株式会社日本教育クリエイト IT人材サービス事業部's job postings
レビューは「指摘される場」じゃない。自分のスキルが一番伸びる“学びのチャンス”だ
コードレビュー、設計レビュー、ドキュメントレビュー……
「間違いを見つけられるのが嫌だ」
「面倒くさい」「時間がかかる」
そんなふうに感じている人も、少なくないかもしれません。
でも本来、レビューは「成長のチャンス」です。
特に、自分のスキルを本気で高めたい人にとっては、最強の教材になり得ます
他人の目は“気づきの宝庫”
ひとりでコードを書いていると、どうしても自分の思考のクセに気づけません。
でもレビューで指摘されると、そこには「他者視点での“気づき”」がある。
- 「その変数名、抽象的すぎて意図が伝わらないね」
- 「この処理、1件ずつループするよりSQLでまとめた方が効率いいかも」
- 「その例外処理、ユーザーにとっての影響は考えた?」
自分では気づかなかった観点をもらえることで、視野が広がり、設計や実装の引き出しが増えていきます
レビューを受けるたびに“再現性のあるスキル”が身につく
「レビューを受けた内容を、次回からちゃんと反映できる人」
これが、本当に成長していく人の共通点です。
たとえば、
- 命名や構造で「読みやすさ」を意識するようになる
- 「他の人もメンテしやすいコードとは?」を考えるようになる
- 無駄な処理や曖昧な仕様に、自分で気づけるようになる
こうした習慣が積み重なることで、
“言われたらできる”から、“自然にできる”スキルへと変化していきます
“レビューできる人”こそ、スキルが高い人
レビューを「受ける」だけでなく、「する側」に回ったとき――
自分の理解の浅さや曖昧さに気づくことがあります。
- 説明しようと思ったら、根拠が曖昧だった
- 指摘したいけど、自分も同じことしてた
- 他人の設計意図を読み取る難しさを感じた
こうした経験は、設計力・言語化力・観察力すべての鍛錬になります。
実はレビューって「読む」「考える」「伝える」のすべてが詰まっていますよね
最後に
レビューは、評価の場でも、ダメ出しの場でもありません。
「成長の場」であり「学びの連鎖が生まれる場所」です。
レビューを通して、
- よりよい設計を考えられるようになった
- コードの読み手を意識するようになった
- チームにとって価値ある動きができるようになった
そんな人を、私はたくさん見てきました。
もし今、レビューに対してネガティブな印象を持っているなら、
少しだけ視点を変えてみてください。
レビューは「あなたのスキルが一番伸びる瞬間」です😊