最速で成長するためには何が必要か?|砂川弘樹
みなさん、こんにちは!ourlyの砂川です。 全社員noteリレー企画、第4弾ということで私のおすすめの本を紹介いたします。 前回はまなてぃーがビジネスパーソンのバイブル「7つの習慣」について書いてくれました。ぜひ読んでみてください。 本日は「成長マインドセット」という本について紹介します。 ...
https://note.com/hiroki_sunagawa/n/n570e6274e76c
※このストーリーは、noteで発信した記事を転載しています。
みなさん、こんにちは!ourlyの砂川です。
全社員noteリレー企画、第4弾ということで私のおすすめの本を紹介いたします。
前回はまなてぃーがビジネスパーソンのバイブル「7つの習慣」について書いてくれました。ぜひ読んでみてください。
「成長」とは何か?
成長を阻害する2つのブレーキ
「悩みブレーキ」
『大きな子どもブレーキ』
成長を促進する2つのアクセル
まとめ:最速で成長するには
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本日は「成長マインドセット」という本について紹介します。
5年前、読書始めたての私が尊敬するビジネスマンの方に紹介してもらった本なのですが、当時の私はとても感銘を受けました。
よく耳にも口にもする「成長」というものについて、中学生でも簡単に分かるように解説してくれていて、かつ本質的だなと感じた本です。
みなさんに一つ質問です。
「成長」ってどういう意味ですか?
いかがでしょうか。
例えば、「出来なかったことが出来るようになること」といった類も正解の一つだと思います。
それぞれの定義があって正解はないです。
私はこの本と出会って5年。成長の定義を聞かれると必ずこう答えます。
「価値観・行動・スキル・成果のアイスバーグをバランスよく大きくすること」
(※これをいきなり言っても伝わらないことが多いので、「価値観の幅を広げること」と回答することもあります)
成長のアイスバーグ
一般的には、「成長」といえば、成果に目を向けられやすいと思います。
しかし、成果というのは見えている部分の氷山の一角でしかなく、成果を支えている土台がある。それをバランスよく大きくすることが大事だと、この本では書かれています。
例えば、ビジョンや信念の有無によって、行動が変わり、最終的に成果に変化をもたらすのは、イメージしてもらいやすいのではないでしょうか。
最速で成長する(=アイスバーグをバランスよく大きくする)ことが理想であると思いますが、そう簡単にはいきません。
なぜなら、成長のスピードを遅くする2つのブレーキが存在するからです。
それは、『悩みブレーキ』と『大きな子どもブレーキ』です。
悩みブレーキは以下のような意味です。
自己成長を妨げる心理的な障害であり、過去の意思決定や悩みに囚われることで前進が阻まれる状態を指します。
めちゃめちゃ端的にいうと、「ビビってる」ってことですね。
対処法は以下の5つだとされています。
1.ブレーキの存在を知る:自分が「悩みブレーキ」を踏んでいることを認識する。
2.ブレーキを踏まない覚悟をする:悩まないと決め、行動に集中する。
3.100%自責で考える:自分の問題を他人や環境のせいにしない。
4.結果は選択できないが、行動は選択できる:結果に囚われず、行動にフォーカスする。
5.関心の輪と影響の輪:コントロールできる範囲に集中する
少々、根性論のようにも感じますね(笑)
大きなこどもブレーキは、要するに自己中心的だったり、プライドが捨てられなかったりすることです。これは自覚することや、多くの他者との関わり合いの中で、いろんな価値観を受け入れられるようになるしかありません。
ブレーキがあるならば、より成長を早くするアクセルがあります。
それは、『自分の理念アクセル』と『正しく強い動機アクセル』です。
言葉の通りなので端折りますが、要するに「自分の確固たる軸や信念を持っていて、自分がモチベートされる領域・場面がわかっている状態」を作ることが大切なのです。
「最速で成長する」というのは、私の解釈としては、以下の要素で構成されています。
これらを愚直にやることが、結果的にアイスバーグをバランスよく大きくし、成果に繋がっているのだと感じます。
特に学生の部活動や社会人の若手のときには、想い・信念よりは行動が求められたり、分かりやすいスキルを手に入れたくなることが多いと思います。
それは仕方がないことではありますが、常に自己理解を深め続けることは大事なんだと思います。(アイスバーグの一番下の土台を大きくするため)
ourlyはよく「人生の目的は何か?」「どう生きたいのか?」「それはなぜか?」と言ったことを問いかけるシーンが多いのですが、常に自己理解を深めさせてくれる環境にいるのだなと、noteを書きながらしみじみ感じておりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。