1月から、CDSO（Chief Data Science Officer）直轄のデータサイエンス組織が発足いたしました。今回は、組織発足の背景や、ネクストビートのデータに関する取り組み、今後の展望などについて、インタビューを実施しました。

まずは、CDSOの経歴を紹介します。

※過去にCDSO烏谷へのインタビューも実施していますので、併せてご覧ください

▼ネクストビートでしか経験できない、データ利活用とは？

▼全事業・全部署のデータの利活用を担うデータサイエンティストに求めること

ー 2023年1月から、CDSO直轄の新組織が発足しました。チーム立ち上げの背景を教えてください

私が昨年4月に入社してから、1人でデータサイエンスを担当していたのですが、新たにデータサイエンティストのメンバーもジョインしたので、よりデータを活用して価値を生み出す会社にしていくため、チームを立ち上げて進めていくことになりました。社内においても「データを扱う」ということが、部署やチーム単位で実施されている実情があるので、それを横ぐしで見れるチームがあるということを示していきたいですね。データに関して、現場からも「こういう情報が欲しい」など積極的に相談頂いたり、提案していけるチームを目指しています。今でもよく相談は頂いているのですが、人を増やしていくことで、事業・コーポレート部門両方で、タイムリーに新しいことができるようにしていきたいと考えています。

ー 今後の展望や注力していきたいことはありますか？

基幹事業である、保育士・幼稚園教諭向け転職支援サービス「保育士バンク！」や、宿泊業界専門の就職・転職支援サービス「おもてなしHR」などで、Salesforceに蓄積されている営業データの集計・分析を実践してきました。しかし、データの解釈や、結果をもとにしたアクションにつなげていくにはまだまだ課題があると感じています。
データの可視化にとどまらず、チーム・個人の課題をよりデータ面で深堀りし、次にどのようなアクションをすべきなのかまでフォローできるような体制にするため、営業人材の強化・成長を支援する組織であるセールスイネーブルメントチームと連携を進めています。
この営業データに関しては、ベストプラクティスというものが少なく、データ入力の質に起因してくることが大きいです。データの質が悪いと、正しいアクションに繋がらず、データが利活用できないという悪循環になりがちなので、営業活動にデータを使うことで、「こんな示唆が得られるんだ」という価値を少しでも感じて頂き、日々の業務に活かしていけるようにしたいと考えています。また、営業以外のデータについても、徐々に活用の幅を広げていっており、業務の効率化や新たな施策の検討に役立てていっています。これをさらに拡大していきます。
そしてその先に、AI活用やBI（ビジネスインテリジェンス）による可視化があり、蓄積されたさまざまなデータを用いて次のステージに向かうことができると考えています。

ー 今後、ネクストビートでデータサイエンティストとして働きたいと考えている方へのメッセージをお願いします

今回、データサイエンスの組織が発足したことにより、弊社が「データを活用して新しい価値を創造していく」ということをより明確に打ち出しました。とはいえ、組織としては発展途上ですので、このタイミングでジョインしていただくことで、幅広い経験を積むことが可能です。例えば、難易度の高いAIモデルの開発や情報システム部と連携したデータ発信、ビジネスサイドとデータ活用の議論をしたりと、データアナリティクス、データエンジニアリング、AIを活用したデータサイエンスなど、実践することは非常に多岐にわたるので、少しでも興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。短期間で一緒に成長できる絶好の機会があります。

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