エンジニアから経営者へ!廃業の悔しさを糧に再挑戦。プロダクトの未来を担う想いとキャリア観とは【社員インタビュー#21】
こんにちは!採用担当のまいまいです🐰🌸
今回は7月から執行役員に就任された孔さんをご紹介します!
プロジェクトマネージャーとして数々のプロジェクトを成功に導いてきた孔さんに、これまでの道のりや仕事への想いを熱く語っていただきました!ぜひご覧ください🌱
目次
Profile
Career
ITとの出会いが導いた日本への道
キャリアの始まりと転機
起業家としての経験と学び
更なる挑戦を求めて
採用候補者へのメッセージ
Profile
孔 慶政 -Kou Keisei-
1981年生まれ/中国上海出身
趣味:家族と旅に出ること
好きなこと:未知の領域への挑戦/信頼する仲間と仕事をする時間
誇り:孔子の末裔であること
Career
2008年4月 - 2009年9月
株式会社ハナミへ入社
DTP、サイン、WEBシステムの3つの部署を経験。DTP業務の自動化や通販サイトの構築など、IT技術を活用した業務改善と新規事業立ち上げに貢献。
2009年9月 - 2010年11月
株式会社 C.D.UNITEDへ入社
システム開発・プロジェクトマネージャーとして、大手ホビーメーカー向けシステムの開発を推進。
2010年12月 - 2013年5月
上海清瀬信憩技術有限公司を設立
CEOとして日本企業向けのシステム開発事業を立ち上げ、自身のチームを管理・運営。
複数のモバイルアプリやWEBシステムの企画・開発を統括。
2013年5月 - 2021年9月
株式会社ハナミへ再入社
事業開発統括として、会社の経営から新事業・新商品の企画、社内システムの構築まで幅広く担当。
通販サイトのリニューアルや基幹システムの自社開発などを主導。
2021年10月 - 2023年3月
株式会社アップクロスへ入社
開発部部長として開発部門のマネジメントと案件推進を統括。
ネットスーパーや物流システムなど、複数の大型プロジェクトをPMとして推進。
2023年4月 -
bravesoft株式会社へ入社
PMとして入社したのち3ヶ月後に事業部長に就任。複数の大規模アプリ開発やWEBの開発案件を成功に収める。
北京子会社の代表取締役も務め、2025年7月からは執行役員に就任。
受託事業の本部長も務め、その中の1つの事業部の部長も担当するなど何足もの草鞋を履きながら日々奮闘している。
ITとの出会いが導いた日本への道
まいまい「今日は宜しくお願いします!」
孔さん「ついに私もインタビューされる日が来るとは!楽しみにしていました!宜しくお願いします!」
まいまい「まずは、これまでのキャリアの道のりを聞かせてください!」
孔さん「もちろん!ここに至るまでの道のりは本当に貴重な経験の連続でしたね。」
まいまい「そもそも、なぜ日本に来ることを決断されたんですか?」
孔さん「大学でITを専攻していたのですが、学んでいた内容が少し古いと感じ、新しいことを学びたいという思いがありました。日本、アメリカ、オーストラリアの中でどこに行くか悩んだ結果、日本への留学を決意しました。中国の大学でITを学んだので、同じことを学ぶよりは、今後のことを考えて経済を学ぶ方が良いと思ったため、日本の大学では経済学部に進学しました。卒業してすぐには役に立たなかったものの、今振り返ると基礎や応用などの知識が非常に役立っていると実感しています。経済学部に入って良かったと思っていますし、今後はMBAの取得も視野に入れています。」
まいまい「ITに興味を持ったきっかけは何でしたか?」
孔さん「IT業界に興味を持ったきっかけは、1995年頃、中学校で良い成績を収めて高校の推薦入学が決まったお祝いに、両親からパソコンを買ってもらったことです。当時はまだ家庭用PCが普及していなかったので、とても嬉しかったのを覚えています。インターネットに触れてその面白さに引き込まれ、将来は情報系に進学することを決意しました。高校では独学でプログラミングを学び、大学ではC言語から専門的に学びました。」
キャリアの始まりと転機
まいまい「大学時代にアルバイトはされていましたか?」
孔さん「はい、大学在学中に約2年間、株式会社ハナミで夜勤の仕事をしていました。PCに関わる仕事で、主にデザインや設計などを担当していました。現場からの評価も良く、そのまま入社のお誘いをいただき、新卒でハナミに入社しました。ハナミでは主にデザイン業務に携わっていましたが、もっとシステム開発に深く関わりたいと思い、業務の幅を広げていきました。会社のHPやECサイトの開発にも関わるようになり、iPhoneの普及と共にアプリ開発にも興味を持つようになりました。より開発業務をメインでやりたいという思いから、転職を決意しました。」
まいまい「その後、株式会社C.D.UNITEDにご転職されたのですね。そして、若くして起業されたと伺いました。」
孔さん「はい、C.D.UNITEDでは1〜2年間、開発をメインで担当しました。そして、iPhoneが主流になってきた頃、アプリ専門の会社を作るために29歳で上海清瀬信憩技術有限公司を設立しました。やりたいことが明確にあり、開発スキルにも自信があったので、起業してもやっていけると感じたんです。」
起業家としての経験と学び
まいまい「起業を経験して得られたことは何でしたか?」
孔さん「経営者としての視点が養われましたね。業績を伸ばすことよりも、維持するためにはどうすべきかという課題に日々向き合い、常に考えていました。会社を存続させ、社員を雇用するためには、どんなことでもやるという精神が身につきました。エンジニアとしてキャリアをスタートしましたが、起業後はディレクター、PM、デザイナー、バックオフィス、広報など、すべて一人で始める必要がありました。この経験があったからこそ、どんな課題でも自分が動いて、なんとかできるという自信がついたのだと思います。従業員は8〜9名で、求人媒体から採用まで全て私が行っていました。会社経営は3年半ほど続けました。」
まいまい「苦労も多かったかと思いますが、頑張れた理由は何でしょうか?」
孔さん「一緒に設立したメンバーと一緒に働けたことが楽しかったですね。無事にリリースできた後、みんなで火鍋を食べにいった思い出は今でも鮮明に覚えています。『なんでも好きなものを頼んでね』と言った時の、みんなの笑顔が忘れられません。仲間がいるという心強さが、頑張れた一番の理由です。会社をたたむ決断は苦痛でしたが、リーマンショックの影響で日本向けの販促費の予算が出にくくなり、中国国内のコストが上がる中で、新たなアプリ開発の営業は非常に難易度が高かったんです。当時はまだアプリの将来性も不明確で、なかなか成約が取れませんでした。」
まいまい「孔さんにとって従業員に対する感情や考えはどのようなものですか?」
孔さん「『戦友』ですね。リリース寸前で解決できていない課題に、みんなで徹夜で対応してくれたり、朝お腹が空いたら出前を頼んで一緒に食べたりしました。本当に苦楽を共にした仲間です。」
まいまい「とっても素敵なエピソードですね、、、!その後、ハナミに戻られたのですね。」
孔さん「はい、以前開発したシステムの評価が良かったため、ハナミから声をかけていただきました。会社に案件をいただいていたのですが、『もし会社をたたむのであれば、孔さん個人に依頼したい』というオファーを受けて戻ることを決めました。事業開発統括としてデジタル推進や管理業務、社内基幹システムやECサイトの拡張などを担当しました。8年ほど在籍し、ある程度形になってきたところで、自社だけでなく受託にもチャレンジしたいと思い、転職しました。」
まいまい「アップクロスではどのような業務を担当されたのですか?」
孔さん「開発部部長・マネージャーとして、主に受託案件のPMを担当しました。多くの案件をこなしていく中で、どんどん新しいチャレンジをしていくのが好きだと改めて感じました。もっと挑戦したい、会社を大きくしたり上場できるように、もう一度夢を追いたいと思い、bravesoftへの転職を決めました。」
更なる挑戦を求めて
まいまい「PMというキャリアを選んだ理由は何ですか?」
孔さん「起業経験から、エンジニアだけでなく上流の仕事も経験していたので、自信もあり楽しかったんです。30代後半になってくると、一エンジニアとしてではなく、PMや上流工程で若手を育成していく方が、より価値を出せると感じたからです。それがこれからの自分の仕事の役割だと思いました。」
まいまい「bravesoftに入社された理由やきっかけを教えてください!」
孔さん「Greenでスカウトをいただいたのがきっかけです。まさに自分が追い求めていた環境であり、フェーズでした。リアルでのコミュニケーションを大事にしていてイベントが多く、意思決定のスピード感も速いなど、会社の雰囲気が非常に印象が良かったですね。ありがたいことに何社かオファーをいただきましたが、すべての点でbravesoftとリンクしていたんです。他社だと業務が限定的でしたが、bravesoftではどのポジションでも挑戦できそうで、大きな可能性を感じました。」
まいまい「bravesoftではどのような業務をされていますか?」
孔さん「入社後はまずPMとして業務を開始しました。すると、入社2ヶ月後には事業部長(経営、マネジメント)の打診をいただきました。そのつもりで入社したので、光栄でしたし迷いはありませんでした。現在は、執行役員、受託事業をメインとしているCRH本部の部長、AI推進や新規事業の企画を行なっているR&D室長、北京子会社代表という5つの役職を兼任しています。直接案件に入り、PMや営業セールス、そしてそれぞれの役職のマネジメントを行っています。」
まいまい「めちゃくちゃ肩書きが多いですね!忙しい日々だと思うのですが仕事のやりがいや成長を感じられる瞬間はありますか?」
孔さん「事業部の懇親会にみんなが参加してくれたり、周りのメンバーが積極的に打ち合わせに参加してくれると嬉しいですね。一人ではなく、みんなで闘っている実感が持てた時にやりがいを感じます。メンバーにはどんどん成長してほしいですし、頼られるのも嬉しいので、どんどん頼ってほしいです。全員で支え合えるようなチームビルディングをしていきたいと思っています。そして、どんな状況でも楽しく仕事に取り組めるよう、前向きな意識を持てる環境を創っていきたいです。また、本部長の仕事など、自分自身がまだわかっていないことも多く、みんなとの会話の中で日々多くの学びがあります。それがわかるようになるのも成長を感じる瞬間ですね。」
まいまい「bravesoftにおける今後の目標を聞かせてください!」
孔さん「もっと会社の経営に深く携わっていきたいです。今は現場の仕事が7割、経営やマネジメントが3割ですが、この割合を逆転させたいと考えています。そのために、PJのマネジメントや進行の決断ができるような裁量を、今のメンバーにどんどん渡していきたいので、育成にも力を入れています。」
先日44歳の誕生日を迎えたのですが、事業部のメンバーがサプライズでお祝いしてくれました(感涙)
採用候補者へのメッセージ
まいまい「人生における目標や夢はありますか?」
孔さん「ゼロから何かを創り、上場までを成し遂げたいです。まずはbravesoftを成長させて上場させることで、この夢を叶えたいと思っています。また、この先5〜10年後でも時代に遅れない人材になるため、MBAを取得したいと考えています。」
まいまい「最後に、採用候補者へのメッセージをお願いします!」
孔さん「いわゆるPMの資格もありますが、マニュアル通りにできることだけがPMの役割ではないと思っています。案件を成功させるための条件はお客様の課題ごとに違います。決まったフォーマットの中で仕事をするのではなく、とにかく柔軟に臨機応変に、プロジェクトを成功させる方法を一緒に見つけていくのが楽しいんです。日々新しいことにチャレンジしながら仕事を楽しみ、自己成長を優先していくことを大事に、一緒に成長していきたいです。bravesoftにはその環境がありますし、私がその環境を創っていくので、教科書通りにやるのではなく、変化や挑戦を楽しめる人の応募をお待ちしています!」
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