで座っている人や、コンビニの店員さんがスマホをいじりながら仕事をしていることも珍しくありませんでした。日本だと「そんなことしていいの?」と思われそうな光景ですが、あちらではごく自然なんです。
それに、お店の営業時間も自由でした。日本では商業ビルに入るお店は「何時から何時まで」と決められていますよね。でもシンガポールではお店ごとにバラバラな施設も。ビル全体で統一されたルールがあるわけではなく、合理的に、自分たちで決めている印象でした。
私にとって、この感覚はとても心地よく感じられました。正月に「このお店、開ける意味あるのかな?」と思うような日本のお店の営業スタイルとはまるで違う。自由で、かつ自分で選べる環境。それが私にとっての理想の働き方の原点かもしれません。
だからこそ、大人になっても「制約に縛られ、選べない働き方」は違和感しかなかったのです。私が求めていたのは、選択肢のある生き方でした。
第3章 運命のスイッチ —— Xでの出会い
そんなある日、転機は突然訪れました。
X(旧Twitter)で、さくら事務所の田村さんの投稿を偶然見かけたのです。
「おもしろそう!」
心が動いた瞬間、気づけば応募していました。これまでの慎重な私からは考えられない即決でしたが、それだけ直感に刺さるものがあったのでしょう。
実はその少し前、私はコールセンターを退職し、個人事業主として働いていました。自分の裁量でYouTubeチャンネルを運営し、やりたいことに挑戦できる環境はとても魅力的でした。さらに、一人で効率的に動けることにも心地よさを感じていました。
一方で、実際に一人でやってみると想像以上に孤独でした。まだ自分に自信がない状態で、成功している人を横目に「自分はまだまだ」と焦りが募るばかり。支えてくれる仲間やコミュニティの大切さを痛感しました。
その時、「一人で全てを背負うより、チームや制度のサポートがある方が挑戦しやすいのかも――」そう思っていたのです。
そんな私が臨んだらくだ不動産の面談は、想像以上にカジュアルな雰囲気。学歴やスキルを細かく問われるのではなく、「不動産に興味ある?」と聞かれ、過去の不動産売買の経験などを話すと、「それなら大丈夫だね」と。身構えていた肩の力が一気に抜けました。
その頃のらくだ不動産は、まだ黎明期。会社員からYouTuberへと転身した私のユニークな経歴や働くことへの意気込みが、そのタイミングの会社の空気とうまくマッチしたのかもしれません。当時から、さくら事務所グループは「スキル」ではなく「人」を見てくれる会社でした。
そしてもう一つ。次にお話しする会社独自の制度と、私がずっと抱いてきた「選択肢のある生き方をしたい」「自分らしく働きたい」という願いが、重なったのだと思います——。
第4章 さくら事務所・らくだ不動産で得たもの
入社してからの日々は、これまでの働き方とはまるで別世界でした。
当時はアシスタントとして、顧客対応のメールや電話に加え、ホームページの改善やマーケティング施策・企画などにも積極的に取り組んでいました。自分の意見やアイデアが業務に反映されていくことは、大きなやりがいにつながりました。
そして入社から2年後、さくら事務所グループでは「マインドフルフレックス」という独自の社内制度がスタート。実は、10年以上前から原則フルフレックス+リモートOKだったのですが、改めて名前を付けて制度として明文化したのです。
時間も場所も、自分で柔軟に選べる働き方。私の場合は、子どもの行事や体調に合わせてスケジュールを組み立てることもできます。
家庭を大切にしながら、その時々の状況に応じて思い切り働ける――!
会社員と個人事業主の“いいとこ取り”のような環境に、ますます働きやすさを感じました。
さらに成果に基づいた評価体制も整備され、マインドフルフレックス導入以降は、らくだ不動産の営業アシスタントから、さくら事務所グループ全体のYouTube施策に関わるように。
業務の幅がぐっと増えて「やった分だけ報われる」環境は、私の自信を取り戻してくれました。
以前の私は「どうせ自分なんて…」と下を向くこともありましたが、さくら事務所では「やればできる」と前を向ける。自己肯定感がV字回復したんです。
さらに、これまではどうしても仕事に時間を取られ、生活全体を仕事中心で回さざるを得ませんでした。そのため、「自分の人生をどう充実させるか」に意識を向ける余裕がほとんどなかったのです。
でも、ここでは「家庭も、仕事も、学びも諦めなくていい」。どれかを犠牲にするのではなく、すべてを自分の裁量で選び、両立することができる環境があります。
仕事を通じて人生の主導権を取り戻せたとき、「自分の考え方・やり方は間違っていなかったんだ!」と心から確信できました。
終章 未来の仲間へ —— あなたの「もっとできるはず」を解放しよう
私は自分を合理的な人間だと自覚しています。全体にとって良い判断ができるという自信もあるので、仕事の進め方や判断を自分に委ねてもらえる方が、結果としてより良い成果を出せるんです。
さくら事務所・らくだ不動産には、そうした裁量権があり、自分の意見に対して「いいね」と受け止めてくれる環境があります。そのおかげで、自分の能力を存分に活かしながら働ける実感があります。
ただ、私は決して特別な人間ではありません。
かつては環境に縛られ、諦めの気持ちを抱いていた普通の会社員です。そんな私でも、さくら事務所・らくだ不動産に出会い、自分らしさを取り戻し、力を発揮できるようになりました。
だからこそ、いまこの文章を読んでいる“あなた”に伝えたいのです。
「あなたの可能性は、まだ眠っているかもしれない」と——。
ここには、挑戦するあなたを歓迎し、成果を正当に評価し、人生を諦めなくていい環境があります。
次は、あなたの物語をここで描いてください。
私たちは、その一歩を全力で歓迎します!