作法(さほう)という言葉があります。もともとは仏教用語にその由来を持つようですが、ビジネスではあまり使われないですよね
でも「ビジネスマナー」だったり「礼節をまもる」という言葉で表現されることはよくあると思います
この作法っていったい何なのか?を考えた時、どのシーンでも当てはまりそうな意味合いとしては「相手を不快にさせない」ことを【目的】とする最低限の心遣いではないかと思うわけです
ただそうすると「不快になるレベルなんて人それぞれだろ」という突っ込みを覚悟しないといけません。そこに「最低限の」という形容をそえてもなおです。なのでちょっとやっかいではあります
私自身は小さなころ「品のないことをしてはいけません」「人に迷惑をかけないようにしなさい」「モノを丁寧に扱いなさい」と教えられました(昭和よろしく否定語が多め)。どれも上記【目的】を達成するための手段ではありますが、子供にいう言葉にしては「品」というのは随分と抽象的でした
でも今になって思うのは、私にとってビジネスにおける「品」の概念定義はやはりあって、品がないと思った瞬間に、その人、その取引先とは継続が不能になります
今も、新卒入社組の人たちとビジネスマナー等の議論をすることがありますが、ここでその話をツラツラと語るのは「品」がないのでまたの機会とさせて下さい

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