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《日本橋アドレス家賃10万円》創業から1年半。クラフトバンクの黒歴史を振り返る

家賃10万円のDIYオフィスから移転し、いざ、冷暖房や会議室のある空間へ!

クラフトバンクは2023年3月をもちまして、2021年に入居した築59年のオンボロオフィスを卒業しました。

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今回は旧オフィス「うまラボ」の入居時を知り、今回の移転でも音頭をとったメンバーで集まって、うまラボで過ごしたこれまでの1年半を振り返ってみたいと思います!

登場メンバー

中辻さん | マーケティング(右)
皆を温かく叱咤激励してくれる、姉御肌の元アナウンサー。
海外へ積極的に飛び込んだり、フルマラソン完走などバイタリティに溢れる。

佐藤さん | コーポレート(中央)
アメコミ大好きマーベル女子。映画館はグランドサンシャインシネマ池袋派。
一見おっとり見えるけど、草野球チームに所属するアスリート。

青木さん | フィールドセールス(左)
実家が工務店で、幼い頃から現場を知る。頼れるマッチョ。
落ち込むことがほとんどないという、明るい強メンタルの持ち主。

始まりは、全社一丸で頑張った「畳張り民家のDIY」

旧オフィス「うまラボ」との出会いは?

中辻:最初は韓さんが「いい物件見つけた!」って契約してきちゃったところからだったよね。リモートワークが多いし、コワーキングスペース借りてるからオフィスはいらないよねって言ってたのに。「家賃月10万のオフィス、おもろくね?」って(笑)。

青木:そんな感じでしたよね。「屋上が開放的だから、写真を撮るのにいいんだよ」って言われて行ってみたら、借りた部屋は普通にお風呂とかついてる畳張りのボロ家だったので、「え?」って(笑)。

ここをDIYしてオフィスにしよう!絶対面白いって!」と言われて、当時は分社してすぐで仕事も少なくて時間に余裕があったから、断る理由もなく……。
まあいっか!って感じでフォトグラメトリーという方法で写真から3Dを起こして、残す柱などを確認しながら解体に入ったんです。

(画像:入居当時の物件の全体像と、想定レイアウト)

佐藤:最初は力作業なのでメンズ中心で「今日はこれをここまで壊してください」と器具を渡して、床を剥がしたり壁を壊したりしました。その後では女性メンバーも入って、壁を塗ったりしていって。

中辻:そーそー! 長い棒で天井を塗るのとか、めっちゃ疲れるし難しかったなあ。ペンキ塗りは性格が出て面白かったよね。

青木:2度塗りするから、って言って1回目を雑に塗る人がいるんですけど「ちが〜う! 1度塗り目が大事なんだよぉ!」って喧嘩した記憶(笑)。

中辻:私はホームセンターまで軽トラック走らせて、はじめてのおつかいみたいにメモを握りしめながら、指示された資材を買いに行ったなぁ。

(写真:調達班として木材やペンキを運ぶ中辻さん)

施工管理経験のある人が工程組んでくれて、電気工事士資格を持ってるメンバーが設備を整えてくれて、大工の青木が職長として全員のシフト組みながら指示してくれて……。協力しながら、1ヶ月くらいかけて完成させたよね。

青木:アポがあった日は、終わったらオフィスという名の現場に戻る感じで(笑)。

中辻:初期の設備投資もたったの80万円で、あとは全部貰い物だったんだよね。もらったソファーが大きすぎて階段から入らないからって、クレーンで釣って窓から入れたのも懐かしい(笑)。

(写真:ソファが届いたものの搬入できず、仕方なしにとりあえず屋外でくつろぐメンバー)

佐藤:結果的にはすごく綺麗になったので、達成感もあったし嬉しかったですよね。他のスタートアップでもそうそうできない経験ができたし、思い入れはあります(笑)。

中辻:新しいオフィスをどう呼ぼうかなって話になったとき、コワーキングが「シティラボ」って名前だったから、私が「馬喰町のラボで、うまラボってどうですか?」って言ったら採用されて。それから「うまラボ」の愛称で親しまれてきました。

うまラボではどんなことがありましたか?

中辻:最初は韓さんが頑張ってくれて、なんとか資金集めが終わっただけってタイミングで、どこに向かっていくかわかってないようなフェーズだったし、役割もふわっとしてたよね。

青木:一応、僕たち営業部隊はみんなBizDevでした。今のSaaSサービスの前身となるツールを作ったり。工事の案件を回してた人がいたから、マッチング事業部としてCS部隊もうっすらいたかな。

中辻:事業が立ち上がって、MBO後第一号となるCSメンバーエンジニアが入社して、さらには新卒まで仲間入りして……。初の地方採用もできたし、どんどん仲間が増えたよね。

制度を整える中では創業間もないのに2人の育休メンバーも出てきて、会社としての成長を感じた1年半だったな。

青木:CSチームが本格的に立ち上がったり、セールスの神山さんが新規リード獲得のためにセミナーを始めてくれたり、職人酒場をリニューアル開催したり、大胆な施策を協力して打っていく体制ができてきましたよね。

佐藤:採用に注力するぞ!となってからは半年間で面談数も5倍になって、計19名の新しいメンバーが仲間になってくれました。

新オフィスが徒歩圏内だったから引っ越しはセルフ! 入居から退去まで、ひたすらみんなで力を合わせて乗り切ったフェーズでしたね(笑)。

フルリモート企業だけど、交流の場があることの価値を実感中

新しいオフィスはどうですか?

青木:あったかい! 冷暖房完備のありがたさがいちばん(笑)。

中辻:うまラボだと断熱材が一切なかったから、夏は外の熱が直接来ちゃうし、冬は極寒だしで、みんなコートにマフラーのまま仕事してたもんね〜。
過酷な環境すぎて、観葉植物はめっちゃ枯れたし……(笑)。

佐藤:ほんとに嬉しいです! エレベーターや会議室があるから便利だし。なかった頃には戻れない……。

(写真:うまラボを偲んで、会議室には「UMA」の名前がつけられた)

中辻:会社のフェーズもあるかもしれないけど、ちゃんとした場所があれば人って出社しようと思ってくれるんだなと思いました。みんなリモートがよかったんじゃないんだな〜って。

佐藤:本当に出社率高いですよね。うまラボじゃ入りきらない人数!

青木:週に1度くらいはオフィス行こ、とか、夜飲みにいくからオフィス行こ、って感じ、うまラボでは無かったですもんね(笑)。

中辻:たしかに(笑)。私はなんだか、コロナ前を思い出したよ。前って、もっと口に出してコミュニケーションしてたよなぁって。

青木:しょーもない雑談が増えたり、最近どう?って聞くのが楽になりましたね。何かあったら慰めてもらえるし、変な挙動してたら突っ込んでもらえるし。

佐藤:新しく入った人にとっても、交流の場所があるのはいいなって思います。慣れるまでは対面コミュニケーションできたほうがいいけど、今までは環境良くなかったし、行っても誰もいない状態だったから……。

中辻:転職したのにひとりで仕事するって寂しいしね……。ようやくこうして受け入れられる体制になって、新しい人も出社してくれて、わざわざ飲み会とかを企画しなくても自然にランチに行けていいよね!

佐藤:いい環境になったからこそ、最近では「もっとモニターが欲しい」とか「椅子がイマイチ」だとか、結構要望が出てきていますよね。

青木:たしかに、このクラフトバンクパーカーを作るのに80万かけちゃった(笑)!
「みんな、今までは寒ささえ凌げたらいいって言ってたのに、贅沢病だぞ!」って、韓さんが心配してました(笑)。

中辻:デザインも素材もいいし、大好評だからオッケー!

これからオフィスをどう使っていきたいですか?

中辻:まだまだ殺風景だから、クラフトバンクカラーの深緑の椅子とか、小物とか、収納を増やしていきたい! 小上がりにはマットやクッション、Yogiboなんかを置いて、まったりスペースにしていきたいな。

佐藤:私は、以前やってた映画鑑賞会を復活させたいです。環境の悪さもあって人が集まらなかったので……今度こそ(笑)! あとはイベントもやりたいです。

青木:うまラボではUNO大会とかスマブラ大会とかやりましたね! 楽しかったから、ここでもやりたい。きれいになったし、あったかいし(笑)。人が集まれるところになったので、これからが楽しみです。

佐藤:昨日もゲリラピザパーティーが開催されたりしてるので、メンバー同士の交流が加速するような楽しいイベントをたくさんやっていきます。ぜひ遊びに来てほしいです!

(執筆・撮影:青柳ゆみか)

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