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《どん底から大復活したホテル》2度の赤字撤退からのコロナ禍最高売上&利益達成!絶対諦めない挑戦者に神様は微笑んだ【しくじり事業に学べ】

みなさんこんにちは、株式会社NSグループCHOの荻野佳奈子です!

2023年が始まりましたね。今年は「飛躍と向上」がキーワードのうさぎ年!新たにどんな景色が見られるだろう、何が始まるだろうと、とてもワクワクしています。今年もNSグループはサービス業のパイオニアとして、攻めの姿勢でお客さまの感動体験を追求していきます!

さて、昨年末12月度オンライン全社員会議では「NSグループヒットランキング2022」を発表しました。今回1位を受賞したのは、伊豆事業部の「家族と楽しむ温泉リゾート アンダの森」です!

受賞発表後、総支配人である中野さんから、これまでの大変な道のりや苦労、積み重ねてきた取り組みについてスピーチしてもらいました。今回はその内容を紹介します。

「オンライン全社員会議って何?」という方はこちらをご覧ください。
オンライン全社員会議で仲間の顔が見える会社に|コロナを逆手に、情報共有・賞賛の場をオンライン化 | 日常のハレの日を届ける事業/ブランド
コロナ禍に陥り、1年以上。コロナによって社員が集まることが難しくなり、多くの企業で情報共有の機会が減少してしまったのではないでしょうか。そのような状況の中、私たちNSグループは「オンライン全社員...
https://www.wantedly.com/companies/company_8257999/post_articles/329936
ヒットランキングについての発表を行われた全社員会議のハイライト動画はこちら。
<目次>
▼「NSグループヒットランキング2022」とは?
▼1位は過去最高売上と営業利益を達成した「アンダの森」
▼転んでも立ち上がり続けた挑戦者たちの成功ストーリー
-2度の赤字撤退を経て挑んだ3度目の正直
-不評の嵐を改善の種にして、お客さまに求められるホテルへ
-ついに、3世代ホテルの地位を確立!
▼まとめ

「NSグループヒットランキング2022」とは?

これを見れば、NSグループのヒットコンテンツが丸わかり!

「NSグループヒットランキング2022」とは、NSグループの各事業部が打ち出したヒットコンテンツのTOP5のことです。一昨年にスタートし、大好評だったため、昨年末第2回目として行いました。

今回は2021年9月~2022年8月までを集計期間として、「売れ行き」、「新規性」、「影響力」という3つの基準で審査を実施。待ちに待った結果を昨年末12月度オンライン全社員会議で発表しました。

1位は過去最高売上と営業利益を達成した「アンダの森」

ここまで苦節の道をたどってきたアンダの森が1位に!

2022年社内版ヒットランキング第1位に輝いたのは、伊豆事業部「家族と楽しむ温泉リゾート アンダの森」です。選出理由は、ずばり過去最高売上と営業利益の達成!!過去最高だったGO TOトラベルの一昨年と比較しても、売上125%&営業利益159%という驚異的な伸びを記録しました。

リニューアルをして5年、子・親・祖父母の3世代ホテルとして「新化・進化・深化・神化」を重ね、開業からの様々な挑戦がついに花開いたと評価されました。

転んでも立ち上がり続けた挑戦者たちの成功ストーリー

総支配人の中野さんが「プロジェクトAM」としてこれまでの取り組みを紹介。

全社員会議での受賞発表後、「アンダの森」総支配人の中野さんにこれまでの苦労や取り組みについて、スピーチをしてもらいました。

2度の赤字撤退を経て挑んだ3度目の正直

オープン当初はなかなかうまく行かず、苦しい時期が続いた。

「アンダの森」のスタートは、2007年12月「バリアン伊豆高原」としてのオープンでした。当時、都市部でバリアンブランドが好調だったため、伊豆でも当然良い結果が期待されていました。

しかし、バリアンの都市型リゾートというコンセプトは、残念ながら伊豆高原というリゾート地には根付かず、1年経たずして撤退を余儀なくされました。

その後、2008年10月に「Anda別邸」としてリニューアルオープン。しかし、本家「アンダリゾート」より低価格に設定したため、利益の出ないオペレーションとなってしまいます。

また、自社他ブランドの顧客を誘導すべく招待券施策も行いましたが、通常利用増加には繋げられず、売上は低調という悪いサイクルにはまっていました。

結果として11年間の営業の中で黒字は3年間のみで、後半は赤字続きとなり、再び方向転換を迫られることになりました。厳しい状況に直面していましたが、それでも当時のメンバーは諦めず、新たなプロジェクトの挑戦に挑むことにしたのです。

不評の嵐を改善の種にして、お客さまに求められるホテルへ

ゲストの声に向き合い、1つ1つ改善を繰り返した。

新たな挑戦とは、子・親・祖父母の全世代が楽しめる3世代ホテルという新たな方向性でした。意気込んで今度こそと準備をして迎えた2018年7月のオープン。しかし、待ち受けていたのは不評の嵐……。

それでも諦めず、ゲストからいただいたご意見に1つ1つ向き合い、改善を繰り返しました。並行して、子どものいるスタッフの目線で、他の場所で受けた良かったサービスを取り入れることも行いました。

ベビーやキッズに人気のコンテンツを整え、親子で一緒にモノ作りを楽しめる「コト体験イベント」も充実させていきました。そのような取り組みを進めていく中で、ゲストがSNSに嬉しいコメントを投稿してくださる機会も増えていきました。

ついに、3世代ホテルの地位を確立!

旅行予約サイトの評価も過去最高を記録!お客様に心からご満足いただき、愛されるホテルに。

好評を博すようになってからは、多くのご家族で泊まっていただけるよう大人数を受け入れる準備も進めました。客室を定員2名から定員5名に改装し、フロントはチェックインが同時にできる数を2組から4組に増やし、レストランのバイキングコーナーを拡大しました。

このような努力が花開いた結果、開業翌年からは黒字に転換し、4期連続で黒字を達成!特に2022年度は、キッズゲストの人数が前年度から3200人以上も増加し、売上・営業利益ともに過去最高を記録しました。

また、外部サイトの口コミ評価もどんどん高まっています。現地でゲストから直接嬉しいお声をいただくことも多くなり、これまで現場がやってきたことは間違いではなかったと、確信できました。

NSグループで大切にしている「新化→進化→深化→神化」を継続した結果、家族連れゲストに愛されるホテルの地位を築くことができたのです。これからも、さらなる顧客満足度向上を目指して、「アンダの森」のメンバーの挑戦は続きます。

まとめ

私も息子と一緒に「アンダの森」に行きましたが、キッズが喜ぶ施設やプログラムがたくさんあり、なかなか帰らせてくれませんでした(笑)。社内メンバーにも福利厚生で足を運んでもらいたいと思える施設になったことを、心から嬉しく思います。

ここに至るまで、本当に大変な道のりだったと思います。それでも、ゲストの声に真摯に向き合い、形にしていったからこそ、今回1位となる結果を生み出せたのではないでしょうか。改めて、おめでとうございます!

このように、NSグループでは様々な事業を展開しながら、各部門の取り組みを知り、良い影響を与え合える環境を大切にしています。「アンダの森」のスピーチから何かヒントを得て、他部門のメンバーにも、新たな挑戦につなげていってもらいたいと思います。

【しくじり事業エピソードその1はこちら】

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私たち株式会社NSグループ(ニュートン・サンザグループ)は、ハニトー®で有名な「カラオケパセラ」、バリ風都市型ホテル「バリアンリゾート」、カプセルホテル「安心お宿」など、幅広いサービスを展開しています。 こんな当社の事業には、大きく2つの特徴があります。 この連載では、そんな失敗をバネに生まれた事業をのエピソードを紹介します。さて、今日の「しくじり事業」は......? ...
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