- 採用人事
- 英語コーチング
- フルスタックエンジニア
- Other occupations (36)
- Development
-
Business
- 採用人事
- 事業開発人事
- 27新卒カジュアル面談
- 27新卒次世代CxO候補
- 無形商材×コンサルティング営業
- 事業開発
- フィリピン拠点メンバー
- ロンドン拠点立ち上げ
- マレーシア拠点立ち上げ
- ニュージーランド拠点立ち上げ
- 27新卒早期選考
- 26新卒
- インサイドセールス
- コンサルティング営業
- フィリピン拠点責任者
- オーストラリア拠点立ち上げ
- カナダ拠点立ち上げ
- 海外支社立ち上げ
- Sales/CS/SNS
- 事業開発/セールス
- コンサルタント
- 事業部長
- フィリピン支社立ち上げ
- 事業開発/企画
- バンクーバー拠点メンバー
- Sales/CS
- 留学コンサルタント
- WEBマーケティングインターン
- SNSマーケティング/AI活用
- SNSマーケティング
- SNSマーケター
- デジタルマーケディング
- Other
インタビュー記事をご覧いただきありがとうございます。人事部の竹内です。
今回は新卒でブルードに入社し、現在はフィールドセールスで営業責任者兼、事業企画を務める古木さんに話を聞きます。
入社わずか3・4ヶ月目でMVPを2ヶ月連続受賞(現在も破られていない社内レコード)。
トップセールスとして結果を出しながら、顧客満足度でも社内No.1を獲得しました。新卒2年目はオンボーディング担当としてメンバーの育成を牽引。現在は大規模の営業組織を統括しつつ、事業企画・開発にも踏み込み、現場と経営の間をつなぐ意思決定を日々リードしています。
インターン時代からスタートアップで実力に磨きをかけ、「本当の安定は大手のネームバリューではなく“自分の実力”。だからこそ、1年目から結果で語れる環境に身を置きたかった」——そう語る古木さん。
国立大から大手の“安心ルート”ではなく、スタートアップの現場で本質的な市場価値を上げることを選んだ背景や当時の思いについて探ってみます。
とにかく「泥臭くやり切ること」の重要性を体に叩き込んだ学生インターン時代。
ーー本日はよろしくお願いします!早速ですが、古木さんのルーツについてお伺いしたいです。どんな学生時代を過ごされたんですか?
はい、よろしくお願いします!
私の学生時代をひと言で表すなら、、、うーんそうですね。「バレーボール一筋!」ですね(笑)。小学1年生から高校3年生までの12年間、全てをバレーボールに捧げてました。
小学校ではキャプテンとして全国大会に出場して、中学でも副部長としてチームを牽引して中国大会まで進むことができました。特に中学時代は、全くの無名だったド田舎のチームだったんですけど、自分たちの手で強豪と渡り合えるまで成長させられたんです。どうすればチームが強くなるか、一人ひとりが輝けるかをとにかく考え抜いて、がむしゃらに突き進んだ毎日でした。人生で最も熱中した時間で、私の原点だと思っています!
その後は東京外国語大学に進学しました。国際日本学部で日本語学科を専攻していたのですが、よく「外国語大学なのに日本語?」って驚かれます(笑)。でも、ただ日本語を学ぶのではなく、日本語教育という視点から言語の構造を深く理解したり、国際的な観点から日本経済のあり方を考察したり、個人的にはとても面白い学問だと思っていました。
ただ正直、大学生活にはどこか不完全燃焼な想いもあって…。私の大学2年生からの2年間は、ちょうどコロナ禍に入ってしまったんですね。いろんな人との出会いや新しい挑戦に溢れたキラキラしたキャンパスライフを思い描いていたんですけど、それは叶わずでした(笑)
そんな中、バレーボールに注いだような「熱狂」をぶつける矛先が見つけられないまま、時間だけが過ぎていってーーー周りの友達が大手のインターンやOB/OG訪問をし始める中で、ふと「このままでいいんだろうか?」という焦りがでてきました。
その焦りがあったので、すぐに行動に移しましたね。大学での勉強だけでは物足りない、もっと熱狂できる環境に身を置きたいと思って、あるスタートアップで長期インターンを始めることにしました。
ーーそもそも、なぜ『学生インターン』を始めようと思われたのですか?
「とにかくいい企業に就職したい!」という気持ちが一番でしたね(笑)
そのためには、他の学生と差がつくような「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」を作らなきゃって。
振り返ると、大学生活の2年間がちょうどコロナ禍の真っただ中で…。楽しみにしていた留学にも行けませんでしたし、所属していた部活もほとんど活動がありませんでした。
高校時代のように何かに全力で打ち込む、という機会が全くなくて、自分の中で情熱を注ぐ先がないことに、正直ちょっと辟易としてしまっていたんですよね。
だから、「このままじゃダメだ。もう一度、自分が心の底から熱中できるものを見つけたい」って強く思って。そのための最も良い『手段』として、実践的な経験が積めるインターンを選んだ、という感じです。
ーーそのインターンでは、具体的にどんなことをされていたんですか?
「どうせやるなら、とことん面白いことがしたい。誰もやっていないような、自分もまだ知らないような環境に飛び込んでみよう」って、それだけを決めていました。
それで参加したのが、SNSの運用代行サービスを手掛ける、本当に無名のスタートアップでした。インターン初日、指定された住所に行ってみたら、そこは桜ヶ丘にある普通の一軒家で、「あー、やばい。何か怪しいことに巻き込まれてしまった...」と一瞬後悔しました。(笑)
でもせっかく来たので、興味津々でドアを開けてみると、私と同じくらいの20代の若者が5人いて、パソコンを広げながら何やら楽しそうに話しているんです。
で、よくよく話を聞いてみたら、いきなり「俺たち、時価総額1兆円の会社を創るために集まってるんだよね」って言われて。サイバーエージェントやDeNAより大きい規模ですよ?(笑) しかも、「今日からセールス部署を立ち上げるから、よろしく!」って…。
ビジネスの知識はゼロでしたけど、真剣な目でとんでもない目標を本気で目指している。その熱量だけは、理屈抜きで伝わってきました。
そこからは、本当に泥臭い毎日でした。新しく生み出すサービスについて、日々侃々諤々な議論をして、社長の営業トークを完コピできるまでひたすらロープレとテストを繰り返して、合格したら即、新規開拓。1日に10軒以上、飲食店に飛び込み営業するんです。
気づけば大学の授業のことも忘れるくらい、完全にのめり込んでいましたね(笑)。
ある程度結果が出てくると、今度はインターンのチーフリーダーを任されるようになって。3〜4人の大学生メンバーのマネジメントから、インターン生の採用計画を考えたり、実際に面接を担当したり。本当に色々なことをやらせてもらいました。
人生をかけてゼロからイチを生み出そうとしている社員さんたちの熱を肌で感じながら、在籍中にオフィスも2回移転するほどの急成長を経験しました。
あの感覚は、まさにバレーボールに全てを捧げた高校時代と全く同じ。最高の仲間たちと、もう一度「青春」を過ごしているような、熱狂的な毎日でした(笑)。
ーーその壮絶なインターン経験を経て、一番の学びは何でしたか?何を得られたと感じますか?
一番は、「泥臭くやり切ること」の大変さと、その本当の大切さを、頭じゃなくて体で理解できたことですね。
正直に言うと、インターンを始めた最初の1年間は、めちゃくちゃしんどかったです。本当に、体力的にもメンタル的にも。
だって、まだ誰も知らないサービスを、営業経験ゼロの私みたいな学生が「これは価値があるんです」と伝えて、お金をいただくんですよ。当たり前のことなんですけど、これが想像を越えて難しかったです。
毎日インスタで200件、300件とアポイントの打診をして、それでようやく1日に5〜6件お話を聞いていただけるかどうか。炎天下の日も、凍えるくらい寒い日も、ひたすら足を使ってお店を回って飛び込み営業をして。
もちろん、アポの数や面談数が足りなければ上司にガツンと叱られますし、契約が取れない時期は「テストに合格するまで営業禁止」なんてこともありました。その過程で、心が折れて辞めていくインターン仲間もたくさん見てきましたね(笑)。
でも、私はとにかく”大”がつくほど負けず嫌いなので、意地でも食らいついていくと、ある瞬間から景色がガラッと変わった感覚がありました。
大学生の自分でも、月に700万から1000万円くらいの売上を一人で立てられるようになって、少しずつですけど、「古木さんのおかげだよ」「このサービスに価値がある」とお客様が認めてくださるようになって。
その時実感したことは、「どんなに過酷でも、最後までやり抜けば必ず結果はついてくる」っていう、すごくシンプルな事実でした。解っていても難しいことなんですよね。
この時に身についた、地道に積み上げて、検証して、改善するっていう仕事の習慣と、数字が苦しくて追い込まれた時ほど、もう一度プロセスに立ち返るっていう思考の癖は、今の私の大きな財産になっています。
危機感を持ってスタートアップに飛び込んできた女性上司を見て、「本当の市場価値」に気づいた。
ーー学生時代にスタートアップでインターンをすることの意義は、今振り返って何だと思いますか?
よく言われる「裁量権が大きい」という言葉以上に、本質的な価値が2つあると思っています。一つは「圧倒的な成長スピード」、もう一つは「経営の意思決定を、起業家や経営陣の真横で学べること」ですね。
「裁量権」って、それを“モノ”にできるかは結局自分次第なんです。環境要因だけじゃないんですよね。不確実な環境で、課題に食らいついて、解決できるまで諦めずにやり切れるか。一見、簡単そうに聞こえるんですけど、このPDCAサイクルを学生のうちに、血反吐を吐くくらい回し切ると、本当に、圧倒的な実力がつきます。
大手企業でも一定のPDCAは回せると思いますが、私たちスタートアップの現場は、数分、数時間という単位が会社の生死を分けるような、極限の緊張感の中にあります。この『進化圧』の中で回すPDCAとでは、得られる経験の密度が違うと感じています。成長スピードが桁違いなのは、それが理由です。
そしてもう一つ、何物にも代えがたい財産だと感じているのが、優秀な起業家や経営陣の思想や意思決定のプロセスを、すぐ隣で学べることです。
今の時代、本やネットで情報はいくらでも手に入ります。でも、リアルタイムでマーケットが動いている、その“今”を生きている企業の、ピリつくような現場で、その一瞬一瞬を一緒に体感できるのって、本当に尊いことだと思うんです。
彼らは前職で会社を上場させていたり、上場企業で数千名を管掌していたり、国内でも屈指のスタートアップをゼロから作り上げていたり、ここにいなければ一緒に仕事ができない人たちが真横にいる。この環境を大手で作ることは構造的に難しいと思います。
日々、自分の意思決定が本当に正しいのか、経営者と同じ解像度で課題を捉えられているのか、正直不安なことはあります(笑)。でも、まず決めて、後から辻褄を合わせていく、1年後、数年後の答え合わせで正解にするんだって腹決めして進んでいく。そのリアルなプロセスを見られたことは、本当に大きかったです。
改めて、こういう刺激的な毎日って、やっぱり大手企業ではなかなか味わえないんじゃないかなと思います。これはもう、大手に行くための“踏み台”とか、そういう次元の話じゃなくて。スタートアップでしか得られない『熱狂』や『実力』そのものでした。
ーー「国立大から大手企業」の「エリート街道」から外れることへの不安や、大手と比べた時の給与や福利厚生面への懸念はありませんでしたか?
その質問、すごくよく聞かれます(笑)。
正直に言うと、「不安が全くなかったか」と聞かれれば、多少はありました。私の周りには、新卒でスタートアップに就職する友人が一人もいなかったので。「本当にこの道でいいのかな」って、一瞬だけ頭をよぎることはありましたね。
でも結局、人と同じことをしていては、飛び抜けた成果は出せないと考えていました。世界で活躍しているソフトバンクの孫(正義)さんも、テスラのイーロン・マスクも、明らかに人とは違う人生を覚悟を持って選んでいますよね。彼らのような人たちを見ていると、マジョリティと同じ意思決定をしていたら、当たり前のように自分の人生も平凡なままで終わってしまうこともうっすら感じていました。
だから、短期的な給与や福利厚生の面については完全に割り切りましたね。生涯年収で考えると、20代で本物の実力をつけておく方がよほど稼げるとも考えています。
良くも悪くも、制度がまだ整っていないのがスタートアップです。そこを大手企業と比べて期待するべきではない、と。「自分の市場価値を高め、自分だけの素敵な人生を創る」ためには、それらは重要な要素ではないと考えてました。
20代で圧倒的成長を求めていた私にとって、最高の福利厚生とは、「とにかく伸びているマーケットのど真ん中にいて」、「優秀な経営陣や仲間と一緒に仕事ができること」。この2つが何よりも貴重な福利厚生だと思っています(笑)
ーー大手企業も見ていた中で、最終的にブルードへの入社を決めた理由を教えてください。
はい。私の就活の軸は、最終的に「圧倒的な成長スピード」と「心から熱狂できるか」という2つに絞られました。その答えが、ブルードだったんです。
実は、インターンを経験する前の私は、誰もが知っているような大手企業で働くことこそが自分の価値の証明だと思っていました。でも、その考えが180度変わる、大きな出会いがあって。当時インターンでお世話になっていた、直属の上司だった女性の存在が本当に大きかったですね。
彼女は元々、大手化粧品会社の美容部員だったのですが、「今の“温室”な環境にいても、自分の本当の市場価値は測れない。このままじゃ実力がつかない」という強い危機感を持って、スタートアップに飛び込んできた方でした。ビジネス知識も営業経験もゼロの状態から、凄いスピードでノウハウを吸収し、年収も役職も駆け上がっていく。その姿を隣で見て衝撃を受けました。
「会社の看板が人の価値を決めるんじゃない。本当の価値は、自分自身の実力を高めることなんだ」と。この経験から、私の就活の軸は「圧倒的に成長できる環境か」、そして「そこに、自分が心から熱狂できる事業と仲間がいるか」という、すごくシンプルなものになりました。
私がブルードを選んだのは、ブルードが持つ「視座の高さ」と、「本気でグローバルNo.1を目指せるマーケットと戦略がある」2つの理由が大きかったです。
ブルードのメンバーと話した時、狩りをしている肉食動物のような野生感、圧倒的な熱量、高い視座。「こんなに情熱を持って働いている人たちがいる会社が、本当にあるんだ」と衝撃を受けたんです。
さらに、ロマンだけでなく、算盤もしっかりとある。「グローバルトップ」を裏付ける、巨大なマーケットと秀逸なビジネスモデルを聞いて、「これなら、本当に実現できるかもしれない」と感じワクワクさせられました。
この会社でGRITを一番体現しているのは私。何があっても、最後までやり切る。
ーーブルードに入社されてからのご経歴と、圧倒的な成果を出し続けられている理由を教えてください。
入社してからの2年半は、本当にあっという間でした。
もう2年半経ったんだって感覚です...(笑)。
入社してからはすぐに2ヶ月連続で社内のMVPを受賞させていただきました。確か3,4ヶ月目?だったと思います。半年後には、新人のオンボーディング組織立ち上げを任されました。「新人がどうすれば最速で成果を出せるようになるか」、その仕組み作りからマネジメントまでを1年ほど担当しました。
その後、現在のフィールドセールス部署の責任者になって、約3桁億規模の事業を率いながら、営業全体の企画や開発も担っています。…と、ここまでが全部、入社してたった2年半の出来事なんです。本当に、早いですよね(笑)。
そしてよく「なぜそんなに成果を出し続けられるんですか?」と聞かれるんですけど、答えはすごくシンプルで、とにかくGRITし続けることですね。
ブルードには「GRIT(やり抜く力)」という行動指針があって、社内では、この言葉を一番体現しているのは私だ、という自信があります。
私は常に、「グローバルトップを目指すためには、今、何をすべきか?」という視点から逆算して、仕事と向き合うようにしています。バレーボールという勝負の世界で生きてきたので、「上には上がいる」という事実は、それこそ痛いほど分かっています。私たちが本気で目指している壮大なミッションは、他の人と同じような普通のことをやっていては、絶対に達成できません。
もちろん、仕事は大変ですし、正直しんどいこともたくさんあります。でも、中途半端にやって惰性で負けることのほうが、何倍も悔しいんです。
だから、「自分に与えられた目標や期待には、常に全力でコミットする」。これを自分のポリシーとして、何よりも大事にしています。その姿勢が、自然と結果に繋がっているだけなんだと思います。
それに、私自身、高校時代にイタリアに留学して人生が変わった(ライフチェンジした)原体験があるんです。だから、「もっと多くの人に、あの時と同じような感動を届けたい」という想いは、誰にも負けないつもりです。本気で、世界中の人々のライフチェンジを実現させたいです。
ーー現在入社3年目で、営業組織の責任者になりましたよね。若くして大きな組織を率いる上で、現在進行形で感じている難しさや、意識しているリーダーシップについて教えてください。
ありがとうございます。ですが、正直に言うと、今はもう、たくさん失敗しながら挑戦している真っ最中です。
責任者として向き合っている一番大きな壁は、常に2つの異なる、でも同じくらい重要な課題を同時に解決しなければいけないことなんです。
一つは、事業を前に進めるための「戦略」を描くこと。数十名の組織を常に勝てる方向へ導くための、再現性のある“勝ち筋”を見つけ出し、数字に基づいたロジカルな戦略を立てる。
でも、もう一つは、その戦略を実行してくれる仲間たちの「熱い感情」です。結局、事業を創るのは人ですから。一人ひとりが「この目標、絶対に達成したい」と前向きに取り組めるように、想いを伝え、仕事を託していく。
この、ロジックと感情、戦略と人間という、相反するように見えるもののバランスを取るのが、本当に難しくて……。今まさに、壁にぶつかりながら訓練している最中です。
だからこそ、私がチームの前に立つ時に、絶対に忘れないようにしていることがあります。それは、単なるタスクや“仕事”を渡すのではなく、その仕事の「意味」を伝えることです。
「そもそも、私たちは何のためにこの会社に集まっているんだっけ?」 「この目の前の仕事が、みんな一人ひとりの夢(Will)や、会社の壮大なミッションの実現に、どう繋がっていくのか?」
その繋がりを、全員が腹落ちするまで、納得できるまで、伝え切ること(デリバーすること)。それが、今の私にできる一番大切なリーダーシップだと思って、日々奮闘しています。
ーー今のポジションだと経営陣と近い距離で働く機会も多いと思います。代表や役員と直接仕事をする中で、視座(ものの見方)の変化はありましたか?
はい、経営陣と直接仕事をすることは、私の価値観や人格そのものに大きな影響を与えられたと感じています。特に影響を受けているのはブルードの根幹にある「勝ちへの狂気的な熱量」、そして「執念」とでも言うべき、GRITの文化です。
「結果が出るまで、絶対に改善を止めない。何があっても、最後までやり切る」。いつも自分の中でも極論ですが「諦めなければ必ずいつか成果が出る。夢や目標は逃げない。逃げているのはいつも自分」だと言い聞かせています。
これって言葉にするとすごく単純に聞こえますよね。でも、この言葉の本当の重みと重要性を、理解できている人って、実はそんなに多くないんじゃないかと思うんです。私自身、大きな組織を率いる立場になって、初めてその意味が分かり始めてきた、というのが正直なところです。
経営陣と話していると、今の時代の「安定」というものの考え方が、根本から変わりました。大手企業でさえも、AIがどんどん仕事を奪っていくこの時代に、もはや「絶対的な安定」なんて、誰も保証してくれません。
結局、この弱肉強食のビジネスの世界で最後に生き残るのは、「貪欲に結果が出るまでやり切れる人、自身を変化できる人」。その貪欲さや執念みたいなものは、さすがのAIでも代替されないと思っています(笑)
ーー今の仕事で得られるやりがいや達成感について教えてください。大手では味わえないと感じる部分はどんなところですか?
たくさんありますが、一番は、お客様の「ライフチェンジ」の瞬間に立ち会えることです。
お客様から、「あの時、古木さんが背中を押してくれたおかげで今の自分があります。昔の自分では想像もできなかった環境で、本当にやりたいことに挑戦できています」と、感謝の言葉を直接いただくことがあるんです。その時が、まさに私たちのビジョンが体現され、介在価値を実感できる、何よりやりがいを感じる瞬間ですね。
あとは、チーム全員で掴み取る「事業計画の達成」。これは何回経験しても嬉しいですね。本当に心から感情が爆発する瞬間です。社会人になってからこんなに本気になれる瞬間があることは幸せだと思います。
スタートアップって一見スマートに働いている人が多いイメージですが、チーム全員泥まみれになりながらも匍匐前進で目標に向かって突き進んで計画を達成させる瞬間は毎回感動で涙が出そうになります。
「これでまた一つ、ミッションの実現に近づけた!」と全員で本気になって喜びを分かち合える。この感覚こそ、スタートアップの醍醐味だと思います。
*カナダで海外事業開発を実施中に出会ったお客様との写真
グローバルに80億人の人生を前向きにしたい。だから大手の看板で飾らない"圧倒的"な実力者を目指す。
ーー現在インターン中の学生や「大手志向」が強い学生たちに対して、あえてスタートアップに飛び込む価値や魅力をどのように伝えたいですか?
まず前提として、スタートアップが全てではありません。スタートアップに入って初めて、大手企業が築き上げてきたカルチャーや仕組み、社会的信頼の凄さを理解できる側面もあります。ただ、それらはもう「出来上がっている」ものなんです。
スタートアップの面白さは、同じミッションに共感した仲間たちと、「答えのない問い」を解き続けること。そして、自分たちの手で後から振り返った時に「あれが正解だった」と言えるように、辻褄を合わせていく。このプロセスそのものを、20代で当事者として経験できることです。
その結果、課題解決能力、マネジメント力、営業力といった、これからの長い人生で絶対に必要になるスキルやマインドセットを、トップスピードで身につけることができる。これこそが、本当の意味での「安定」を手に入れることに繋がるんだと、私は思います。
ーーもし古木さんのチームに新卒の後輩が入ってくるとしたら、どんな人と働きたいですか?また、新卒メンバーにはどんな成長や挑戦を期待していますか?
「素直」であること、そして「日本一、世界一の視座で実力をつけたい」という強い成長意欲や『No.1思考』ある方と、一緒に働きたいです。事業を前進させる中で時には泥水を一緒に飲んででも前進する気概がある方です。いい意味で常識ハズレの人と一緒にミッション達成に向けて取り組みたいですね。
スキルや経験は、あるに越したことはないですが極論無くてもいいです。それは入社してからいくらでも身につけられますから。それよりも大事なのは、失敗を恐れずに、結果が出るまで貪欲に挑戦を繰り返せること。とにかく狂気的にミッションに共感してくれる人と働きたいです。
ーー最後に、古木さんご自身の今後の目標やビジョンを教えてください。5年後・10年後にどのようなリーダー、どのようなビジネスパーソンになっていたいですか?
私は「世界80億人の人生を前向きにすること」に全力を尽くしたいです。せっかく一度きりの人生、自分一人にベクトルを向けるのではなく、より多くの人に良い影響を与えられるような人生にしたいですからね。
その目標を達成するためにはまず自分が圧倒的な実力者にならないといけないと常に危機感も持っています。どれだけ視座が高くても、実力がないと何も変えられないですからね。
直近はまずは事業責任者として、国内のtoC事業を圧倒的No.1に導く。そして、海外展開を加速させ、世界中に「ライフチェンジ」の瞬間をたくさん生み出していく。
自分の実力をつけることで、事業が大きくなる。事業が大きくなることで、社会的な影響力も大きくなる。
これからも、会社を通して、より多くの人に介在価値を与えられるような、そんな素敵なビジネスパーソンを目指し続けたいと思います。