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〇〇の壁

Photo by Kenny Eliason on Unsplash

今から約20年ほど前、ある解剖学者による書籍が大ヒットしました。以来「あれこれ論じても仕方がない」「相容れない」といったこと(または人)を皮肉る時に『〇〇の壁』などと形容されたりします

ビジネスをやっているといくつもの【壁】に出会います。男女の壁、世代の壁だけでなく、組織の壁、部署の壁等々(※今ちまたで騒がれている「〇〇円の壁」はナンセンスなのでここでは対象外とします)。そしてそれらの壁に向き合った際、①それらの壁を壊そうとする人と、②壁は壁と承知し与件の一つに入れて(何なら前提にして)行動する人に大別されます

ビジネスは基本的に「停滞」ではなく「進捗」させてなんぼです。もっと具体的に言えば「売上」あって初めて意味があり、それ以外の動作は全て「コスト」しか生みません。という意味では①より②のタイプの方が生産性は上がります

上記で例示した①のタイプの人を私は評価しない訳ではありませんが、常にこれに軸足を置いている人は往々にしてプロジェクトを「停滞」させ、「進捗」させようとする人の足を引っ張ります。ゆえに基本的には害悪となりがちです

①のタイプよりも「壁」そのものが害悪な訳ですが、こればかりは世の中から消えてなくなることはありません

あなたのまわりで「言っても仕方のないこと(つまり壁議論)」をしているコミュニティ(企業組織だけでなくセッションや会議、プライベートな仲間も含みます)があれば時間の無駄なので、とっとと足を洗うことを強くお勧めします

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