2025年、Amazon Web Services Japan(以下、AWS Japan)が選出する
- 2025 Japan AWS Top Engineers
- 2025 Japan All AWS Certifications Engineers
- 2025 Japan AWS Jr. Champions の3つのタイトルで、当社から14名のエンジニアが見事受賞しました!
この成果を記念し、受賞者の中でも象徴的な2人に話を聞きました!
一人は、開発業務未経験から5年で「AWS Top Engineers」の称号を得た、槇原竜之輔さん。 もう一人は、自衛隊から転身し、入社わずか3か月で「All AWS Certifications Engineers」に輝いた、大宮佑仁さん。
「深さ」を極めたベテランと、「速さ」を体現したキャリアチェンジャー。 バックグラウンドも、キャリアも、成長速度も違う2人が、なぜ同じ場所で、その快挙を成し遂げたのか。
その成長を生み出す『カルチャー』にこそ、Fusicの強さの秘密が隠されています! ぜひご覧ください!
インタビュイー
■事業本部/クラウドエンジニアリング部門 チームリーダー/エンジニア 槇原 竜之輔
大学院卒業後、東京の大手警備会社IT部門でインフラ運用に従事。2020年に開発未経験でFusicへ入社。AWSの専門性を高め、チームリーダーとしても活躍。
- 2025 Japan AWS Top Engineers(Services )
- 2025 Japan All AWS Certifications Engineers
■事業本部/クラウドエンジニアリング部門 エンジニア 大宮 佑仁
高校卒業後、陸上自衛隊のシステム部隊で運用保守を担当。「開発がしたい」という想いを胸に、2025年2月にFusicへ入社。
- 2025 Japan All AWS Certifications Engineers(入社3か月で達成)
※この記事は2025年10月17日時点のものです。
先輩の姿が火をつけた、入社3か月・AWS全冠へのフルコミット
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──まずは大宮さん、Fusicに入社するまでのキャリアを教えてください!
(大宮)
はい。前職では陸上自衛隊のシステム部隊にいました。高校を卒業してそのまま入隊し、そこでの業務は、自衛隊システムの運用保守や監視がメインでした。
──そこから転職を決意されたのは、なぜだったんですか?
(大宮)
ITを学びながら2年ほど勤務する中で、「システム監視・運用も楽しいけれど、やはり自分は何か物を作りたい、開発をしたい」という思いが募ってきたんです。それが転職を決意した直接の理由ですね。
──数ある企業の中で、Fusicとはどう出会ったんでしょう。
(大宮)
きっかけは、友人の知り合いだった転職エージェント会社の社長さんです。何度かご飯に行くうちに信頼できる方だと感じていたのですが、その方が「開発がしたい君に一番おすすめの会社はここだ」と紹介してくれたのが、Fusicでした。
──自衛隊から一般企業へ、しかも未経験の開発領域に飛び込むことに不安はありませんでしたか?
(大宮)
もちろんありました。前職と比較した時、一般企業の「成果を出し続けなければならない」というようなプレッシャーから不安を感じました。 ただ、開発領域への挑戦という点では、転職前からAWSなどの勉強はしていて楽しさを感じていたので、不安よりもワクワク感の方が大きかったですね。
──そして2025年2月に入社され、わずか3か月で「AWS全冠」。これは驚異的なスピードですよね!
(大宮)
ありがとうございます!これは入社してすぐに自分で立てた目標でした。
──なぜ、そこまでの目標を?
(大宮)
チームの先輩方のAWSに関する知識が豊富で、資格を多数保有している方ばかりだったんです。その先輩方の背中を見たり、話を聞いたりする中で、「自分もまず、あそこに追いつきたい」と思い、それを最初の目標に設定したことがきっかけです。
──とはいえ、3か月は尋常ではありません。どうやって時間を捻出し、やり遂げたんでしょうか。
(大宮)
もう、シンプルに「食事と入浴以外の時間をすべてAWS試験に費やす」と心に決めていました(笑)。家に帰ったら即勉強。食事と入浴を1時間で終わらせて、あとは12時までやる、と。余計な時間をすべて削って、目標達成のためにフルコミットしました。 もちろん、前職で培ったネットワークの基礎知識が、学習スピードを速めてくれた面もあります。
──その努力が実を結んだのですね。
(大宮)
はい。努力が報われた感覚があり、素直に嬉しかったですね。ただ、資格を取ったからゴールではなく、これがあくまでスタートライン。これから業務にしっかり活かしていきます。とはいえ、短い期間で目標に向かってフルコミットし、達成できたという「姿勢」は社内でも評価してもらえたと思います。この経験は、自分のエンジニアとしてのキャリアスタートにとって大きな意味を持つと思っています。
「君は AWS Top Engineersを目指してほしい」──5年越しの期待に応え、開発未経験から「専門性」を極めたキャリア
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──続いて槇原さん、前職ではどのようなお仕事を?
(槇原)
私は2018年に大学院を卒業し、東京の大手警備会社のIT部門に所属していました。主な業務は物理サーバーの運用管理や、仮想マシンの構築・運用保守などです。障害が起きれば調査・対応し、開発側から依頼があれば仮想マシンを作ってお渡しする、といった仕事でした。
──槇原さんもインフラ運用がキャリアのスタートだったんですね。
(槇原)
はい。学生時代から情報工学部で学んではいましたが、仕事としてのプログラミング経験はありませんでした。趣味ではプログラミングをやっていて「好きだな」と思っていたのですが、業務ではなかなか携われず…。いつか仕事で開発をやってみたい、という思いは持っていました。
──転職のきっかけは何だったんですか?
(槇原)
一番大きいのは、家の事情で地元(佐賀)の近くに戻る必要が出たことです。元々東京で働いていましたが、九州、できれば福岡で仕事を探そうと。そのタイミングで「開発に挑戦したい」という思いも重なり、転職活動を始めました。
──最終的にFusicを選んだ決め手は?
(槇原)
福岡で数社受け、内定もいただきました。その中でFusicを選んだのは、最終面接での体験が強烈だったからです。 Fusicの最終面接では、多くのエンジニアと直接話す機会があります。 わずか30分ほどの対話でしたが、「この人たち、本当にすごいな」と感じる瞬間の連続でした。 技術力の高さはもちろん、若いメンバーや外国籍の社員が活躍する多様性のある環境にも感銘を受けました。そして何より、当時からクラウド、特にAWSに強みがあるという部分にも惹かれ、入社を決意しました。
──そして入社5年目、2025年に「AWS Top Engineers」と「All AWS Certifications Engineers」をダブル受賞されました。
(槇原)
実は、入社してすぐのタイミングで、直属のリーダーから「君はインフラの経歴もあるし、AWSも勉強しているから、ぜひ AWS Top Engineersを目指してほしい」と言われていたんです。それが5年越しで叶った形なので、素直に嬉しいですね。
──5年という歳月をかけてどう「深さ」を追求されたのでしょうか?
(槇原)
開発未経験で入社したにも関わらず、すぐにバックエンドもフロントエンドも触らせてもらいました。当時はAWSだけでなく色々な技術に触れたかったので、その意思を尊重してもらえたのだと思います。
2〜3年目あたりからAWSのプロジェクトが増え、社内でも「AWSの人」という認知がされてきました。プロジェクトでのリードはもちろん、登壇やブログ執筆といったパブリックな活動も AWS Top Engineersを目指す上では意識しました。
さらにチームリーダーとして中途入社の社員向けのAWS研修資料の作成や、社内勉強会の主催といった取り組みも続けてきました。 そうした活動を経て、自分のキャリアの方向性として「専門性が強まってきたな」と感じています。
挑戦を加速させる「集合知」とリアクションの文化
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──「3か月のスピード」と「5年の深さ」。2人のように、対照的なキャリアがFusicという同じ場所で実現できているのは、なぜなのでしょうか?
(槇原)
まず、制度面で「資格取得支援制度(合格したら試験費用の会社補助あり)」や「書籍購入支援制度(能力向上を目的とした必要な書籍を自由に買える制度)」が整っていて、経済的なハードルを考えずに学習に集中できる環境があるのは大きいですね。
それに、ノウハウの共有が徹底されています。先ほどお話したように私自身も中途入社向けのAWS研修資料を作成しましたが、そうした資料が体系的に蓄積され、誰でも参照できる環境です。さらに「社内ブログ」には資格合格者が「どう勉強したか」という具体的な体験記を共有し、次の挑戦者に知見をつなぐ文化もあります。
(大宮)
ノウハウの共有文化があるのは本当にありがたかったです。AWSの学習中も、チームの先輩方に聞けば知見を快く答えてくれましたし、AWSの技術に限らず、資格試験勉強のノウハウについてもみんな進んで共有してくれました。何もない状態で一人で学習するのとでは、到達できるスピードが全く違ったと思います。
──「文化」について、もう少し具体的に聞かせてもらえますか?
(槇原)
例えば資格に合格しても、たとえ失敗しても、Slackのチャンネルで報告し合うのですが、合格すればみんなが「おめでとう!」と褒めてくれますし、失敗しても「ナイストライ!」と称賛してもらえる。 この「失敗を恐れずにやってみる」ことを応援する文化は、挑戦しやすい雰囲気をつくっていると思います。
(大宮)
「リアクションする文化」も、Fusicの大きな魅力だと感じています。 合格・不合格の報告もそうですが、困ってヘルプを出した時も、何かを言うと誰かが反応してくれる。 自分の活動や困り事、結果に対してリアクションが返ってくることで、組織としての一体感を感じられますし、認められているという安心感もあります。それがそのままモチベーションに繋がっているとも感じますね。
(槇原)
FusicにはSlackのヘルプチャンネルというのがあって、プロジェクトで技術的な問題にぶつかった時、「こういう問題で困っているんですが、知見のある人いませんか?」と投げかけると、大体誰かが回答してくれるんです。 一つのプロジェクトを担当メンバーだけで抱え込むのではなく、「社内全体の集合知」を使って問題解決にあたれる。この環境は非常に心強いですね。
──そもそも、やりたいプロジェクトにはどうやって挑戦するんですか?
(槇原)
営業メンバーが「こういうプロジェクトが来ました」とSlackのパブリックなチャンネルで言うことがあって、それに対して「これやりたいです!」と手を挙げることができます。私自身も最初のころはAWSのプロジェクトに関しては、何か来たら「やります!」と全て手を挙げていたくらいです。それから、メンバーのやりたいことや興味があることをチームリーダーが把握しているので、ちょうど良いプロジェクトがあればアサインすることもあります。
──個人の挑戦を認め、組織全体で後押ししているんですね。
(大宮)
はい。リアクションしてくれる文化、支援制度、共有される知見。そして「手を挙げれば挑戦できる機会」。これらが揃っていたからこそ、私のキャリアのスピードは間違いなく速まったと思います。
(槇原)
大宮さんのように猛烈な勢いで勉強し、活躍している姿は、私たち先輩社員にとっても非常に刺激をもらえます。 大宮さんは「先輩の背中を見て」走り出し、今度はその走る姿が「先輩の刺激」になる。この「熱量が次の熱量を生む循環」こそが、Fusicのカルチャーそのものだと思います。
二人が見据えるAWSキャリアのその先
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── AWSの認定資格の中でも特に難易度の高い資格を取得されたお二人が、次に見据えている目標を教えてください!
(大宮)
資格をすべて取得し、AWSの知識が頭に入った今、現場で使いこなす力を磨く段階だと感じています。まだ、学んだ知識を開発や運用の中で活かすには、経験が足りません。 これからは、 実務を通じて深く理解を積み上げながら、AIなどの特定分野にも力を入れていきたいと考えています。
──槇原さんはいかがですか?
(槇原)
この「 AWS Top Engineers」を継続できるように頑張りたいと思っています。 そのためには、AWSプロジェクトでの技術的なリードはもちろん、社内への知見の共有や教育といった活動にも、引き続き力を入れていく必要があります。自身の技術向上と、社内への共有。その両輪を回し続けていきたいですね。
──最後に、これからAWSの道を本気で極めたいと考えるエンジニアに向けて、メッセージをお願いします!
(槇原)
Fusicは、AWSに限らず「やりたいこと」を主張すれば、最大限それを汲んでやらせてもらえる環境です。自分のやりたいことを明確に発信できれば、希望する技術を深めることが非常にやりやすい。AWSを本気でやりたい、極めたいと思っている方に、ぜひ来ていただけると嬉しいです。
(大宮)
本気でAWSを極めたいエンジニアにとって、Fusicは最高の環境だと思います。先ほどお話ししたリアクションする文化、支援制度、社内で共有される知見。これらを通して得られる「成長のスピード」は、他社と比べても圧倒的に速いのではないかと思います。 最速で成長したいなら、本当におすすめです!
以上、異なる道筋でAWSの頂にたどり着いたお二人のインタビューをお届けしました! Fusicには、あなたの「本気の熱量」を「スピード」と「深さ」に変える土壌があります。
AWSを本気で極めたい方、ぜひ一度お話ししませんか?
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