こんにちは。オズビジョン事業推進部の松田です。
僕がオズビジョンに入社したのは2017年の3月ですが、2017年の9月に辞め、いまはハーフランスという働き方をしています。ハーフランスにご興味がありましたらこちらをご覧ください。僕のオズビジョンでの役割は「ワクワクした組織を実現すること」です。
今日は「採用の考え方」と「事業推進部に対する想い」についてお話しさせていただくことで、僕らが大切にしている考え方を知って頂けると嬉しいです。
採用の考え方
まず、僕は採用を「相互に期待値を確認する場」と捉えています。一般的に採用と言いますと「企業が候補者さんを見極める場」と捉えられがちですがそうは考えていません。
組織には存在目的があり、それは企業理念やミッションに表されます。100社あれば100通りの企業理念がある通り、組織には固有の存在目的があります。人によってこの組織は合う、あるいは、合わないというのは当然であり、組織の存在目的と個人の価値観・考え方のマッチ度を測る場が採用と考えています。
こう考えると、新卒の方で数十社、時には100社を超えるエントリーをされる方がいらっしゃいますが、もう少し絞ったほうがよいのではないかなぁというのが個人的な考えです。「良い or 悪い」ではなく「合う or 合わない」を判断する場が採用ですので自分も企業を選ぶぐらいの気持ちで良いと思います。
話を戻して、オズビジョンではワクワクしながら働いて頂くため「合う or 合わない」をとても大切にしています。志向性が合う方と出会えたときには「この人と一緒にもっとユーザーさんに貢献するサービスや組織を作って行きたいな」と思ったり、「最高のチームで高い目標を目指していきたいな」と妄想します。仕事を通じて一緒に成長していけるような仲間を探すために採用に力を入れているのです。
事業推進部とは
次は事業推進部のご紹介です。事業推進部のメンバーは、正社員6名、産休中の社員1名(とはいえ週に1日出社)、インターン2名、業務委託の方3名(いずれもリモート勤務)に僕を入れた全部で13名のメンバーが所属しています。業務内容は人事、総務、労務、法務、広報、財務、経理、情シスと多岐にわたり、いわゆるバックオフィス全般を担っています。
誰がどの専門領域を担当するかは明確に分けていません。自分の専門となる領域を中心にしつつも、必要な業務を全員で行うというスタイルです。ですので、「法務と人事と広報」を兼任している人や「情シスと総務と労務」を兼任している人もいます。採用をやりながら受け入れを担当したり、経理・財務だけど労務をフォローすることもあります。
一般的なバックオフィスは業務領域が細分化されているためオズビジョンの事業推進部はイレギュラーだと思いますが、得意領域を持ちつつ越境しながら働くスタイルのほうが良いと考えています。理由は、個別業務の専門性を高める点では非合理かもしれませんが、チームとして成果を最大化する点では効果性が高いと判断しているからです。
事業推進部の最近
最近、そんな事業推進部に初の!?新卒社員が配属されました。3月まではインターンで4月から正社員となりますが、すでに週に3日程度出社頂いています。バックオフィスに新入社員が配属されるということは、それなりに組織力が高まってきた証とも言えます。
オズビジョンの特徴として、新しいメンバーが加わると必ずチームビルディングを実施します。具体的には「なぜオズビジョンにいるのか」や「自分が得意なこと/苦手なこと」「チームメンバーに期待していること」などをチーム全員で相互に開示します。付箋に書き出しながらひとり5分程度で自己開示を行い、それに対してメンバーがもっと知りたいことを質問していきます。この人そういう一面があったんだという新しい気づきを得ることもあれば、逆にこれまで伝わっていなかった一面を知ってもらうこともできるのです。
チームで仕事をする上では、前提となる信頼関係の構築が必要です。配属されていきなりパフォーマンスを発揮してくださいというのは少々乱暴な話で、まずはその前にお互いの人となりを知ることから始めましょう、という考え方です。
日常のコミュニケーションで表出される言葉や態度は、その人がこれまで培ってきた価値観のほんの一部が表面化されただけです。根底にあるその人自身が大事にしていることや触れられたくないことを知ることが、業務において活きてきます。これまで知らなかった過去やその人の大事にしている価値観を知ることで、なぜその人がこういう言動を取るのかが理解しやすくなります。ちょっとした見解の相違があったとしても、背景を知っていればお互いに許せちゃうものですよね。
事業推進部の今後
さて、13名のチームとなった事業推進部ですが、あるべき姿に向けてはまだまだ足りないことだらけです。自分自身もスキル・能力やマインド面でもっと成長しなければいけないと感じていますが、だからこそ日々挑戦する楽しさがあります。そして知れば知るほどわからないことも増えていくと実感しています。
事業推進部の存在目的は、文字通り事業を推進することです。事業部のみんながそれぞれの事業に集中できるように専門家として支援するのが僕らに求められる役割です。そのためにも日々の研鑽を行い、チームのみんなが昨日の自分よりも今日の自分が成長していると感じられるように、もっともっと熱量の高いチームに進化していきたいなと考えています。
そのためにも先ず隗より始めることが大事だと思っていますので、自分自身が好奇心を大切にチャレンジし続けることを宣言しつつ、最高のチームを目指してがんばります!