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【代表取締役CEOインタビューvol.1】自分が本気になれるものを見つける難しさと大切さ

WALLMATEグループの創業者であり、当社UBIQSの代表取締役CEOを務める白川巴里(しらかわぱり)。今回のストーリーでは白川のこれまでの生い立ち・自身のキャリアがスタートするまでのお話を伺ってみました。



ーーーーーーーーーーどんな学生時代を過ごしていましたか?

今振り返ってみると学生時代は勉強をしたというよりも、友人とよく遊んでいた記憶があります。
当時の自分は友人とのコミュニケーションの中で様々なものを培ってきたなと思います。

​高校時代は友人と遊ぶことも変わらずしていましたが、アルバイトにも明け暮れてましたね。
何故かと言うと、自分の親の教育方針が結構放任主義で、基本的に学校にかかるお金以外は自分で工面しないといけなかったので、遊ぶこととか物を買う費用は自分でどうにかしていました。だからその時は飲食店、物流、八百屋などいろんなアルバイトをしていたという感じですね。


ーーーーーーーーーー学生生活を終えてからはどのような生活をしていましたか?


19歳の時に、NPO団体の活動の一環で世界一周の旅を経験しました。親が海外志向の強い人で、なんとなく海外のいろんな世界をみなきゃという使命感があり、必死に貯めたアルバイト代を使って旅に出ました。
これまで学生時代は地元のいわゆる村社会の限定的コミュニティの中にある価値観のなかで生きてきました。カッコいいとかイケてるとか、そういう価値観が全て地元の基準で培われていた気がしましたが、この世界一周の旅で自身の価値観が大きく変わったと思います。

船で世界1周するプロジェクトだったので、8割がたは船のなかで過ごす時間が多かったです。
1000人くらい乗客がいて、今まで触れ合うことのないバックグラウンドがある人たちと触れ合って、ダサいとかカッコいいとかの基準がガラッと変わったのが今でも思い出します。出航から3カ月経って帰港する頃には、地元に戻るという事が自分がもとの自分に戻ってしまうという感覚を持ち、戻りたくないと思っていました。



ーーーーーーーーーーなるほど。世界中の様々な人との関わりの中でご自身の価値観にも変化が生まれたんですね。

そうです。その後は今回の世界一周の旅を踏まえてもっと様々なカルチャーや価値観に触れたいと思い、「次はアメリカに行こう」と思い、またお金を貯める日々を始めました。

そして20歳の頃にニューヨークに行って、そこから2年半住んで、「自分探し」をしました。
今後自分が何の仕事をするか、明確に「この仕事をするんだ!」というものがニューヨークに住み始めた当時は無かったけど、自分が本気になれる・自分が面白そうだと思う仕事じゃないと、一生自分の人生を切り売りして生きていくだけの仕事になってしまう感覚があったので、自分が本気でやりたいと思う仕事を探すためにニューヨークに行きました。

そこで現地で不動産という仕事について深く知る機会があり、勉強してみたら実際めちゃくちゃ面白くて、日本に帰ってきました。

アメリカっていろんなものがやっぱり規格外だなと当時感じました。様々な国を何十か国か訪れたけど、観光で訪れるのと、実際にその国その地域に住むのでは得るものが違うと肌で実感し、今振り返ってみるとアメリカに数年住んだことで日本の良いところや悪いところが見えたかなと思います。


ーーーーーーーーーー実際に日本とアメリカの違いだったり、何か衝撃を受けたことはありましたか?

「人を見た目で判断しないということ」

アメリカについて1週間くらいたった時に、通りすがりの人に突然身体をぶつけられた事がありました。その人に「身体がぶつかって眼鏡を落としちゃったから弁償しろ」と言われました。「俺のせいじゃないよ!」と言って抵抗したんだけど、近くに警察がいてトラブルを解決する様に話をしました。

自分は全く悪くなく、ぶつかりに来たのは相手の方で「圧倒的にこの人が悪いだろう」という状況なのにそのポリスは「身体がぶつかって眼鏡を落としてしまったのは君の不注意なんだから、君がいけないね」というまさかの話をされました。それが衝撃的すぎて(笑)。

そのとき相手が諦めて逃げていったから事を収める事ができたけど、下手したら捕まっていました。


ーーーーーーーーーー社長はニューヨークに訪れて「自分が本気になれるものを見つける。そしてそれは不動産業だと実感した」と仰ってましたが、どの様な経緯で自分にとって不動産業が本気になれることなんだと感じましたか?

大前提自分はとてもラッキーだったと思います。今UBIQSではスタッフ全員と半年に一度私と個人面談をしていますが、個人面談をしていて思うけど、自分がやりたいことを見つけたいのに、なかなかそう簡単には見つからない人もいるのも知っています。だから自分はラッキーだと思っています。

質問に対する答えとして、確かにきっかけはニューヨークで生活をしたことだったけど、不動産業というものが、自分が本気になれるものと強く思い始めたのは、不動産業について勉強をし始めたり自分なりに調べたりし始めてからだと思います。


ーーーーーーーーーご自身でも自ら勉強をしたり不動産業について調べる事があったのですね。それらの経験を経てなにか感じたことはありますか?


一つあります。世の中には自分がやりたいと思える事がなかなか見つからない人もいると思いますけど、やりたいと思える事を見つけるには、興味がある事に対して一旦本気でやってみることが大事であるという事です。本気でやってみる事で、それでもやりたいと思えるか、思ったほどやりたいとは思えなかったのか、はたまたやり続けたいと思えるか、それぞれはっきりすると思います。

本気でやらないと自分自身もまだ見えてない世界や知らない事も多くあり、白黒つけれないままずっとグレーの色のままでいてしまう。グレーのままであると「今行っている事は自分にとって本当に合っているのかな」という事がはっきりしない状態だと思うのです。本気でやると白黒付く。万が一「黒=これは自分に合わない」と思った場合でも、「それが自分に合わない」という事が知れた事は人生の財産になると思います。まずは本気で一旦やってみるという事が重要なのではと思います。

本気になることで「ああこれが合うんだ、合わないんだ」という区別ができるけど、中途半端な気持ちでいくと継続しないで辞めてしまうから、本当のことがわからない。

本気で仕事に取り組むことがやりがいとかやりたいということを見つける最短距離だと思います。


ーーーーーーーーーありがとうございます。最後に今仕事探し・会社探しをしている新卒・中途の方それぞれに社長のご経験を踏まえてお伝えしたい事はありますか?

まずは本気でやってみるというのが大事。新卒の方で「どんな仕事が自分には合うのか・やってみたいと思える会社・仕事が見つからない」と言う方の話もよく聞きますが、まずは興味を持った仕事・会社について徹底的に調べる・情報を得るという事が大事だと思います。


今どこかしらの企業に転職を考えている向けにお伝えすると、環境に拘る事が大事だと思います。というのは本気でやっている人とかレベルの高い組織に身を置くと、自分も総じて価値基準が向上すると思うんです。だから、より良いキャリアを目指す方・向上心のある方は、本気のチームとか本気の会社、集団、コミュニティに身を置くということが大切なんじゃないかなと思う。

自分がいくらモチベーション高く仕事に打ち込もうと思っても、周りがなあなあな環境であれば、どうしても引っ張られてしまうと思いますからね。

白川 巴里:1986年生まれ。千葉県出身。趣味は旅行。


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(インタビュアー:山田大貴)

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