皆さん、「地頭(じあたま)」というWORDを知っていますか?或いは使いますか?または、あなたが所属する組織(会社や団体)で飛び交うことはありますか?
実は、私の特殊且つ偏向的尺度(じぶんで言う!)の1つに「地頭というWORDが日常的に飛び交う組織はロクなものではない」というのがあります。以下にその理由をツラツラ書きます
・まず意味が曖昧です。そして人によって定義が異なります。その証拠にあなたの友人や同僚に「地頭がよいってどゆこと?」と問うてみて下さい。多くが即答出来ない、あいまいな回答しか出来ない、且つ回答内容が人によってバラバラのはずです
・私の知る限り、公式な辞書に「地頭(じあたま)」としての定義は載っていません。あれだけオーラル(口頭)では飛び交うのに、まるで正式な日本語として認められていないかのようです
・上記「意味が曖昧」と重複しますが、往々にして「素地としてもっているベーシックなもの」「1いえば10を知る的なもの」みたいにボンヤリと評する場面で登場します。どこか、一般的に知識や記憶力などのスコアで競う【学歴社会】へのアンチテーゼ的に使われることが多いです
つまり、本当に言いたいこと、どう評したいのかを言語化できない「地頭の悪い人」が使う表現こそが「地頭いいね!」と言えるのではないでしょうか。【学歴社会】とは対極的にやるなら、コミュニケーション能力や論理的思考力、構造化能力や抽象化能力などと要素分解すればいいのに、なんでこうなるのでしょう
最後に、皆さんに質問です。「あなた、地頭いいね」と言われて嬉しいですか?会社組織のTOP(例えば社長)から言われるのと、直属の上司から言われるのと、同僚または後輩から言われるのとで、全て同じリアクションになりますか?
恐らくこれまた(人によって)バラバラですよね

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