注目のストーリー
All posts
「経営判断を支える経理」へのアップデート│経理責任者 岩崎桜子がベジクルを選んだ理由
岩崎 桜子ベジクル株式会社 経理責任者紆余曲折あり獣医学部から税理士法人に入社。経理として事業に携わりたいと思い、ランドリー系の会社に入社。一人経理として、一通りの経理業務を経験。2021年ベジクル入社。ベジクル入社に至るまでのキャリア自分の知識やスキルを活かして困っている人を助けられるようになりたい、という思いから、獣医学部に進学しました。しかし、進学後に免疫系の病気を発症し、動物と向き合う仕事が難しくなりました。それでも専門職への道を諦めたくなかったため、胚培養士を目指して研究室に入りました。厳しい研究を続ける中で胚培養士になりたい気持ちは高まる一方、体への負担が大きく持病が悪化して...
流通から生産者を豊かにしたい。それが、実家への恩返しにもなると信じて。取締役岩崎のこれまでとこれから
今回は、2020年にベジクルに入社した取締役の岩崎亘の半生を振り返り、今後の展望を聞いていきます。みかんの専業農家の長男は農家の後継ではなく、起業家の道を選んだ岩崎は静岡県沼津市のみかん専業農家の長男として生まれました。子供の頃は、田舎の、しかも農家の家に生まれたことが嫌だったそうです。長男なので、いずれ家業を継がなくてはいけない身であることは自覚しつつも、絶対に農家にはなりたくありませんでした。一方で、そんな息子の気持ちを知ってか知らずか、両親から農家を継いで欲しいとは一度も言われたことがなかったといいます。そして大学進学とともに念願の上京を果たし、田舎と農業から解放されたはずでした。...
現場がある会社での人事改革│人事責任者 寺田充治がベジクルを選んだ理由
寺田 充治ベジクル株式会社 人事責任者高校卒業後自動車外装部品メーカーに労務・総務として入社。その後エンターテインメント業、飲食業において新卒採用、人事制度設計に従事し、2014年スターティアホールディングス株式会社に入社。人事部シニアマネージャーとして攻めの採用・人材育成に貢献。テモナ株式会社での人事機能立ち上げ経験を経て、2024年ベジクル入社。ベジクル入社に至るまでのキャリアやったらやった分だけ上手くなる、そんなところに魅了され、小学校から野球一筋でした。社会人になっても野球を続けること、それが自分の就職の条件だったこともあり、高校からの野球推薦で日産系の自動車外装部品企業に入...
「10年変わらない昔なじみ」を見て湧きあがった使命感から、業界変革を志す――ベジクル創業と成長の軌跡(後編)
中小企業型からスタートアップ型への経営の転換を行い、第二創業期を迎えているベジクルの創業の経緯と成長の軌跡などをお伝えする本記事。後編では、コロナ禍で大打撃を受けたベジクルが、どのように乗り越えたのか、今後どのような展開を考えているのか、青果流通業界への想いを含めて代表・池田の考えを紹介します。コロナ禍を首の皮1枚で乗り切った新型コロナウイルスの感染拡大は、外食産業に大きな打撃を与えました。ベジクルの売上も、一時は8割減にまで落ち込みました。一部の中食業態やチェーン店に支えられながら、細々と事業を続ける日々。「あの頃は本当に病みそうだった」と池田は当時を振り返ります。池田 メンタルは相当...
リアルビジネスのグロースと向き合う│マーケティング責任者 森下大地がベジクルを選んだ理由
森下大地ベジクル株式会社 マーケティンググループGeneral Manager2008年3月 関西大学中退。住宅リフォームの訪問販売や飲食店の店舗経営などを経験後、2010年4月㈱moobleを設立、取締役に就任。防災アプリケーション等の事業開発、マーケティングに従事。㈱AIVICKにてマーケティング責任者として社食事業、冷凍食品DtoC事業の立ち上げ、グロースに従事。AnyMind Japan㈱マネージャーを経て当社入社。ベジクル入社に至るまでのキャリア野球一筋ピッチャーとしてプロの道も開けるほど野球に没頭する生活を送っていましたが、18歳のときに野球から離れる決意をし、ゲームのフィー...
「ここで日本一になる」 青果流通業界に切り込み、決意した中小企業からスタートアップへの転換――ベジクル創業と成長の軌跡(前編)
ベジクル株式会社は、2024年6月30日、これまでの累計で5.2億円の資金調達を完了したことを発表しました。代表取締役CEOの池田将義が祖父の創業した会社の社名「司企業」を引き継ぐ形で設立してから約15年。現在は中小企業型からスタートアップ型へと経営の舵を切り、第二創業期として成長の真っただ中にあります。今回は、改めて、創業の経緯と成長の軌跡などについてお伝えします。前編では、代表・池田の半生を振り返り、会社立ち上げ背景の解説をしていきます。中卒、一人暮らし、フリーターから始まった池田は中学生時代、学歴を重視する日本社会になじめず、途中からイギリスの中学に転籍し、卒業。その後帰国して、高...
【第二創業する覚悟】ミッション実現のためベンチャー・スタートアップへ変貌したベジクルの沿革
ベジクルは今、第二創業期と言えるような自己変革の真っ只中である。同社の創業は1947年に遡り、現代表の池田の祖父が創業した「日本青果」が源流となる。それを引き継ぐ形で、2009年に池田が司企業(現ベジクル)を起業した。「いつかは日本一の八百屋になって業界を変えたい」という思いを胸に。独立後、力を入れたのはマーケティング。まずターゲットを明確にし、都心の中小・個人飲食店に特化した。そして業界ではいち早くインターネットを活用し、見込み顧客にwebサイトにアクセスしてもらえるよう、広告運用やSEOなどを試行錯誤した。また、車両も広告だと捉え認知されやすいラッピングを施したり、納品する箱も空き箱...