何のために仕事をするのか?というお題を投げかけられることがあります。下記例にあるように、答えはひとそれぞれ。或いは抽象度高く、或いは具体的だったりします
・自分のため
・大切な人のため
・人生をよりよく生きるため
・会社のお客様のため
・自分が生きた証を残すため
・毎日笑って過ごすため
・お金のため
・可処分時間をより充実させるため
・分からない
・考えたこともない
仕事を「時間」でみてみます。仮の話として22歳で社会人デビューし70歳まで働くとします。完全週休2日制、祝祭日は年16日とします。一日の稼働時間は少なくみて8時間(つまり残業無し)とし、睡眠時間は一旦6時間で計算します。結果は
● ビジネスパーソンとして生きる総時間:48年=42万時間(これを100%とします)
└ 仕事時間:9万時間(22%)
└ 仕事以外の時間:33万時間(78%)
└ 睡眠時間:10万時間(25%)
└ 睡眠を除く自由時間:23万時間(53%)
どうでしょうか?週7日あるうちの5日間(つまり週の殆ど)働いている人が多い中「え?仕事時間って、たった22%なの?」という声がきこえてきそうです。また「実数(時間)」と「比率(%)」を見てみると、自由時間のために仕事をする、或いは、仕事時間を充実させるために自由時間を有効に使う、という相関関係も浮かび上がってきそうです
実際問題、仕事や仕事場の人間関係で心身を病む人が数知れません。たかだか22%しか使っていない時間のために。もちろん、仕事またはその重要性をどう定義づけるのかは個人の問題。ていうかそれ以前に、職業的に、エッセンシャルワークとホワイトカラーとでは内容が全く違いますので、単純比較はするべきではないし、まして一律的に評することは避けるべきです
でもやはり、やるからには充実した時間にしたいというのが誰もが抱く自然な願いではないでしょうか
会社のために、お客様のために。そして自分と自分の大切な人のために、一度「時間」に向き合ってみるのも良いかも知れません

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