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C-Suite Insights

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出社回帰 vs リモート継続

弊社は今もフルリモート継続中です。私自身前職時代、COVID-19以前から開始したクチで、今では拠点が山梨ですので、リモートワークの完成形に近いスタイルといっていいかも知れません 一方で世間では【回帰現象】が静かに騒がれています。やれ大手コンサルが回帰したとか、やれ世界最大のプラットフォーマーが週5出社にしたと...

搾取する会社、搾取する社員

「搾取」とは元々、動物の乳や草木、果実の汁などを文字通り「搾り取る」ことです。転じて「中間搾取」「やりがい搾取」などの慣用的な例に見られるように、搾取とは ・他人に帰属すべき権利や利得を不正に侵害したり取得すること ・優越的立場を濫用し他人を使役して不当な利益を得ること ・労働者を必要労働時間以上に働かせそこから...

真摯(しんし)

皆さんは、タイトルにある「真摯(しんし)」という言葉、使いますか? 私はよく、人を見るときの重要な要素にしています 政治家がいう「ご批判は真摯に受け止める」、あれは特に中身がない挨拶文みたいなものです。私の意図は日常のビジネスシーンにおいて誰に対しても根源的にあってほしいという願いがベースになっています 似た...

風ガ吹ケバ桶屋ガ儲カル

タイトルの「風が吹けば桶屋が儲かる(かぜがふけばおけやがもうかる)」とは、ある事象の発生により一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶことの喩え・日本の有名なことわざです ある人はこの因果を「無理やり」だとか「こじつけ」と言い、ある人は「事象Aが引き起こす事象B」等と関連付け、株式等の投資行動に...

教えてくれない先輩

ある会社で営業部に配属されたAさんの話です その会社には、やり手と評される有名な先輩Xがいました。成約高もエリア内つねにトップ Aはある時からこの先輩Xと一緒に仕事をすることになりました。Aはこれを千載一遇のチャンスと歓喜し、先輩Xの何がすごいのか、なぜ高い成約をなし得るのか、どうにかしてその手法を盗んでやろ...

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風ガ吹ケバ桶屋ガ儲カル

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搾取する会社、搾取する社員

「搾取」とは元々、動物の乳や草木、果実の汁などを文字通り「搾り取る」ことです。転じて「中間搾取」「やりがい搾取」などの慣用的な例に見られるように、搾取とは ・他人に帰属すべき権利や利得を不正に侵害したり取得すること ・優越的立場を濫用し他人を使役して不当な利益を得ること ・労働者を必要労働時間以上に働かせそこから...

教えてくれない先輩

ある会社で営業部に配属されたAさんの話です その会社には、やり手と評される有名な先輩Xがいました。成約高もエリア内つねにトップ Aはある時からこの先輩Xと一緒に仕事をすることになりました。Aはこれを千載一遇のチャンスと歓喜し、先輩Xの何がすごいのか、なぜ高い成約をなし得るのか、どうにかしてその手法を盗んでやろ...

結局、最後にたどり着く「あれ」

人を評価する時や面接における採用の基準がどうあるべきかについてよく議論になります 今も多くの企業が「(新卒採用の場合)学生時代に打ち込んだこと」とか「(中途採用の場合)職務経歴」を確認した上で候補者の採用可否を判断する訳ですが、その本来の目的は、AIが台頭したこの近年もまるで変容はしていないのではないでしょうか...

作法

作法(さほう)という言葉があります。もともとは仏教用語にその由来を持つようですが、ビジネスではあまり使われないですよね でも「ビジネスマナー」だったり「礼節をまもる」という言葉で表現されることはよくあると思います この作法っていったい何なのか?を考えた時、どのシーンでも当てはまりそうな意味合いとしては「相手を...

限りある時間

何のために仕事をするのか?というお題を投げかけられることがあります。下記例にあるように、答えはひとそれぞれ。或いは抽象度高く、或いは具体的だったりします ・自分のため ・大切な人のため ・人生をよりよく生きるため ・会社のお客様のため ・自分が生きた証を残すため ・毎日笑って過ごすため ・お金のため ・可処分時...

真摯(しんし)

皆さんは、タイトルにある「真摯(しんし)」という言葉、使いますか? 私はよく、人を見るときの重要な要素にしています 政治家がいう「ご批判は真摯に受け止める」、あれは特に中身がない挨拶文みたいなものです。私の意図は日常のビジネスシーンにおいて誰に対しても根源的にあってほしいという願いがベースになっています 似た...

地頭(JI-ATAMA)

皆さん、「地頭(じあたま)」というWORDを知っていますか?或いは使いますか?または、あなたが所属する組織(会社や団体)で飛び交うことはありますか? 実は、私の特殊且つ偏向的尺度(じぶんで言う!)の1つに「地頭というWORDが日常的に飛び交う組織はロクなものではない」というのがあります。以下にその理由をツラツラ...

出社回帰 vs リモート継続

弊社は今もフルリモート継続中です。私自身前職時代、COVID-19以前から開始したクチで、今では拠点が山梨ですので、リモートワークの完成形に近いスタイルといっていいかも知れません 一方で世間では【回帰現象】が静かに騒がれています。やれ大手コンサルが回帰したとか、やれ世界最大のプラットフォーマーが週5出社にしたと...

ただひたすら前に向かってコトを進める

今の私の職場では起こり得ないことなのですが、下記は世間一般の「会議あるある」の一部です ・社長などの権限者がダラダラと喋る、周りは黙って聞く ・誰かが始めた雑談が冗長的に続く ・課題や問題ではなくひと(人格)批判をする ・定型定例アジェンダによる、単なる報告会 共通して言えるのは、その場にいる人たちがその会議の...

自分より優秀な自分

Don't think, feel(考えるな、感じろ)とはかの有名なブルース・リーの名台詞ですが、私たちフォービスの行動規範は、今年度から「Don't think, move(考えるな、動け)」です 目下、全社員が「自分より優秀な自分」を携えています。いわゆるAIのことです。社員には会社が法人契約したAIライセ...

海と毒薬

最近ふと、この言葉が頭に浮かびました この言葉から、日本国内では、大きく二つの意味合いが想起されるはずです ①「苦肉の策」の意。敵を騙すために自分や味方の不利益を承知で実行するはかりごと ②昭和に発表された、遠藤周作氏の小説タイトル なんで自分の頭によぎったかを考えましたが答えがありません。ただ、少なくとも上...

〇〇の壁

今から約20年ほど前、ある解剖学者による書籍が大ヒットしました。以来「あれこれ論じても仕方がない」「相容れない」といったこと(または人)を皮肉る時に『〇〇の壁』などと形容されたりします ビジネスをやっているといくつもの【壁】に出会います。男女の壁、世代の壁だけでなく、組織の壁、部署の壁等々(※今ちまたで騒がれて...

あらがうのではなく乗る

AIが世界を席巻しています SNS上の広告もグラフィックスも或いは詐欺SMSまでも、一見その真偽真贋が分からなくなるほどに高精度なものが飛んでくるようになりました(苦笑 私が社会人デビューした年に公開された映画『ターミネーター2』では自律自走し始めたAIが人類に刃を剥く近未来が描かれる訳ですが、この構図を予感...

努力してはいけない(後編)

会社にとって最も有害なのは、③「がんばり屋だけど、目標達成できない人」です。 (ここからお話しする内容は、私は一般論と理解していますし、経営や人事評価を論じる場面でもしばしば先人が引用してきましたが、内容がやや過激なこともあり賛否あることを承知しております) タイプ③の人を考察してみます。 ・このタイプは基...

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フォービス経営側の意思をベースに徒然にまとめたものです
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